地味なパーカーでもワッペンでアレンジすればお洒落に変身!

普段着に部屋着にと様々な活用方法で便利なパーカーですが、いかんせん地味目なものになりがちです。

そんな地味なパーカーでもアレンジを施せば、お洒落アイテムへと大変身してくれます。

そこで役に立ってくれるのがワッペンです。

胸元に、肩口に、ワッペンでワンポイントアクセント!

これだけで印象が随分と変わるのです。

ワッペンを活用して、おしゃれの幅を広げてみましょう。

大人の女性こそワッペンアレンジを!

ワッペンと聞くと、どうしても子供の洋服やカバンに付いているキャラクターのイメージが先行してしまいます。

もちろん、それはそれで愛らしいアイテムですが、実はお洒落な大人の女性にこそ使っていただきたいアイテムでもあるのです。

【オリジナリティ】

手作りで洋服を作られている場合は別ですが、市販の洋服を購入やプレゼントされてきている方がほとんどだと思います。

そうなると、必ずと言っていい程に誰かしらと「服かぶり」の状態が起こるのです。

お洒落で人気なものであれば、その確率はさらに上がってしまいます。

かと言って、誰もが避けるようなものには抵抗がありますよね。

そこで必要になるのがオリジナリティ、そしてそれを簡単に実現するのがワッペンなのです。

【補修も楽しく】

お気に入りの洋服に穴があいてしまうようなことも多々起こります。

もちろん、縫い付ければ修正はできますが、その修正跡に寂しさを感じてしまうような場合にはワッペンが役立ってくれます。

もともとワッペンは、この修正目的(チームや仲間意識の向上もあります)で登場したのですから当然ですよね。

傷めてしまった洋服が、お洒落に楽しく蘇るのもワッペンの魅力です。

これら以外にも、手帳やスマホケースのお洒落など、様々な用途で活用してくれるのがワッペンなのです。

これらを上手に活用してくれるお洒落な女性にこそ、ワッペンは使っていただきたいアイテムです。

例えば、地味になりがちなパーカーはその最たるアイテムですよね。

ワッペンでいかにお洒落に、いかにセンス良くアレンジできるのか、腕の見せどころではないでしょうか。

パーカーにアレンジを施すワッペンの付け方について!

前項でお話をさせていただいたように、ワッペンを使ったお洒落アレンジは、是非とも大人の女性に上手にお使いいただきたいアイテムになります。

古ぼけてきたパーカー、地味目で大人しいパーカーに、ワッペンで素敵なワンポイントアレンジを施してください。

さて、いざワッペンを付けようとする場合に、付ける位置を事前にしっかりと考えなくてはなりません。

一度付けてしまうと、後で「やっぱり違った」となってもやり直すのが大変です。

イメージだけで施すと、実際にワッペンを付けて着用した時にイメージしていたものと異なることがあります。

この事態を防ぐためにも、テープなどで仮止めし、着用した状態で確認することをおすすめします。

また、ワッペンの種類として次のようなタイプがあります。

・裏に糊が付いていてアイロンでプレスして付けるタイプのもの

・裏には何も付いておらず、縫い付け又は布用ボンドなどで付けるタイプのもの

それぞれのタイプの付け方をご紹介いたします。

2つのタイプ別パーカーへのワッペンの付け方!

前項の最後で、パーカーへアレンジを施すワッペンには、その付け方に2種類あるとお伝えしました。

タイプごとのワッペンの付け方をご紹介します。

【アイロンを使ってワッペンを付ける】

こちらのタイプは種類も豊富に販売されています。

ワッペンの裏部分に熱をくわえると溶けだす、特殊な糊が付いているものです。

パーカーにワッペンを付ける位置を決めたら、そこにワッペンを置き、上から当て布をしてアイロンでプレスします。

まずは、5秒程度プレスして確認します。

大丈夫であればもう一度当て布をして、今度はしっかりと20秒から30秒程度アイロンプレスをして、しっかりとくっつけます。

念のため反対のパーカー側からもアイロンプレスを行うとより強固に付けられます。

【裏に糊が付いていないワッペンを付ける】

裏に糊の加工が無い場合には、上記同様のアイロンを使った粘着テープや布用ボンド、さらには縫い付けてワッペンを付けます。

粘着テープは、ワッペンとパーカーを粘着テープで固定してからアイロンでプレスするものです。

布用ボンドは、ワッペンの裏側にボンドを塗り、そのままパーカーに付けたら乾くのを待てば完成です。

縫い付ける場合には、ミシンや手縫いでワッペンに沿って綺麗に縫い付けていきましょう。

丈夫さを考えると、ミシンで縫いつける方法が一番丈夫に仕上がります。

このように縫い付け、それ以外でもアイロンやボンドなどを使って非常に簡単にワッペンを付けることができます。

しかし、縫い付け以外の場合には、経年変化とともに剥がれやすくなりますので、細い部分や先端部分だけでも縫い付けると良いですね。

ワッペンをパーカーに施すワンポイントアレンジ!

