コートのシワ防止はたたみ方とスーツケースの入れ方が重要!

寒い場所へ旅行にいく際は、コートを持参することもあるでしょう。

そのとき、多くの方がスーツケースにどうコートを入れるかで悩むそうです。

旅行中はきれいな洋服で楽しみたいでしょうから、コートがシワシワになるのは防ぎたいですよね。

そこでこの記事では、シワになりにくいコートのたたみ方と、スーツケースの入れ方についてお話をしていきます。

万が一、シワができた場合の対処法もご紹介しますので、楽しい旅行にするためにもぜひ参考にしてみてください。

寒い場所へ出かける際に多くの方が悩む「コートのたたみ方」

旅行にいくときは、旅行先がどのような気候であるかを知っておくことは大切です。

住んでいる地域とそこまで変わらなければ問題はないでしょうが、特に海外の場合は国内よりも寒い場合もあります。

そのような場合は、少し厚手の洋服やコートなどを旅行先へ持っていくことになるでしょう。

しかし、いざコートをスーツケースに入れるとき、コートの収納に悩みませんか。

適当に入れてしまえばシワがついてしまうことが考えられ、せっかくの旅行をシワシワのコートで過ごさないためにも、どう入れるか慎重に考えることと思います。

ではどのようなたたみ方だと、コートにシワがつきにくくなるのでしょうか。

次からご説明していきますので、ぜひ参考に見てみてください。

スーツケースに入れてもシワになりにくいコートのたたみ方とは?

寒い場所へ旅行にいく場合、スーツケースにコートを入れることもあるでしょう。

そのとき、スーツケースに荷物をコンパクトに収納できるように、圧縮袋にコートを入れてからスーツケースに入れる方もいます。

しかし圧縮袋を使用した方法ですと、袋からコートを出したときにシワになりやすいので、あまりおすすめはできません。

また、シワにならないよう、ほかの荷物を詰めた最後にコートを入れる方も多いのではないでしょうか。

この入れ方であれば、コートにシワは比較的つかないといわれています。

とはいえ、もっとシワがつきにくいコートのたたみ方もあります。

どのようにするかというと、「コートを丸める」ことです。

コートだけではなくジャケットなども、このたたみ方で入れるとシワがつきにくくなります。

実際にどうたたむかは、次の項でご説明します。

簡単でシワになりにくい!コートのたたみ方

それではスーツケースに入れる際の、コートのたたみ方についてご説明します。

まずは、コートを横方向に半分に折りましょう。

半分に折ったら、端からくるくると丸めていけば完了です。

やってみるとお分かりになると思いますが、何か格別難しいことをするわけではないので、パッキングに慣れていない方でも簡単にできるはずです。

このたたみ方のポイントとしては、ある程度きつく丸めるということです。

きつく丸めることで、ほかの荷物などから何か影響を加えられコートにシワがつく、ということも少なくてすみます。

以上のように、コートを丸めて入れることで、たたんでできやすい折りジワを極力抑えることができます。

たたみ方の次は、スーツケースの入れ方についてです。

たたみ方と同様に大切!スーツケースの入れ方

シワになりにくいたたみ方についてお伝えしましたが、それと共にスーツケースへの入れ方も大切です。

いくらシワになりにくいコートのたたみ方をしても、スーツケースの入れ方によっては意味がなくなってしまうこともあります。

そのため、スーツケースの入れ方にも注意するようにしてください。

ではシワになりにくいコートにするにはどのように入れると良いのでしょうか。

それは、スーツケースの一番下に入れることです。

もしもコートが上のほうにあると、ほかの物を取り出したいときにコートが邪魔になることもありますよね。

邪魔になるだけではなく、取り出すときにコートをどかさなくてはいけませんから、これによってコートにシワがつくことも考えられます。

シワがつくだけでなく状態もあまりよくはなくなってしまいますので、丸めたコートはスーツケースの一番下に入れることをおすすめします。

スーツケースにコートを入れる際のポイント

コートをスーツケースの一番下に入れることで、シワになりにくくすることができますが、ほかにもシワになりにくいポイントがあるのでお伝えします。

それは、スーツケースの一番下にコートを入れる際、周りに洋服などの柔らかいものを入れることです。

硬いものを、丸めたコートのすぐ横に入れてしまえば、コートがダメージを受けてしまう可能性があるのです。

というのも、パッキングが完了すると、その硬いものはほかの荷物からの圧迫などで、どんどんコートに押し付けられていくかもしれません。

そうすればシワだけでなく傷も、コートにできてしまうことが考えられます。

また、激しいダメージを負ってしまえば、コートに穴があく恐れもありますので、硬いものはあまりコートの近くに入れないことをおすすめします。

その代わりに洋服やタオルなどの柔らかいものを、コートの周囲に入れると良いでしょう。

コートのたたみ方と、スーツケースの入れ方についてお話をしてきましたので、次の項では万が一シワになってしまった場合の、コートの対処法についてお話をしていきます。

シワができてしまった場合の対象法

コートのたたみ方とスーツケースの入れ方についてお話ししたあとは、万が一スーツケースから取り出したコートにシワができてしまった場合の対処法についてです。

いくつか方法がありますので、滞在先のホテルで試しやすいものを選んで実践してみてください。

●水でスプレーして乾かす

シワができてしまったコートに霧吹きなどを使って軽く濡らします。

軽く濡らしたコートはハンガーにかけて、自然乾燥させます。

これだけで、コートのある程度のシワを伸ばせるでしょう。

時間がない場合は、濡らしたコートを乾燥機にかけても良いですが、あまりおすすめはできません。

万が一乾燥機からの取り出しが遅れてしまえば、反対にシワになってしまう可能性もあるのです。

また、コートの素材によっては乾燥機にかけることで縮んでしまったり、ダメージを負ったりすることもあります。

きれいなコートに仕上げたいのであれば、自然乾燥がおすすめです。

●バスルームにかけてシワとり

使用した後のバスルームには熱と湿気がありますよね。

その2つがスチームのような効果を発揮するので、バスルームにコートをかけておけば、きれいにシワを伸ばしてくれます。

また、コートをバスルームにかけた状態で、シャワーを浴びても同様の効果を得られるでしょう。

その際は、コートがシャワーの水(お湯)で濡れないように注意してください。

効果をより発揮させるには、一晩バスルームにかけておくと良いそうです。

かけておくだけでシワがとれてしまうので、ほかの方法よりも楽にシワとりができるでしょう。

●ヘアアイロンでシワとり

ヘアアイロンを持参した場合は、こちらの方法も試せるかもしれません。

ヘアアイロンであれば、コートのシワをピンポイントであてられます。

ただし、ヘアアイロンに汚れがあると、コートにダメージを与えることになりかねませんので、注意が必要です。

ダメージを与えることのないよう、ヘアアイロンでコートのシワとりをする前には、アイロン面がヘアケア製品で汚れていないかのチェックをしておくようにしましょう。

たたみ方や対処法などを参考に!シワのないコートで旅行を楽しもう

寒い場所へ旅行にいくとき、スーツケースにコートを入れて持参することも多いかと思います。

その際たたみ方によっては、コートにシワができやすくもなれば、できにくくすることもできます。

この記事ではシワになりにくいコートのたたみ方と、スーツケースの入れ方についてお話ししましたので、旅行にコートを持参する際はぜひ実践してみてください。

万が一シワができた場合もご紹介した対処法を行い、シワのないコートで旅行を楽しみましょう!