シニヨンというのは、束ねた髪を横や後ろにまとめた髪型全般を指す言葉です。
日本語のお団子、という言葉と一緒と考えがちですが、お団子とは少し違います。
シニヨンには、普段お団子と呼ばない、まとめた髪も含まれています。
キレイにまとめてお団子型になっている髪型も含めた言葉がシニヨンなのです。
ヘアアレンジとしても簡単にできる髪型なので、覚えておくと便利ですよ。
まずはシニヨンの基本を知る!意外と簡単にできちゃいます!
基本的な知識として、シニヨンとはどのようなヘアアレンジなのでしょうか。
シニヨンとは一度何らかの形で束ねた髪を、後頭部や横でまとめたものを指す言葉です。
もっと簡単に言ってしまえば、一度髪を束ね、そのまままとめてピンで留めればシニヨンなのです。
とはいえ、これだけでは大人のシニヨンとしては少しさびしいところです。
大人がヘアアレンジとしてシニヨンにする場合、1つに束ねた髪を軽くお団子にしてみましょう。
もう1段階おしゃれに決めたい場合は、髪を束ねたゴムを、髪の一部で更にまとめます。
後は残りの髪をねじり、軽くお団子にしてピンで留めれば完成です。
この基本を押さえておけば、今すぐ髪を束ねなければならない場合にも重宝します。
シニヨンのポイントとしては、できるだけ髪をまとめて留めるのは、下のほうがいいということです。
下の方に留めるとエレガントさを表現できるので、どんな場面でも使いやすいのです。
上の方に留めると元気で若々しいイメージに変わりますので、必要に応じて使い分けましょう。
しっかりと作りたい場合は、ヘアピンを兼用して、丁寧に作ります。
シニヨンでできる!さまざまな簡単ヘアアレンジ!
簡単なヘアアレンジの強い味方となるシニヨンですが、さまざまな雰囲気にもできるという利点も。
ふわっとした印象を作りたい場合、まず髪を大きく二つに分け、ねじりながら片方ずつ上げます。
片方を上げた後に、もう片方をくるむようにして上にあげるのが特徴です。
もう1つ簡単でおしゃれな仕上がりにできるのが、三つ編みをシニヨンにする方法です。
髪を三等分した後、更に真ん中の束を三つ編みにしてから、上に丸めていきます。
残りのサイドの2つの髪を、ねじりながら丸めた髪に巻き付けていきます。
あとはヘアピンで止めれば、三つ編みを使ったシニヨンの完成です。
三つ編みを使う方法をもう1つ。
先程のように髪を三等分してサイド2つの束で三つ編みを作り、2つを絡めて少しほぐします。
あとは真ん中の髪をねじりながらまとめ、中央に全体をまとめて留めれば完成です。
この方法はやや複雑ではありますが、覚えておくと簡単にできるようになります。
ヘアアレンジの共通注意点としては、必ず束の部分と毛先を出すことと、ヘアアクセサリー。
毛先を出すことでボリュームを出すことができるため、シニヨンにも動きができます。
またヘアアクセサリーの大小でも、印象を大きく変えることができますよ。
髪の長さで楽しみ方が変わります!シニヨンの簡単アレンジ!