さて、実際にパーカーにワッペンを付けるには、どの部分にどのように付けるのが良いのでしょうか。

もちろん、美意識や好みは人それぞれで異なりますので、ここではご参考までにワッペンアレンジ例をご紹介します。

まずは、ワッペンで施すワンポイントアレンジです。

【王道は胸に付けるワンポイント】

こちらは王道中の王道になりますね。

胸部分にアルファベットやキャラクター、エンブレムなどのワッペンを施すことで、これまで大人しかったパーカーが華やかに自己主張をしてくれます。

こちらの場合には、ワッペンが小さくても大きすぎても違和感を覚えてしまいますので、中程度の程よい大きさがおすすめです。

【腕部分に付けるワンポイントでさりげない主張】

こちらは、胸部分に付けたとき程の主張はありませんが、それでも意外性とさりげなさでポイントが高いですね。

肩下(二の腕)部分や、思い切って袖付近に持ってきても面白いです。

こちらは、胸とは異なりワッペンは小さめのものがおすすめです。

小さいものを複数付けて賑やかにしても楽しいですね。

【意外性①後ろの腰部分でさりげなく】

後ろの裾(腰)部分左右一方に、中程度の大きさのワッペンを付けるのも意外性があって楽しいです。

正面では気が付かれませんが、並んで歩いたり横に並んで座った時に、さりげなく目に飛び込んでくる可愛らしさは効果抜群です。

【意外性②フード部分で自分だけが楽しむお洒落】

あまり気付かれない部分、フードの左右どちらかに小さめのワッペンをひっそりと。

自分だけがこっそりと楽しむお洒落ですね。

細かなこだわりにも気付く男性なら、気配り上手な彼氏候補としても良いかもしれませんね。

以上がおすすめのワンポイントワッペンアレンジ例になります。

これ以外にも後ろの腰部分を正面にしたり、ポケット部分など様々なアレンジが考えられます。

ご自分なりのオリジナリティで、唯一無二のパーカーに仕上げてみましょう。

パーカーに施すアレンジ用ワッペンはどこで入手する?

さて、ここまでパーカーにお洒落なワッペンアレンジを施すことをご紹介してまいりましたが、このワッペンはどこでどのように入手するのが良いのでしょうか?

まず、ワッペンは手芸店や専門店、身近なところですと100円均一ショップやユニクロなどで入手できます。

インターネット通販でも非常にクオリティの高いものもありますので、一度調べてみるとよろしいかと思います。

中でも、ワッペン専門店などは特注もできるので、よりオリジナリティ溢れるものが手に入れられます。

また、市販されているものを購入する以外にも、ご自身で手作りする方法や市販されているものに一手間くわえるのも楽しいですね。

【簡単なワッペンの作り方】

お気に入りのキャラクターなどのプリントを切り抜き、土台生地に貼り付ければオリジナルワッペンが簡単に作れます。

土台生地には、接着芯やフェルトを使うと良いでしょう。

接着芯は糊加工されているものであれば、アイロンプリントワッペンが作れます。

フェルトがあると、これ自体にデザインを起こすことも可能ですので便利ですね。

また、市販のワッペンを鮮やかなフェルトを土台生地として貼り付ければ、オリジナルワッペンができます。

このように、簡単一手間でオリジナルワッペンが作れますので、挑戦されてみてはどうでしょう。

アイロンプリントでパーカーアレンジ用オリジナルワッペン!

さて、前述の「パーカーに施すワンポイントアレンジ」の項目で「あれ?」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

後ろの腰部分への施しはあったものの、もっともスペースの広い背中部分はどうするのでしょう。

実は、ジージャンなどの場合には背中部分にワッペンをびっしりと貼り付ける手法もおすすめです。

ただ、パーカーの場合にはあまり向いていません。

また、背中部分に見合うサイズ感のワッペンもなかなか見つけづらいものです。

しかし、パーカーの背中にもワッペンアレンジを施したいような場合には、Tシャツなどに使われる「アイロンプリント」を使うのはいかがでしょう。

【アイロンプリント】

アイロンプリントは、「アイロンプリントシート」と呼ばれる熱転写シートに、パソコンで作った模様や図柄を印刷します。

そして、そのプリントされた図柄などを、アイロンを使って生地に圧着させるものです。

仕組みとしては、シートが台紙と特殊用紙の二重構造になっており、アイロンの熱によって特殊用紙のインクが生地に写るというものです。

パソコンとプリンターがあれば比較的簡単に行えます。

大きさもある程度調整が効きますので、パーカーの背中部分への対応も可能です。

これであれば、向いていなかったパーカーの背中部分へのワッペンアレンジも可能になりそうですね。

ワッペンアレンジでパーカーも気分もリフレッシュ!

今回、パーカーに施すワッペンアレンジをご紹介してまいりました。

パーカーは普段使いから部屋着まで、非常に使い勝手の良いアイテムです。

「でもちょっと地味目な感じが気になる…」そんな時には、ワッペンアレンジがおすすめです。

ワッペンを付けたり、作ったりすると知らず知らずに気分も楽しくなりますよ。

ワッペンアレンジで、地味目なパーカーをリフレッシュさせちゃいましょう!