簡単ヘアアレンジで卒業式を!母娘向けのアレンジをご紹介

女性には、自分を着飾る機会が何度か訪れます。

例えば、成人式や結婚式、大学の卒業式などです。

しかし、自分の結婚式が終わってしまうと着飾る機会が減ってしまい、毎日が同じような恰好になってしまいます。

その中で、自分を着飾る機会があるのが、子どもの入学式や卒業式といった式典です。

今回は、子どもの卒業式や入学式、他にも七五三といった式典にピッタリのお母さんのヘアアレンジをご紹介します。

また、お母さんができる子供向けのヘアアレンジも合わせて確認しましょう。

卒業式での子供のヘア!洋服姿でもヘアアレンジで華やかに

近年、小学生の卒業式で袴姿の女の子が増え、色々と話題になっています。

しかし、これは賛否両論になっています。

可愛いという人もいれば、ただでさえ緊張する卒業式に袴姿は、トイレに行けない、リラックスできない、体調を悪くする子もいると問題にもなっています。

特に、小学生の卒業式に袴姿は華美すぎる、という反対意見が多いようです。

昭和初期の女の子なら日常的に着物を着ていましたので、急に袴姿になってもそれほど窮屈に感じないかもしれません。

また、普段から日舞のお稽古や茶道のお稽古で、着物慣れしている子どもなら大丈夫でしょう。

しかし、普段からTシャツやトレーナー姿で、ブラウスやブレザーさえ着ない今の子どもたちに、急に袴姿はハードルが高いです。

親は着せたい、でも子ども自身は微妙という考えのギャップもあるようです。

確かに着せてもらった瞬間は可愛いし、普段の自分と違って大人びて見えて嬉しいかもしれません。

しかし、時間がたつにつれて、慣れない着物姿は子どもにとってかなりしんどいのではないでしょうか。

本当に袴姿を楽しみたいなら、普段から自分で着物を着れるくらいの準備が必要です。

それなら、洋服でも可愛いヘアアレンジで、子どもを演出してみてはいかがでしょう。

美容院に行かなくても、袴姿でなくても、ヘアスタイルを変えるだけでも気持ちが華やぎます。

ブレザースーツでもおかしくないヘアアレンジで、子どもにいつもとは違う気分を味わってもらうのも良いかもしれません。

特に女の子は、ヘアスタイル一つで気持ちが変わります。

そんなオシャレな女の子のために、お母さんができるヘアアレンジです。

お母さんが子供にする卒業式のヘアアレンジ!手作りヘアアクセサリーはいかが

中学生や高校生は卒業式までがその学校の生徒ですので、校則違反になる髪型はやめてあげましょう。

「立つ鳥跡を濁さず」最後の最後に生活指導の先生からお叱りを受けたら、子どもがかわいそうです。

しかし、小学校や私服の高校は異なります。

美容院に行くことなく、普段とは違うヘアアレンジで卒業式を楽しいものにしてあげてください。

ヘアアクセサリーを利用するなら、子どもと手作りしてみるのはどうでしょうか。

100均で子どもが選んだレースやリボン(2.5~3cm幅)を購入し、8~10cmの長さで3回くらいぐるぐる巻きます。

髪の毛の長さでリボンの大きさは調整しましょう。

髪が長いなら大きいリボンも良いですが、ミディアムヘアなら小さめのリボンが可愛いです。

巻いたリボンの真ん中を糸でぎゅっと縛ります。

残ったリボンを縦半分に細く折り、手芸用ボンドをつけて、糸の上に巻いて隠します。

リボンで上から巻く時に、ピンやゴムを付けるなら一緒に取り付けます。

コームやバレッタは、後からしっかりと手芸用ボンドでリボン全体に留め付けます。

最後に、重なっている部分をきれいに開きます。

自分が選んで一緒に作ったリボンは、子どもにとっても良い思い出になります。

元々手芸が得意、ピーズやレジンのアクセサリー作りが好きというお母さんなら、さらに難しいヘアアクセサリーに挑戦しても良いですね。

お母さんから子供へのヘアアレンジ!卒業式は編み込みで可愛く仕上げよう

ミディアムヘアの女の子なら、脇の髪を編み込んで上で交差してみましょう。

左側、または右側でまとめて、その上をリボンで留めます。

細いリボンなら左右対称に留めても良いですが、小学校の卒業式の場では可愛すぎますので、左右どちらかだけにしましょう。

華やかで可愛いヘアスタイルになります。

編み込んだ髪を上ではなく、後ろで1つに結わくのはよくあります。

しかし、頭上で交差するとちょっとレトロ風になり、いつもと違う気分を味わうことができます。

残った後ろの髪は、ドライヤーなどを使って緩やかに巻いてあげましょう。

少し長めの髪なら、少し変わったツインテールはどうでしょうか。

後ろに向けて、全体にジグザグの編み込みをして、耳の下3cmあたりでツインテールにします。

毛先はドライヤーで全体にゆるくカーブをつけましょう。

少しおくれ毛を出すことで大人っぽいツインテールが出来上がります。

後ろ脇に、ヘアアクセサリーを付けて子どもらしさを演出します。

三つ編みリングヘアも可愛いです。

髪を二つに分け、耳の裏まで編み込みにし、残りをきれいに三つ編みします。

編んだ髪をくるっとリング状にして、リボン付きのゴムでしっかりと結わきます。

こちらもレトロな髪型ですが、他の子どもがやっていないからこそ可愛さが引き立ちます。

自分で上手に三つ編みができる器用な子なら、自分でもできるヘアスタイルです。

お母さんにとって、自分の支度も忙しい卒業式の朝、簡単にできるヘアアレンジのご紹介でした。

