ジーンズは使い勝手がよいので、普段から愛用する人の多いファッションアイテムのひとつです。
本来ジーンズは丈夫なものですが、長年履いているうちに、徐々にダメージが蓄積されます。
その結果傷んでしまい、穴が開いてしまうこともあります。
そこで、穴や破れが大きくなる前に、自分で補修することをおすすめします。
というのも、少々のダメージなら補修することで、逆にジーンズの魅力を増してくれるからです。
ジーンズが破れた時の補修方法とは
ジーンズが破れそうになっていたり、すっかり破れたりしてしまった場合には、補修をすることでまた履けるようになります。
デニム地以外の素材のパンツでは、補修したものを外で履くのは躊躇してしまうでしょう。
ところがジーンズの場合は、少々ダメージがあったほうが魅力が増したりするものです。
ジーンズの補修で確かな方法は、リペアストアに持ち込むことです。
少々金額はかかりますが、仕上がりのきれいさは流石プロだと感心させられます。
しかし軽い破れやほつれの中には、自分で補修可能なものもあります。
そういったものは自分で補修してみましょう。
自分の手で補修したジーンズには、以前よりも愛着を感じるようになるものです。
長年使用できるジーンズだからこそ、自分の手で補修できればそれがベストです。
ジーンズの補修に必要なものは次の3点です。
・あて布
・糸
・ミシン
これらを用意し、自分で補修してみましょう。
また、ミシンがない場合には手縫いで行うこともできます。
破れが1箇所なら、アップリケを使用するという方法もあります。
補修の手順を覚えて、愛用のジーンズを長く楽しみましょう。
ジーンズの破れを補修する時はミシンがあると便利
ジーンズの補修は、思ったよりも力がいります。
もともとデニム地は丈夫な生地なので、そう簡単には破れません。
その破れにくさが、逆に補修時にはネックになるのです。
もしミシンを所有しているのなら、ミシンを使用するのがベストです。
手縫いでも一応可能ですが、補修した部分に一定の強度がないと、そこからまた穴が開いてしまいかねません。
ミシンがあれば一定の強度、一定の間隔で縫うことができます。
仕上がりの完成度も高いので、ミシンを使用することをおすすめします。
補修で使用するあて布は、履かなくなったジーンズを応用する方法がありますが、接着芯を使用するというやり方もあります。
接着芯とは手作りバッグの裏地などに使われるものですが、ジーンズの補修にピッタリなのです。
破れた個所にこの接着芯をあてがい、上からアイロンをかけて接着します。
そのままでは洗濯時にはがれるので、ふちをミシンで縫い合わせれば完成です。
糸はできるだけジーンズと同系色を使用しましょう。
また、接着芯は厚みがあるので、補修個所が目立つことがあります。
そういった時には、そこにポケットを取りつけると目立たなくなります。
アップリケを使ってジーンズの破れを補修してみよう!
ジーンズの破れを補修する方法として、アップリケを使用するやり方もあります。
アップリケというと、児童向けのアイテムだと思われるかもしれませんが、アイデア次第で大人向けのジーンズにも使えるのです。
男性向けのジーンズなら、アップリケよりもワッペンのほうがよいこともあります。
大手通販サイトには、多種多様なアップリケやワッペンが並べられています。
また、100円均一ショップでも購入することができます。
こういった既製品でもかまいませんし、お気に入りの布切れを流用してもよいでしょう。
ただし、どちらにしてもしっかりと縫い付ける必要があります。
というのは、アイロンを使って接着しても、ジーンズはいろいろな個所が他と接触する履物なので、はがれてしまう可能性があるからです。
アップリケを手縫いする時には、段ボール紙を使ってジーンズの反対側を縫い付けないようにしましょう。
接着芯を使うよりも手軽にできるのがアップリケのメリットです。
通販では和風のアップリケやワッペンなども扱っているので、自分の個性を表現したい場合などに有効です。
ジーンズの破れを手縫いで補修する場合の注意点とは
ジーンズの破れを補修する時、もしもミシンがないのなら手縫いをするしかありません。
デニム地は厚いので、手縫いをするなら針は太いものを使用しましょう。
細い針では折れてしまうことがありますし、力を入れ過ぎて指に刺してしまう危険性もあります。
手縫いで縫った後の強度は、どうしてもミシンよりは劣ってしまいます。
見た目や強度を少しでもミシン縫いに近づけるためには、縫い方に注意する必要があります。
針と共に、糸も少し太めのものを用意します。
縫い方は本返し縫いにするのがおすすめです。
本返し縫いは、ジーンズの裾上げにも使えるので、縫い方を覚えておくと役立ちます。
手縫いをする時には、急がず丁寧に縫い上げるようにしましょう。
適当な縫い方では、見た目がまずよくありませんし、また破れる原因となってしまいます。
デニム地に負けないくらい接着芯にも厚みがあります。
そのため縫う時には力が入るので、指ぬきをしておくとよいでしょう。
少々のほつれなら、接着芯を使わずに縫い合わせることもできます。
何度も同じところが破れるようなら、上からアップリケを縫い付けましょう。
ジーンズの補修の仕方をブログや動画で学ぼう!
