ストールは夏の必須アイテム!使いやすい素材や色などご紹介

夏は気温の上昇に加え、紫外線の量の増加も気になる季節です。

紫外線や温度変化などによる肌や体への刺激を防ぐアイテムはさまざまありますが、中でも気軽に使えるものがストールでしょう。

小さく折りたたんで携帯でき、紫外線対策をはじめさまざまな使い道を持つストールは、夏に必須級のアイテムといえます。

暑い夏でも使いやすいストールについて、その素材や色柄、大きさなどをご紹介します。

ストールとは?その特徴を知ろう!

ストールは、肩にかけたり首回りに巻いたりといった使い方をするアイテムです。

ほかにも似たアイテムとして、マフラーやショールなどがあります。

マフラーやショールのストールとの違いは、どのような点なのかを確かめてみましょう。

マフラーは主に防寒を目的として首に巻くものです。

生地は保温性のある素材を使った厚手のものが多く、男女共に使用するアイテムです。

ショールは、ストールと比べるとやや大きなサイズで、厚みもあります。

肩掛けとして女性が使うアイテムがショールです。

それらに対して、ストールは薄いつくりになっています。

サイズは、マフラーよりも大きくショールよりも小さめ、といったイメージです。

ストールのサイズや形はさまざまであり、首に巻いたり肩にかけたりとシーンに応じて使いやすいのが特徴です。

使用している素材もさまざまですので、春夏秋冬、一年中楽しめるアイテムになります。

夏に使いやすい素材とは?

ストールは年間通して使える万能アイテムです。

そんなストールに使われている素材、そして中でも夏場に使いやすい素材をご紹介しましょう。

ストールをはじめさまざまな衣類には、天然繊維と化学繊維、それぞれ使用されています。

低コストで大量生産が可能な化学繊維の衣類は、近年増えています。

衣類のタグを確認すると、その多さにびっくりすることでしょう。

速乾性があり、洗濯したらすぐに乾く点などは、化学繊維の長所といえます。

ただ、天然繊維と比較すると吸水性や吸湿性などはかなり劣ります。

そのため、かいた汗が速やかに吸収されず、肌環境が悪化する恐れもあるのです。

肌が弱い方や汗をたくさんかく方は、吸水性などに優れた天然繊維がおすすめです。

天然繊維と言えば綿や麻が主なものですが、共に高い吸水性や吸湿性を持ちます。

繰り返しの洗濯に対してもタフですので、汗をかいても気にせずジャブジャブ洗えます。

そのほか、シルクも肌触り良く吸湿性に優れるおすすめ素材です。

直射日光で変色する、汗などの水分によって色落ちするなどの欠点はありますが、上手に使えば夏を快適に過ごせる素材といえます。

ストールで夏の紫外線を防ぐコツ!