卒業式だけでなく、発表会のドレス姿の時にもお勧めです。

急増中!子どもの卒業式に着物姿のお母さん

女性は、結婚を機に振り袖を着ることができなくなります。

女性の中には、結婚式を最後に着物を着る機会がない、という人も多くなっています。

しかしここ数年、世界的に日本の文化に注目が集まり、若い人の間でも着物を着る人が増えてきました。

今の若い女性のお母さん、つまり子どものお祖母ちゃん世代は、結婚する頃がバブル期で着物をもってお嫁入りした、という人も多いですね。

せっかくの着物を着ないまま、タンスの肥やしにしている人もいるのではないでしょうか。

娘である若い女性やお母さん世代がタンスの中で眠っている着物を見つけて、もったいないと機会を見つけては着るようになっているようです。

このような背景から、子どもの入学式や卒業式、七五三で着物を着る若いお母さんの姿を見かけるようになったのでしょう。

着物姿のお母さんは、それだけでも周囲からの注目の的です。

さらに、洋服姿と違うヘアアレンジが楽しめるのが着物です。

いつもは、セミロングの髪を後ろで結わくだけのお母さんも、着物に合わせてアップすることができます。

しかし、着付けはともかく髪まで美容院でお願いしたらもったいないという人もいます。

また、自分で着付けができれば、髪も自分でアレンジしてみたいということもあります。

着物姿の時は、どんなヘアスタイルが良いのでしょうか。

基本を知っておくと、卒業式や入学式だけでなく、色々な着物姿の時に活用できるので覚えてみましょう。

忙しい卒業式の日でも簡単!着物のお母さんのヘアアレンジ

まず、着物姿のヘアアレンジには、大きく分けて2つあります。

1つは長い髪を垂らしたまま、アレンジする方法です。

2つ目は着物姿の定番、髪をアップにする方法です。

長い髪を垂らしたハーフアップは、若い女性にはとても可愛らしい髪型ですね。

しかし、こちらは大学生の卒業式や成人式など、若い年代に向いています。

やはり、お母さん世代ならミディアムヘアでも、夜会巻きなどでアップにしましょう。

髪をアップにさせるためには、いくつかの方法があります。

一番簡単なのが、ネット付きのバレッタを利用する方法です。

少し短めのミディアムヘアでも簡単にアップのヘアアレンジができます。

後ろに髪を束ねて1つに結わき、上からネット付きのバレッタで留めます。

ネットの中に、髪をすべてまとめ入れるだけです。

少し華やかなレースネットのバレッタを用意すると、華やいだ気分にもなります。

髪のボリュームがない時は、中にあんこと呼ばれる人工毛を入れると綺麗に仕上がります。

夜会巻きは少し練習が必要です。

特に髪がサラサラしている人は技術が必要ですが、くせのある人はきれいにまとまります。

髪を後ろ手に束ねて、くるくると巻き上げて専用のコームで留めるだけです。

専用のコームは地味なマットの黒もありますが、せっかくの式典ですので華やかなパール付きや硝子細工付きのものでまとめると、品良く華やかになります。

少し髪が長めな人は、捻じり編みでヘアアレンジしてみます。

まず、脇の髪を後ろで1つに結わきます。

くるりんぱで捻じります。

左の後ろの髪と一緒にして、右手側に捻じりながら留めます。

残った右手側の髪も捻じりながら左手に持っていき留めます。

後ろに残った襟足の部分の髪をピンで留めます。

そのままなら、落ち着いた髪型になり冠婚葬祭などでも活用できます。

子どもの入学式や卒業式などの華やかな機会なら、留めるUピンを小花付きやパール付きのものにしましょう。

全体に華やかさが出てきます。

ここで気を付けなければならないのは、いくら着物を着て嬉しくても、成人式や自分自身の卒業式の時のような大きな花は使わないでください。

あくまでも、主役は子どもです。

お母さんは控えめで、上品なイメージのヘアアレンジをしましょう。

卒業式のお母さんの簡単ヘアアレンジ!洋服向けアレンジは?

先に着物のヘアアレンジをご紹介しましたが、最近の着物のヘアスタイルはスーツやワンピースでもおかしくありません。

付けるヘアアクセサリーを変えたり、アップした髪を少し緩めにするだけでパーティーアレンジにもなります。

着物の場合はピッタリとキレイになでつける夜会巻きも、洋服姿ならおくれ毛を出して少しルーズなイメージにしてみましょう。

また、着物姿ではちょっと可愛すぎる髪を下に垂らすヘアスタイルも、スーツやワンピースならおかしくありません。

セミロングなら右側の髪を編み込みにして、左側に流し残りの髪とまとめて結わきくるりんぱする髪型も良いです。

子ども用に作ったリボンの残りでシュシュを作り、結わいた毛先を留めるとおそろいになり、仲良し母娘の出来上がりです。

とにかく忙しい卒業式の朝です。

成人式や自分自身の卒業式ならともかく、自分の支度だけに時間を取るわけにはいきません。

できるだけ時間をかけず、簡単でも素敵なヘアアレンジをしてみましょう。

忙しい人でも簡単!お母さんができる卒業式のヘアアレンジ

卒業式の忙しい朝でもできる、お母さんのヘアアレンジと子どものヘアアレンジのご紹介でした。

すでに卒業式や入学式が終わってしばらく式典がないという人でも、仕事先の歓送迎会や子どもの発表会にも使えます。

美容院へ行くことなく自分でヘアアレンジができたら、お金の節約と時短もできて一石二鳥です。

ぜひ、覚えて色々な場で活用してみましょう。