ジーンズの破れを補修する場合、手縫いするなら本返し縫いが推奨されます。
縫物が得意なら別ですが、もし本返し縫いの縫い方が分からないのなら、動画を見ることをおすすめします。
動画サイトには、いろいろな縫い方を紹介している動画がたくさんアップされています。
たとえば図で縫い方を説明されていても、縫い方を覚えることは大変です。
その点動画なら、手順通りの縫い方を直接見ることができます。
また、ジーンズを自分で加工、補修し、画像サイトにアップしている人々もたくさんいます。
そういった画像を参考にするのもよいでしょう。
そのようなサイトでは、アップリケの活用方法を知ることもできます。
画像サイトだけではなく、自分なりのジーンズに加工する時にとても役立つものはブログです。
趣味の一環として、ジーンズの加工、補修をテーマにしたブログを立ち上げている人々も数多くいます。
裾上げから始まり、ボタンの付け替えや破れの補修、さらにはダメージ加工まで、興味深い記事を見つけられることでしょう。
また、自分でブログを始めてみるのもおすすめになります。
というのは、同じ趣味を持つ人々との交流を通して、ジーンズをさらに楽しめるようになるからです。
ジーンズの補修をリペアストアに頼むなら
ジーンズの破れをきれいに補修するなら、やはり専門のリペアストアに依頼するのがベストです。
たとえばジーンズの太ももの部分なら、自分でミシンをかけることで補修できます。
しかし中には、プロに任せたほうが無難な個所もあるのです。
特にまたぐらの部分の補修は、素人では難しい部類に入ります。
立体的な裁断になりますし、完成した後の使用感にも差が生じます。
愛用しているジーンズを補修するのですから、違和感のない仕上がりにしたいものです。
ミシンを所有していないなら特に、無理に手縫いをしないでリペアストアに依頼してみましょう。
さて、リペアストアに頼む際に気になるのは補修料金ですが、リペアストアによって幅があります。
HPに料金を明記してあるリペアストアなら、その点安心です。
HPの注意書きをよく確認し、納得できるリペアストアに頼みましょう。
もし補修料金を明記していないなら、ネットで口コミを探してみることをおすすめします。
大事なジーンズなので、できるだけ評判のよいリペアストアを探すのが大事です。
地元に持ち込めるリペアストアがあるなら、そういったお店で直接金額を聞いてみるのもよいでしょう。
破れたジーンズを補修し長く愛用しよう!
軽い色落ち、ほつれ、破れはジーンズの魅力を増してくれることがあります。
とはいえ、あまりにもダメージが大き過ぎると、人前では履けなくなってしまいます。
そうなる前に、ジーンズを補修しましょう。
軽い破れやほつれなら、自分で直すことができます。
アップリケやワッペンを使用し、オリジナルなジーンズに改良する方法もあります。
お気に入りのジーンズを上手に補修し、長く愛用していきましょう。