普段、プライベートでもビジネスでもシャツを愛用している方は多いと思います。
清潔感があり、機能的でもあるシャツですが、レディースの場合、どういったシャツを選べば良いのかわからないという声もあります。
そこで、今回はシャツ選びのポイントと、おすすめのレディースシャツを扱う専門店をご紹介しましょう。
レディースのシャツ選びは「サイズ」が重要
シャツのサイズ選びは、レディースにとってはとても大切なことです。
ジャストサイズでないシャツは、野暮ったいメージになりますし、スタイルも悪く見えます。
体のサイズに合ったジャストサイズを選ぶようにしましょう。
それには、自分のサイズを知ることが大切です。
特に女性の場合は、トップバストの採寸が需要になってきますが、自分の正しいサイズを知らない方が、意外と多いと言われています。
シャツを選ぶときには、トップバストのサイズよりも10cm以上余裕があるときれいに着こなすことができます。
下着をつけた状態で、胸のふくらみが一番高い部分を測ってください。
そこがシャツを選ぶときのトップバストになります。
シャツのサイズの優先順位は、①バスト、②首回り、③肩幅、④袖丈、⑤着丈の順です。
バストサイズが合っていないと、ボタンの間が開いてしまったり、窮屈に見えたりするので、バストサイズを最優先にしてください。
首回りはボタンを締めたときに指が2本入る程度、肩幅は体のサイズよりも±2cmくらいで、袖丈は腕を動かしたときに楽に動かせるくらい、着丈は身長×0.42で-5~10cmが理想とされています。
自分のサイズがわからない方は、シャツ専門店に行ってサイズを測ってもらうことをおすすめします。
レディースシャツの専門店で似合うシャツを見つける
レディースシャツを購入する場合、専門店であればさまざまな襟の形が揃っているので、自分に合うシャツを見つけることができるでしょう。
【スタンダードカラー】
ワイシャツの襟などで使われている、まさにスタンダード(標準的な)シャツの襟です。
しかし、「その時代のスタンダード」という意味なので、時代によって形が多少変化するという特徴があります。
【ショートポイントカラー】
別名スモールカラーとも言い、その名の通り、シャツの襟の先が短く、少し開いたデザインです。
スタンダードカラーよりも襟の長さが短い、6cm以下のものを特にショートポイントカラーと呼びます。
スポーティーでカジュアルな印象ですが、清潔感のあるイメージがあり、人気の高いデザインのひとつです。
【スキッパーシャツ】
襟元がVラインで、その部分にボタンのついていないシャツのことです。
首回りがすっきり見え、女性らしい大人っぽいイメージに見えます。
オンオフ問わずに使えるシャツで、キャミソールを下に着るなど、重ね着コーデもしやすいデザインです。
【ボタンダウンカラー】
襟の先に、ボタン留めがあるデザインのシャツのことです。
1900年頃、ポロ競技のときに、風にあおられた襟が首や顔にあたるのを防ぐために作られたと言われていて、アイビールックの定番シャツです。
レディースシャツをジャケットに合わせるポイント
では、シャツと相性の良い、ジャケットと合わせるときのポイントを見てみましょう。
【淡い色を合わせる】
ジャケットにシャツを合わせるときにおすすめなのは、やはり白でしょう。
ビジネスシーンでもフォーマルな席でも、清潔感のある白を合わせれば、間違いありません。
白以外であれば、淡いピンクやブルーなども、派手過ぎずにおしゃれ感が出せます。
柄物の場合は、落ち着いたものを選びましょう。
【フリル/リボンタイ】
スタンダードなシャツで物足りなさを感じたときには、フリルやリボンタイのあるレディースシャツを合わせましょう。
また、レーヨンなどとろみのある素材も、女性らしさを演出してくれます。
【NGポイント】
シャツのボタンを大きく開けるなど、露出度が高い着方は避けましょう。
女性らしさと露出度は違います。
また、下着が透けてしまう素材のものも、良くありません。
シャツ専門店のものは、素材がしっかりしているものが多いので、透ける心配はあまりないと思いますが、事前にチェックすることをおすすめします。
レディースも扱うシャツ専門店「鎌倉シャツ」
鎌倉の小さな店からはじまった「鎌倉シャツ」は、その品質の良さから、お客さまに愛され、シャツの本場、アメリカのニューヨークにも支店を構える日本のブランドです。
