ジーンズを染め直してリメイク!黒ジーンズの活用術!

現在、黒いジーンズに人気が集まっています。

黒いジーンズはどんな服装でもコーディネートしやすい色であり、ジーンズという気軽さもあります。

しかし、在庫状況や経済面の問題で「黒いジーンズが欲しくても購入できない!」という人も少なくありません。

そこで古くなったジーンズを染め直しして作るジーンズにも人気が集まっているのです。

染め直しして、気に入っているジーンズをリメイクしてしまいましょう。

どうして?黒いジーンズに染め直しがいるのはイメージのせい

さまざまな色のジーンズが登場する中、人気の色が青と黒です。

青い色は長年愛されているジーンズの基本色で、色あせても魅力は変わりません。

黒い色もシンプルで、コーディネート方法が広いため人気な色の1つとして取り扱われています。

しかし問題は、黒いジーンズは色があせてくると共に魅力が無くなっていくという点です。

青いジーンズの場合はダメージジーンズの流行も手伝って、色あせもデザインと言われます。

ところが黒いジーンズになると、色の褪せ方が顕著であるため、マイナスの印象を与えるのです。

特に黒いジーンズは「黒だから買った」という場合も少なくありません。

やはり黒いジーンズとして購入したからには、染め直してでも黒として使いたい人もいます。

これらの意見やイメージが強いため、黒いジーンズには染め直しが必要となります。

他にも使わなくなったジーンズを、黒に染め直しするという目的もありますよね。

古くなったジーンズそのもののデザインが好きなのであれば、染め直しするのもオススメです。

黒は他のさまざまな色より濃く、下の色を見せないという力があります。

この黒を有効的に活用して、新しいジーンズを作るという考え方も根付きつつあるのですね。

黒いジーンズが買えない?なら家のジーンズを染めてみよう!

黒いジーンズの人気は高いため、店舗でも取り扱っていることが多くあります。

しかしそれなりのお値段のものはすぐに無くなってしまい、高額の商品だけが並んでいることも。

またジーンズの種類によっては、取り扱いされているサイズにも制限が出てきます。

気に入っているブランドのジーンズが手に入らない、ということも少なくありません。

そこで活用したいのが、染料を購入して、ジーンズを黒く染め直しすることです。

家にすでにあるジーンズであれば、自分の趣味やサイズに合ったジーンズであることがほとんどです。

したがって、色を黒く染め直しすれば、自分好みの黒いジーンズを作れるということになります。

黒の色合いも選択できるので、薄い黒から深い黒まで、調整しながら染めることができるのです。

初心者としては、色ムラもできにくいので、練習用にはちょうどいいという利点もあります。

失敗してもより濃い黒にすることでムラを隠せるのも嬉しいですね。

服やジーンズを染め直しするための染料は、手芸屋さんやインターネット通販で購入できます。

ひとつ500円前後で、薄いシャツであれば約2枚分染めることができる量で販売されていますよ。

色染めが習慣化すれば黒を使う機会も多いので、1つ購入しておくと今後も便利です。

ジーンズを黒く染め直しできれば、いろんな服を染め直せる!

「ジーンズを染め直しするのは難しそう」、「材料費が高い」と思う人も多くいます。

しかし実際に一度染め直しを経験してしまえば、カンタンで意外と安価だということがわかります。

染め直し用の染料には黒以外にも、水色やピンク、ワインレッドやモスグリーンなどさまざまな色があります。

何度か手を加えれば、薄い色ムラも世界中探しても見つからないオンリーワンの魅力に変わります。

染め直しを何度かすることを前提に、100円ショップでグッズを揃えてしまうという手もありますね。

いきなり黒で染める必要はなく、次は気に入っている色、それから黒に染め直してもいいのです。

同じ青いジーンズでも、さまざまな青色と混ざりあい、気に入った色に出会えるかもしれません。

黒にジーンズを染め直しすることができれば、染め直しの技術はさまざまな場面で活かせます。

色あせたシャツを別の色に染め直しする、ということも、同じ染め直し技術なのです。

気に入っている服を染め直すということは、実はとても理にかなっているリサイクルでもあります。

黒いジーンズに染め直しするための道具には何があるの?

