シャツの選び方とは?オンオフ使い分けるメンズを目指そう!

シャツを選ぶときにメンズの皆さんは、どのようなことに重きをおいた選び方をしているでしょうか。

使用シーンやシャツのスタイル、サイズ感や色・柄と、色々な要素が考えられますよね。

こちらの記事で、メンズの服装では欠かせないシャツの特徴や選び方などについて解説していきます。

今後のファッションに役立ててみてください。

メンズがシャツを選ぶなら?選び方の鍵は使用シーン

メンズの皆さんがシャツを選ぶ際に、まず選び方の軸となるのが、使用シーンです。

ビジネスシーンで着るのか、プライベートで着るのかによって選択が決まるのではないでしょうか。

スーツ着用時に着るシャツと、プライベートでカジュアルに着るシャツの違いについて、簡単に見ていきましょう。

◯襟の違い

分かりやすい違いとして挙げられるのが、襟の硬さです。

ビジネスシャツは、襟部分にカラーキーパーと呼ばれる芯が入れられることが多く、襟の形をきれいに保てるようになっています。

一方、カジュアルなシャツは襟が柔らかく、芯も入っていないのが特徴です。

◯生地の違い

ビジネスシャツは、見た目にツヤ感や光沢があり、生地に使用する糸も細いことが多い傾向にあります。

その点、カジュアルシャツは使用される糸が太めで生地が厚く、自宅での洗濯や手入れが簡単といえるでしょう。

◯着丈の違い

ビジネスシャツは、基本的にスーツと合わせて着用するものなので、ボトムにインして着られる丈の長さを取ってあります。

その点、カジュアルシャツは、着丈については様々でボトムに入れずに着用することも可能な丈感なものが多くあります。

メンズシャツの選び方ではこれも重要!サイズ感

メンズがシャツを選ぶときには、サイズ感が大事です。

ゆるすぎずきつすぎない、ジャストサイズのシャツを選ぶのがポイントです。

選び方のポイントとして、以下のような点に着目して選ぶことがおすすめです。

・肩幅

肩の縫い目が肩幅と合っているのが理想的です。

縫い目が肩から落ちてしまうようだと、サイズが少し大きい印象を与えることになるでしょう。

・首周り

お好みによって変わってきますが、きつめが好みなら指1本分、ゆるめが好みなら指2、3本分位までを目安にするとよいでしょう。

・シャツの袖の長さ

両腕を脇に下げて見て、ジャケットの袖は手のくるぶしの上あたり、シャツの袖はジャケットの袖から1cm程度出るくらいの長さを心がけると見栄えがよいといいます。

襟の形もメンズがシャツを選ぶときのポイント!首に合わせた選び方

メンズがシャツを選ぶなら、襟の形も大事なポイントとなり、形次第では印象が大きく変わります。

ここからは襟の形に着目したメンズシャツの選び方を見ていきましょう。

◎自分の首に合わせたシャツの襟の選び方

首が短めのメンズの場合、シャツの襟は小さめを選ぶとよいでしょう。

主な襟の形は以下のような例が挙げられます。

・レギュラーカラー
・タブカラー
・スナップダウン
・ボタンダウン

襟高が低く首の露出部分が大きくなるため、首が長く見える効果が期待できます。

また、首が長いメンズは大きめの襟を選ぶようにしてください。

おすすめの襟の形は以下の通りです。

・ワイドカラー
・ドゥエボットーニ(2つボタン)
・トレボットーニ(3つボタン)
・ボタンダウン

特に、ドゥエボットーニとトレボットーニは、1番上にくるボタンが縦に2つ・3つと並び襟高が高いため、スッキリとバランスのよい印象を与えられます。

ネクタイの有無で選ぶ!メンズシャツの襟の選び方

ビジネスシーンではネクタイをする機会は多くありますね。

メンズシャツを着用するときに、ネクタイを使用するかどうかによっても、シャツの襟の選び方が変わってきます。