もともと、メンズシャツのテーラー技術からスタートしましたが、今ではレディースシャツやブラウスも手掛けています。
鎌倉シャツの特徴のひとつは、仲介業者を挟まない製造小売りの先駆けで、工場から店へ、そしてお客さまのお手元へという専門店ならではの流れを大切にしています。
生地へのこだわりもさることながら、その縫製技術も素晴らしく、職人の微妙な縫い加減で、着心地の良いゆとりを生み出しています。
また、「巻伏せ本縫い」を採用し、着たときのストレスを感じさせない工夫もされています。
ボタンは天然の白蝶貝や高瀬貝を使うというこだわりようです。
レディースシャツは、色、柄ともに豊富で、オンオフどちらでも着られるようなラインナップになっています。
サイズは、ほど良いゆとりのある「マンハッタンクラシックフィット」と、体のラインにフィットした「マンハッタンスリムフィット」があり、ともに5号(34)~13号(42)のサイズ展開をしています。
特に「マンハッタンスリムフィット」には、背が高い人に向けたトールサイズを7号、9号、11号に設けているので、より体型に合ったシャツを探すことができるでしょう。
シャツ専門店が展開するレディース通販サイト「+nokuto」
「東京シャツ」は、1949年にワイシャツの卸業からはじまり、1997年に小売業に業態転換しました。
シャツに精通した「東京シャツ」の特徴は、業界トップと言われる「形態安定加工技術」です。
この加工により、洗濯をしてもシワになりにくく、アイロンをかけなくても着られるので、シャツのお手入れがとても楽になりました。
また、この加工は繰り返し洗濯しても型崩れしにくい仕立てなので、毎日シャツを着る人たちから高い支持を得ています。
小売業に業務転換してからは、ショッピングモールや主要駅のターミナルビルなどへ次々と出店し、シャツ専門店として国内の店舗数NO1を誇っています。
当初から通販サイトにも積極的に取り組んできた「東京シャツ」ですが、2018年9月にはシャツを中心としたのレディース通販サイト「+nokuto(ノクト)」をオープンさせました。
これまでも、「BRICK HOUSE シャツ工房」としてレディースシャツを扱っていましたが、「+nokuto」は忙しくも充実した日々を送る女性に向けた新しいブランドです。
季節やシーンを選ばない、シンプルでベーシックな着まわしができるシャツが揃っています。
「+nokuto」の特徴は、シャツの質感を肌で感じられるように、これまで「東京シャツ」を支えてきた形態安定加工をせず、生地の自然な風合いに重きを置いていることです。
デザインがゆったりとしているので、ほとんどのシャツがMとLのサイズ展開になります。
老舗シャツ専門店「ozie」のレディースシャツ
「ozie(オジエ)」は、大正時代から続くシャツ専門店が手掛ける通販サイトです。
時代によって業態を変化させながら、伝統的なシャツのスタイルを守りつつ、新しい発想で独自のシャツを作り続けています。
「ozie」の特徴は、全商品が自社で企画したオリジナルで、ベーシックからトレンドまで、常時500点以上の品揃えがあります。
また、独自の素材を開発し、多品種小ロットでシャツを作り、流通コストを最小限におさえているので、「高品質なのに低価格」を実現させています。
上質な生地を使ったもの、形状記憶でお手入れが楽なもの、メンズ仕立てのものなど、長年シャツに携わってきたからこその技術を活かした「ozie」のシャツはとても魅力的です。
レディースシャツであっても、カフスにこだわったデザインがあるのも「ozie」の特徴のひとつでしょう。
サイズ展開もジャストサイズの「スリムフィット」と、ゆったりとした「ナチュラルフィット」があり、それぞれ5号~17号までサイズが揃っているので、体型に合わせたシャツ選びができるようになっています。
レディースシャツはサイズ選びが大切
レディースシャツを購入するときは、サイズ選びが重要になってきます。
シャツはジャストサイズの方がきれいに着こなせるので、専門店は基本的にサイズ展開が豊富です。
女性の場合はトップバストのサイズを正確に測る必要があり、ヌードサイズではなく、下着をつけたときのトップバストが基準になります。
自分に合ったサイズを知り、シャツ専門店で自分に合ったものを選んでください。