セーターが縮むのはなぜ?元の形に直す方法と縮まない洗い方

冬のファッションを楽しむには、セーターは欠かせないアイテムですね。

もしかしたらセーターの洗い方に頭を悩ませていませんか。

お家で洗濯をして、セーターが縮んでしまった経験をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

縮んだセーターでは、おしゃれに着こなすことも難しくなってしまいますね。

この記事では、セーターが縮む原因を探り、縮んだセーターを直す方法などをご紹介します。

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縮むことは避けたい!素材の特徴を知ろう

「セーターを洗濯したら縮んでしまった」という話はよく耳にします。

水洗いができないセーターはクリーニング店へ依頼して、ドライクリーニングをしてもらうのが原則です。

一方、水洗いが可能な素材であれば、できるだけお家で洗いたいという方も多いのではないでしょうか。

しかし、その場合、縮むことだけは避けたいものです。

セーターが縮む原因を探る前に、セーターの素材別の特徴を知るためにメリットとデメリットを見ていきましょう。

※●はメリット、▲はデメリットです。

《ウール》

●保温と伸縮性が高い・型崩れがしにくい・吸湿性がある

▲縮みやすい・水に弱い・毛玉になりやすい

《綿》

●肌触りが良い・保温性が高い・吸湿性がある

▲縮みやすい・毛羽立ちやすい

《アクリル》

●肌触りが良い・保温性がある・縮みにくい・軽い

▲吸水性と保温性が低い・静電気が起きやすい・毛玉になりやすい

《カシミヤ》

●肌触りが良い・保温と保湿性が高い・軽い・高級感がある・型崩れしにくい

▲虫が付きやすい・水に弱い

《アンゴラ》

●保温と吸湿性が高い・肌触りが良い

▲虫が付きやすい

《アルパカ》

●保温と伸縮性が高い・軽い・毛玉ができにくい

▲縮みやすい

このように、セーターの素材によってそれぞれ特徴が違います。

中でも、《ウール》《綿》《アルパカ》は縮みやすく、《ウール》《カシミヤ》は水に弱いために注意が必要です。

次項では、セーターが縮む原因についてお話しします。

また、一度縮んでしまったセーターは元の形に直すことはできるのでしょうか。

セーターを洗うとなぜ縮む?直す方法はある?

セーターの素材による特徴が分かったところで、縮む原因について探っていきましょう。

セーターが縮むのは、繊維が洗剤や水に触れて絡み合うことが原因となっています。

前項でも縮みやすい素材として挙がった《ウール》《綿》《アルパカ》、そして水に弱い素材として挙がった《ウール》《カシミヤ》は特に注意が必要です。

デリケートな繊維は、洗剤を使って洗うことで必要な油分まで取り除かれてゴワゴワになってしまいます。

さらに、水を含むと繊維が広がり、独立していた繊維がほかの繊維と絡み合うことでギュッとまとまり、全体が縮んでしまう結果となるのです。

お気に入りのセーターが縮んで、ひとまわりもふたまわりも小さいサイズになってしまったら、おしゃれに着こなすことはできなくなってしまいますね。

縮んだセーターを前にしたらがっかりしてしまいますが、安心してください。

縮んだセーターを元の形に直す方法がありますよ。

「スチームアイロン」で簡単!縮んだセーターを直す方法

セーターが縮むとがっかりしてしまいますが、元の形に直す方法があるので安心してください。

繊維同士の絡まりが原因となっているので、それらの繊維をほどいてあげれば良いのです。

ここでは、「スチームアイロン」を使った方法をご紹介します。

縮んだセーターには、アイロンのスチーム機能を使えば、蒸気の熱で簡単に元の形に戻すことができます。

それでは、手順をご説明します。

①アイロン台にセータ-を広げる

②アイロンを浮かした状態でセーターにスチームを当てる

③セーターを上下左右に少しずつ手で伸ばす

④再びスチームを当て、手で伸ばすを繰り返す

このような方法を行えば、セータ-全体を元のサイズに戻すことができます。

もし、お持ちのアイロンにスチーム機能がない場合は、霧吹きを使ってセーターを湿らせてからアイロンを当てる方法で行ってみてください。

そのときには、必ずあて布をしてセーターの生地を傷めないよう注意してくださいね。

縮んだセーターを直すには「コンディショナー」が効果的!