こちらでそのポイントをご紹介していきましょう。

◎ネクタイの有無によるシャツの襟の選び方

ネクタイ有りの場合におすすめなのは、以下のような襟が挙げられます。

・レギュラーカラー
・ワイドカラー
・ホリゾンタルカラー

一方、ネクタイなしの場合におすすめなのは、以下のようなタイプの襟です。

・ボタンダウン
・ドゥエボットーニ
・トレボットーニ

ネクタイの必要ないプライベートでは、それほど襟の形に決まりはありません。

しかし、ビジネスの場合は状況に合わせた襟の形の選び方が肝心です。

その点襟立ちのよいボタンダウンのシャツなどは、クールビズといったノーネクタイスタイルにも対応でき、おすすめです。

ここにも着目!メンズシャツの生地も選び方を左右する

サイズ感、襟の形に引き続き、メンズシャツの選び方のポイントとして、生地の選び方や特徴を詳しく見ていきましょう。

利用シーンがビジネスかプライベートかで、大まかに生地に違いが出ることは前述の通りですが、ここで生地の種類についてもご説明します。

メンズシャツの生地に使われる主な素材としては、下記のようなものがあります。

・綿…通年着用可能で、通気性や保湿性・吸湿性などにも優れるが、しわになりやすく縮みやすい
・麻…放熱性や放湿性に優れ、さらっとした着心地で春夏におすすめだが、しわになりやすく肌触りがごわつく
・ポリエステル…軽くしわになりにくいため取り扱いやすく丈夫だが、吸水性や通気性に劣る
・混紡…天然繊維と合成繊維のよいところを組み合わせ、機能性を高めている

また、生地の織り方にも注目してみましょう。

しわになりやすいといわれる綿素材のシャツでも、織り方によっては高級感や光沢感を生生みます。

代表的なものをご紹介します。

・オックスフォード…糸の太さによって織り目が変わり、糸が太いほどカジュアル寄りのシャツで、糸が細いとビジネス寄りのシャツ向き
・ブロード…冠婚葬祭などのフォーマルシーンで選ばれ、表面に細かい畝の見える織り
・ツイル…斜めに細かい畝が見え、生地の見た目に厚みが出て柔らかい光沢感が出る
・ヘリンボーン…山と谷が連続して見える織り方で表面に凹凸が生まれ、ツイルと同様に光沢感が出やすい

上記の他にもメンズシャツの織り方は多くの種類が存在するので、シャツを選ぶときの参考に調べてみてもよいかもしれませんね。

カジュアルメンズシャツの外さないおすすめの選び方は

最後に、メンズシャツをプライベートで着る際に、おすすめなシャツの選び方をお話しましょう。

◎定番のシャツを1枚持っておく

プライベートでも使い勝手のよいシャツは、以下のようなものがおすすめなため、1枚は持っておきたいところです。

・綿100%
・カラーはホワイト
・オックスフォードの生地
・ボタンダウン

この4点のポイントを押さえたシャツは、着回しがきき使い勝手がよいはずです。

◎サイズ感

前述と同様に、プライベートシーンでもサイズ感は大事なので、ジャストサイズのものを選びましょう。

肩幅が合っていて、着丈はウエストラインが隠れるくらいのものが、全体的にすっきりと見えておすすめです。

ホワイトをうまく着こなせるようになったら、淡い水色やピンク・イエローなどのカラーシャツを買い足してもよいかもしれません。

また、ストライプやチェックといった柄物をつかって、コーディネートの幅を広げてみてください。

メンズシャツの選び方は使用シーンで変わる

メンズがシャツを選ぶときは、使用シーン、サイズ感、襟の形、生地によって選び方が変わります。

ビジネスか、プライベートか、その中間のビジネスカジュアルかでも印象は大きく変わります。

その必要とする状況に合わせて、こちらの記事を参考にシャツの選び方を決めてみてください。