暑い夏の日差しをそのまま浴びることは、体にとって大きな負担となります。

特に皮膚の角質層が薄い首や顔は、外部刺激に対して弱いため、十分にケアする必要があります。

顔に関しては、比較的気を付けてケアしている方が多い印象です。

UVカット仕様のメイクを施したり、つばの広い帽子をかぶったりすることで紫外線対策が可能です。

顔と同じく皮膚が薄くデリケートな部位にもかかわらず、案外ケアを見落としがちなのが、首でしょう。

首の皮膚は薄く、かいた汗や髪の毛などの刺激も受けやすい部位です。

十分なケアをしないまま紫外線を浴びると、赤くかぶれたような状態になる方も多いようです。

デリケートな首には、肌に優しいストールを使って対策をしましょう。

汗をかきやすい夏には、水分の吸収に優れた綿や麻のストールが使いやすいでしょう。

汗でかぶれることなく、気持ち良く使えます。

ストールの巻き方は数多くありますが、デリケートな首を十分に覆うことができ、なおかつ窮屈にならない巻き方を選びましょう。

夏の冷房対策に!使いやすいストールをご紹介

夏のお悩みとして特に女性から多く寄せられるのが、冷房による冷えではないでしょうか。

クールビズの浸透により、28℃のという冷房の設定温度を徹底している企業や団体は多いことでしょう。

しかし、仕事の都合で一日中室内で過ごさざるを得ない方にとっては、冷房による冷えは依然深刻な問題といえるでしょう。

外が暑い夏は、室内の気温に合わせて厚着をするわけにはいきませんので、悩ましいところです。

そんな時には、ストールに助けてもらいましょう。

屋外では紫外線対策および汗対策に一役買ってくれるストールが、室内では防寒グッズとして役立ちます。

冷房対策として使うストールは、屋外向けの綿や麻製のものでも良いのですが、保温効果にすぐれた素材を選ぶとより効果的です。

具体的には、ウールやカシミヤ、そしてシルクなどがそれに当たります。

首回りを覆うほか、肩にかけたりひざ掛けにしてみましょう。

滑らかな肌触りであたたかなウールやカシミア、シルクのストールは、夏のオフィスでも気持ち良く使えます。

ストールは場所を取らないので、置き場所に困ることなく使いやすいのが嬉しいですね。

夏のストールコーデ、そのコツは?

夏はストールをアクセントにしたおしゃれを楽しみましょう。

夏は身に付ける衣類が減るため、服装もシンプルになりがちです。

例えばシャツやカットソーとボトムといったシンプルな服装でも、ストールを投入することによってぐっと引き立つコーデに変身します。

シンプルな服装に合わせるストールは、柄物、綺麗な発色のものなどを思い切って取り入れると、コーデ全体がパッと映えます。

トップスが柄や色ものの場合は、無地のストールですとより使いやすいでしょう。

ストールは顔のすぐ近くで使用するアイテムです。

顔周りで使用するストールは、その色の影響が、顔に表れやすいといえるのです。

顔色や髪、瞳の色などから決まるパーソナルカラーに合った色味のストールは、顔色を明るく生き生きと見せてくれます。

あまり相性の良くない色のストールが顔周りに来ると、顔色がくすんで見えたり、何となくコーデが決まらない、といったことにもつながりかねません。

最近では書籍やインターネット上などでパーソナルカラー診断ができますので、自分のパーソナルカラーを知り、それを参考に色選びをすることをおすすめします。

使いやすいストールのポイントはお手入れにあり!

使いやすいストールとは、どのようなものでしょうか。

それは、身に付けたい時にいつでもスタンバイOKな良い状態である、ということではないでしょうか。

例えば、出かけ際にいざストールを巻こうと思ったら、前回の汗汚れなどが残っていて汗臭い、ごわついている、などではどうでしょう。

匂いや肌触りなどが気になって、気持ち良く使えませんね。

ストールは直接肌に触れるアイテムであるからこそ、まめにお手入れすることを心掛けましょう。

汗をたくさんかく夏は特に、使ったら速やかにお手入れすることをおすすめします。

夏用ストールに使われている素材は、家庭での洗濯ができるものがほとんどです。

綿や麻は洗濯による色落ちや縮みを気にすることなく、思い切り洗うことができます。

薄い布であるストールは乾くのも早いので、汗をかいたらその都度洗ってしまいましょう。

洗濯することで発生するしわが気になる場合は、干す際に良く伸ばしたりアイロンをかけることなどで解決できます。

シルクは水濡れによる色落ちや紫外線による黄ばみが発生しやすい素材ですので、ドライクリーニングを利用すると安心でしょう。

お気に入りのストールで毎日を快適に!

夏に使いやすいストールをご紹介しました。

ストールは夏の紫外線予防に加え、冷房による冷えを防ぐ防寒対策にも一役買ってくれるアイテムです。

コンパクトにたためて気軽に持ち運べるうえ、活躍の場が多いストールをどんどん活用しましょう。

お気に入りの色柄のストールをいつも携帯して、毎日を快適に過ごしてください。