黒いジーンズに染め直しをするためには、何よりジーンズが必要です。

最初は使わないジーンズや服を使って、練習をしてからジーンズを黒く染め直しましょう。

ジーンズの染め直しは、少し手間やコツが必要になります。

ジーンズの生地は分厚く、なかなか生地の中に色が入っていきません。

染料によっては3袋分染料を使ってください、という指定がされています。

ジーンズの重さによって染料の数も変わる他、染料を入れる容器も必要です。

容器で染料をお湯に溶かし、ジーンズをつけこむのです。

染料が落ちなくなるため、容器がないからといって洗濯機は使わないでください。

できるだけ大きいプラスチックバケツやたらいがあると、水洗いまで活躍します。

染料を溶いておくための泡立て器やボウル、染料に使うお塩も必須アイテムです。

染料は先程も触れたとおり、お湯に加えてからジーンズを入れます。

使うお湯は40度から50度、染料によってはもっと熱いお湯を使うので、ゴム手袋も必要です。

こうしてみてみるとさまざまな物が必要ですが、実際には繰り返し使えるものも多くあります。

最初の出費はある程度覚悟が必要ですが、2回目以降は使いたい染料を購入するだけです。

初回よりも遥かに価格が抑えられますので、最初の道具の選別が大事ですね。

染め直しのコツは、染料の濃さとすすぎ洗いを知ること?!

先程も触れましたが、ジーンズを染め直しすることは、少し手間とコツがかかります。

染め方としては染料にかかれている通り、先程の道具で染料を溶かして染める方法です。

最初に注意しておきたいのが、ジーンズは必ず洗っておくという点です。

ここで蛍光剤、柔軟剤、ノリなどを落としておかないとムラや失敗の原因になってしまいます。

濡れたまま染め直しをしますので、洗濯しながら使うお湯を沸かしておきましょう。

濡らす前のジーンズの重さで染料の量を調節し、塩を加えておきます。

塩を入れることで水に染料が溶けやすく、かつ生地の繊維に付きやすくしてくれますよ!

色止めとしても大活躍してくれますので、必ず塩は加えてください。

それから染料の量は、黒く染める場合は特に重要な部分となってきます。

真っ黒に染めたい場合は、あらかじめいくつか黒の染料を購入しておくと安心です。

濃く均一の色で布を染めるには、相応の染料が必要になるので、説明書もよく読んで確認します。

染めたい黒の具合によっては同一の染料が2~3個必要となります。

無事につけ置きして色が染まったら、すぐに染料からジーンズを抜き出しましょう。

つけっぱなしにしてしまうとムラの原因になります。

あとは水洗いをして、カラーストップ(色止め専用の薬剤を使って色をとめる)をするだけです。

この時染料の臭いが落ちるように洗剤を使いたくなりますが、使うときは中性洗剤を使いましょう。

黒いジーンズはどんなシーンでも使える、注目万能アイテム!

黒いジーンズはスキニーか、通常のジーンズかによって使い方を変えることができます。

特にスキニーの場合、黒く染め直しするとジャンル問わず、さまざまなコーデに使うことができます。

上下をすっきりとした見た目で合わせても良いのですが、大きめな上着と合わせてもいいですね。

とくにレディースの場合はスカートとも相性が良くなるので、夏も冬も使えます。

男性の場合は通常のジーンズを黒く染め直ししたものの方が使い勝手は良くなります。

さまざまな色と相性が良いこともありますが、ジャケットや革靴との相性も良いアイテムに変わります。

青のジーンズではできなかったファッションに挑戦することができますよ。

黒は少し改まった色なので、ファッションコーデの幅が性別問わず広がり、便利になります。

ジーンズに飽きた!そんなときは黒くリメイク!

ジーンズはコーディネートに取り入れやすいファッションアイテムの一つです。

使い込んだだけ味が出たり、一般の衣類では悪目立ちするダメージもおしゃれポイントに映ります。

ただ、突然飽きがくることもあるでしょう。

そんなときは今回ご紹介したように、黒く染め直して生まれ変わらせてみてください。

使い込んだ味に加え、黒が持つスタイリッシュさはさまざまな場面で活躍できるでしょう。