シニヨンは肩までの長さの髪から背中に続く長い髪まで、楽しむことができるヘアアレンジでもあります。
短いシニヨンほど簡単にできますし、髪が短い人の暑い時の汗ムレ予防にもなりますよ。
もちろん、長い髪の人ほど仕上がりは大きく期待できるのです。
髪が短めの人は、一度高いところで髪をまとめ、下で留めても立体感が出るようにします。
髪が長い人には必要ないのですが、短い人ほどつまみ出せる髪の量は減ってしまいます。
そこでこの方法を使うことで、まとめるときに立体感を少ない髪で出すことができるようになるのです。
髪が短い人は一度まとめた後、全体的に髪を引き出すと、パーマをかけたような髪になります。
髪が長い人の場合は、一度髪をひねると躍動感が出てきます。
パーマを掛けていないときや、ストレートパーマをかけている人は、特に併用していきましょう。
長い髪の人の場合は三つ編みを加えると、更にエレガントさが増します。
どの髪の長さの場合でも、全体的に動きが出るような工夫がポイントです。
きっちりしたヘアアレンジを知りたい!改まった場にもいける
改まった場所に行く場合は、先程も触れたように、ヘアピンを併用します。
一度ゴムとヘアピンで髪を止めた後、ひねるように髪をまとめ、飾り用のピンで止めます。
この時髪は内側に丸めると、きっちりとまとまります。
他にも結んだゴムを髪で隠す方法も加えると、更にきちんとした印象を与えます。
同じ改まった場所でも、結婚式に行くときはできるだけ華やかにヘアアレンジがしたいですよね。
この場合はヘアピンは使わず、飾り用のピンだけを使います。
まずは髪全体を三つ編みにし、うずまきのように低い位置で飾りの大きいピンをつけて完成です。
更に華やかにしたい場合、編み込みをいくつか作った後、まとめるようにひねって組み合わせます。
簡単な方法ではありますが、大きな飾りピンで留めなくてもシニヨン自体が華やかになるので、急な事態にも使えます。
全体的にゆるめにまとめ、飾りをメインにしたピンなどでシニヨンにすると、かわいくまとまります。
会場や集まりのTPOに合わせて、しっかりとまとめたり、ゆるくまとめたり、工夫してみましょう。
シニヨンならゴムだけでも不器用さんでもヘアアレンジ可能!
ゴムだけで簡単に作れるシニヨンもあります。
ロングヘアで使えるヘアアレンジで、ピン留めが一切必要ないという強みがあります。
まずは髪を上下半分ずつに分け、上の髪と下の髪をそれぞれきつく交差させていきます。
あとは髪をくるりと回してお団子にし、ゴムでしっかりと結んでまとめます。
最後に髪を少し取り出して、全体をなじませれば完成です。
もう1つ、ゴムだけで作れるシニヨンの作り方もあります。
ブラシで髪全体を後ろにまとめ、髪をそのままねじります。
あとは全体を根本に巻き付けてゴムで数回留めた後、髪を少し取り出して全体をまとめます。
三つ編みを使えば少し凝った作りになりますので、最初の練習として、何度かやってみましょう。
ヘアアレンジは楽しい!毎日に心の余裕と目新しさを持とう!
毎日長い髪のヘアアレンジは大変、もうバッサリと髪を切ってしまおうかと、忙しい時考えがちです。
しかしせっかくの長い髪を切ってしまう前に、簡単にできるヘアアレンジをいくつか試してみましょう。
シニヨンでのヘアアレンジは髪を傷めにくいという利点があります。
すぐにできるヘアアレンジばかりなので、ちょっと心の余裕を作ると、毎日違うシニヨンができます。
そうなってくると、あとは毎日変わる髪型に、自分でも目新しさを感じてきます。
髪が肩くらいの長さでもできるのがシニヨンですので、短い髪の人もぜひシニヨンを試してみましょう。
長い髪でないとヘアアレンジはできないと思いがちですが、そんなことはありません。
長さによってまとめ方は変わりますが、さまざまなまとめ方をすることができます。
工夫次第で毎日のヘアアレンジも、楽しみも自分で作り出すことができるのです。
シニヨンでする簡単ヘアアレンジは、ピンがなくても華やか!
急に式への参加が必要になった時、困るのは髪型です。
普段であれば美容室に予約を取って、ヘアアレンジをお願いして、といくつか過程が必要になります。
そこで覚えておきたいのが、シニヨンによるヘアアレンジです。
普段使っているゴムやピンを使うだけで、すぐにヘアアレンジが簡単にできます。
毎日のヘアアレンジにも使えますので、いつも新鮮な気持ちで鏡に向き合えるようになりますよ。
いつでも手直しできる手軽さもうれしいですね。