シャツをおしゃれに着こなし!メンズはどう着こなせば良い?

メンズコーデの定番アイテムの1つにシャツが挙げられます。

そんなシャツでコーデしようとしたとき、「おしゃれに決まらないなぁ」なんて思ったことはありませんか?

今回はそんなメンズに向けて、シャツをおしゃれに着こなしするポイントをお伝えしていきます。

ぜひ参考にしていただき、おしゃれなシャツコーデを楽しみましょう。

意外と多い!メンズシャツの種類

メンズシャツと一口にいっても、その種類はさまざまです。

街中でシャツを着ている男性をよく見かけるかと思いますが、全員が同じシャツを着ているわけではありませんよね。

無地のシャツを着ている方もいれば、チェックやドット柄のシャツを着ている方もいることでしょう。

どんなシャツを着るかでコーデの印象も違いますから、おしゃれな着こなしの前に、シャツの種類を把握しておくと良いかもしれません。

まず、シャツは大きく「ドレスシャツ」と「カジュアルシャツ」に分けられます。

私服でよく使われるのはカジュアルシャツで、以下のものが代表例です。

・デニムシャツ
・オックスフォードシャツ
・ミリタリーシャツ
・チェックシャツ
・ネルシャツ
・リネンシャツ

きれいめなコーデにしたい方でしたら、白やストライプ柄などのドレスシャツがおすすめです。

それぞれ襟の形もさまざまで、襟がどのような形かでもコーデの印象が変化します。

一般的な襟の形は「レギュラーカラー」といい、ほかにも下記のような襟の形があります。

・ワイドスプレッドカラー
・ホリゾンタルカラー
・ボタンダウンカラー
・オープンカラー
・スタンドカラー
・ウィングカラー
・イタリアンカラー
・クレリック
・ラウンドカラー
・ドゥエボットーニカラー

あわせやすいのはボタンダウンカラー、スマートな着こなしにしたい場合はイタリアンカラーがおすすめです。

襟の形のほか、色やデザイン、素材、織り方などの種類もありますから、カジュアルシャツだけでもたくさんの種類があることがおわかりいただけるかと思います。

シャツをおしゃれに着こなすうえで欠かせない「サイズ感」

メンズシャツの種類についてお伝えしましたので、次は着こなしについてです。

ただ、着こなしについて云々お伝えする前に、欠かせないポイントがあります。

それは、シャツの「サイズ感」です。

サイズ感に注意しないと、おしゃれに見えるはずのコーデも野暮ったく見えてしまうこともあります。

そのため、シャツを選ぶときにはジャストサイズのものを選ぶことが大切です。

特に「肩幅」と「着丈」には注意しましょう。

肩幅は程よくぴったりとした細身タイプのものが良いですね。

大きすぎるサイズ感のものを選んでしまうと、だらしない印象になってしまうので注意してください。

また、着丈は長くても股下の中央くらいまでの長さを選ぶようにしましょう。

短すぎても微妙なコーデになってしまうので、ベルトが隠れるウエストの少し下あたりがベターといえます。

肩幅と着丈、2つのポイントを意識して、自分の体型にあったシャツを選んでくださいね。

メンズシャツの着こなし方はさまざま!

それではここから、メンズシャツをおしゃれに着こなすポイントについてお伝えしていきます。

メンズシャツの着こなし方にもいくつか種類がありますので、1つずつお伝えします。

▼トップスとして

一般的なシャツの着こなし方です。

先ほどお話ししたサイズ感を意識して選べば、スマートな着こなしができることでしょう。

よりかっこよく着こなしたい場合は、ボタンを開けることをおすすめします。

第一ボタンまできっちり留めると、首元が窮屈な印象です。

上から2~3個ほど開けてVネックになるようにすると、すっきりとしたかっこいいシャツコーデになるでしょう。

また、トップスとしてシャツを着る場合、肌が透けて見えないようインナーを着ますよね。

シャツを劣化しにくくする効果も期待できるので、インナーを着用することは大切です。

このインナー選びを間違えてしまうと、おしゃれなシャツコーデとはならなくなってしまうので注意が必要です。

まず首元からインナーが見えてしまうのはかっこ悪いですから、VネックやUネックのインナーを選びます。

そしてインナーの色は、肌馴染みの良いライトグレーやベージュが良いでしょう。

暑い夏の時期には、吸水速乾などの機能性インナーを選ぶのもおすすめです。

おしゃれにシャツを着こなすために、シャツのインナーも意識して選んでみてください。

羽織りとして使う場合はシャツ選びに注意!