縮んだセーターを元の形に直す方法はもう一つあります。

ここでは、髪の毛に使う「コンディショナー」を使った方法をご紹介します。

トリートメントに含まれる「アモジメチコン」という成分が、ゴワゴワになった繊維を元に戻す効果を発揮してくれますよ。

そのため、トリートメントに「アモジメチコン」という成分が含まれているか必ず確認してから行ってください。

それでは、手順をご説明します。

①洗面器にワンプッシュ分のコンディショナーを入れる

②40度程度のお湯を入れ、コンディショナーを溶かす

③セーターを畳んだ状態で、コンディショナー液がたっぷり染み込むように洗面器に浸す

④すぐに取り出し、軽く絞りタオルで水気をとる

⑤濡れた状態で少しずつ伸ばしながら形を整える

⑥元の形に直したら、平干しで乾かす

この方法は特に、《ウール》《カシミヤ》《アンゴラ》などの動物の毛の素材に効果が期待できます。

次項では、縮むことが避けられるセーターの洗い方についてお話しします。

セーターが縮むことは避けたい!正しい洗い方

縮んだセーターを元の形に直す方法はお分かりいただけましたでしょうか。

そもそも、セーターが縮んだということは、洗濯の方法に何かしらの問題があったのかもしれません。

セーターはデリケートな素材なので、基本的にはおしゃれ着用の洗剤で手洗いするようにしましょう。

お家でセーターを手洗いするときの手順をご説明します。

①水を張った洗面器におしゃれ着用の洗剤を溶かす

②セーターを洗濯ネットに入れて浸す

③手のひらで汚れを押し出し、水を入れ替えて2~3回すすぐ

④洗濯機の脱水に1分ほどかける

⑤平干しで乾かす

この方法で手洗いをすれば、セーターが縮むことを避けられるでしょう。

また、セーターの型崩れなどを防ぐには、セーターの干し方にも工夫が必要です。

次項で詳しくお話しします。

セーターの伸び・型崩れも防ぎたい!正しい干し方

セーターが縮むことを防ぐには、正しい方法で手洗いする必要があります。

また、縮んでしまったセーターの形を直す際の干し方や、洗った後の干し方も重要になります。

干し方によって、伸びや型崩れといったセーターの形状に大きな差が表れるので、正しい方法での干し方をマスターしましょう。

セーターの場合、「平干し」をするのが一般的です。

「平干し」とは、字の通り「平らなものの上にセーターを干す」方法です。

普段の洗濯物はハンガーなどに掛けて「吊り干し」するのが一般的ですが、湿ったセーターを吊り干ししてしまうと、重さで伸びてしまう上に、型崩れの原因になります。

そこで、負担を分散した状態で乾かせる「平干し」が理想的なのです。

100円ショップやホームセンターなどでは、「平干しネット」という商品が販売されています。

物干し竿などに吊るして平干しできるもので、メッシュ素材で通気性が良く乾きやすいのが特徴です。

セーターの洗濯が終わったら、シワを伸ばし形を整えて、ネットの上に置くだけです。

平干しネットのサイズによっては、袖を少し折りたたんだりしても問題ありません。

そして、セーターへのダメージを減らすため、風通しの良い場所で陰干しをすることがおすすめです。

セーターの洗い方をマスターすれば冬のファッションが楽しめる!

縮んでしまったセーターも、正しい方法でケアすれば本来の形に戻すことができます。

「お気に入りのセーターだったのにもう着れない!」と諦める前に、ぜひ試してみてください。

また、縮みを予防するためにも正しい洗い方・干し方もマスターしましょう。

お気に入りのセーターを大切に長持ちさせて冬のファッションを楽しんでください。