引き続き、メンズシャツの着こなし方についてお伝えしていきます。

▼羽織りとして

こちらの着こなし方も、街中でよく見かけますよね。

Tシャツなどの上からシャツを羽織ることで、ラフでカジュアルなシャツコーデにすることができます。

ただし、羽織りとしてシャツを取り入れる場合は、シャツ選びに注意する必要があります。

はじめでもお伝えしたように、シャツはたくさんの種類がありましたよね。

どの種類のシャツかによって、羽織りに向いているシャツと向かないシャツがあるのです。

例えば、きれいめなフォーマル寄りのシャツは、羽織りにはあまり向いていないようです。

羽織る場合は、デニムシャツやミリタリーシャツ、チェックシャツなどがおすすめです。

加えて、襟の形でも羽織りに向いているものと向かないものに分かれますので、注意して選んでみてください。

重ね着でシャツをおしゃれに着こなし!

▼重ね着として

重ね着も、メンズシャツの着こなし方の1つです。

一般的なのは、シャツの上にニットやスウェットをあわせたコーデですね。

ラフな印象もありますが、知的できちんとした印象のコーデに仕上がりやすいことで、女子受けの良い着こなしといわれています。

このときあわせるボトムスもポイントで、スキニーなどの細身シルエットのパンツを選ぶことです。

スウェットと重ね着した場合も、足元がすっきりとしているだけで、スマートな印象になりますよ。

また、近年はシャツの下にトップスを重ね着することも増えています。

例えば、黒のシャツの下に白のカットソーを重ね着したとします。

カットソーはシャツよりも5cmほど長めの丈感を選び、シャツの裾から少しのぼかせるようにして着こなします。

シャツの裾からちらっとカットソーが見えるだけで、コーデにアクセントや軽さをプラスすることができます。

5cm以上のカットソーをあわせると、コーデのバランスが悪くなり、だらしない印象になってしまうので避けましょう。

このときのシャツは、ビッグシルエットのオープンカラーシャツがおすすめです。

着こなし方プラスαでこなれたメンズコーデに!

3つのメンズシャツの着こなし方を、ここまででご紹介しましたね。

ここでは、これまでの着こなし方にプラスαすることで、よりおしゃれに着こなす方法をお伝えしていきます。

●袖まくり

少し暖かい日には、袖まくりをすることもありますよね。

腕を見せることで、男の色気を感じさせることもできるので、好印象に見せることもできます。

ただし、清潔感を感じさせるまくり方でないと、好印象に見えないかもしれません。

かっこよく見せる袖まくりの仕方を、ここでご紹介します。

①袖をすべてのばし、長めに1ロールさせます。

②1ロールの後は、短めに2ロールさせます。

③もう片方の袖も同じように行ったら完成です。

●タックイン

近年はボトムスにシャツをインする着こなしも人気です。

周囲とは違ったシャツの着こなしにすることもでき、こなれた印象にもすることができるでしょう。

タックインするときのシャツも、シャツとカットソーの重ね着と同様に、ビッグシルエットのオープンカラーシャツがおすすめです。

ボトムスは、細身シルエットのものよりは、テーパードシルエットのほうが良いでしょう。

ここでお話しした着こなしを参考に、シャツコーデを楽しんでみてくださいね。

自分にあったサイズ感のシャツをおしゃれに着こなそう!

定番のシャツコーデがおしゃれに決まらない場合は、一度着こなし方を見直してみましょう。

特に、サイズ感が自分の体型にあっているかがポイントです。

肩幅と着丈のサイズがあっているだけでも、スマートにシャツを着こなすことができます。

サイズ感を確認したら、トップスや羽織り、重ね着としてシャツの着こなしを楽しみましょう。

袖まくりやタックインも着こなしに加えると、よりこなれたシャツコーデになるでしょう。