ストールは、服装に取り入れることで、男性を魅力的に見せる効果が期待できると言われています。
その効果を高めるためには、ストールの選び方や巻き方にこだわることが大切です。
そこで今回は、男性におすすめのストールの選び方や巻き方について、詳しくご説明していきます。
男性こそ巻き方を工夫して取り入れたい!ストールの魅力とは
ストールと言えば、男性よりも女性のほうが、おしゃれのアイテムとして取り入れているイメージがありました。
しかし昨今では、男性の中でも巻き方を工夫して、おしゃれに取り入れている方が多いのです。
それには、ストールが持つ以下のような魅力が関係しています。
・スタイルが良く見える
ストールを巻くことで、顔をより小さく見せる効果が期待できます。
顔の大きさに悩んでいる男性であっても、「えら隠し」としてストールは役立ちます。
また、ストールを巻いてボリュームを上に持ってくることにより、視線がそこに集中しやすく、足の短さも目立ちません。
それだけでなく、ストールを足の付け根より下に垂らすような巻き方をすれば、ウエストや腰の位置が目立たなくなり、スタイルがより良く見えます。
・カジュアルさをプラスする
特に寒い時期では、固い印象になりやすいコートをアウターとして着る男性も多いでしょう。
このようなコートは大人の色気も演出でき、女性からも人気の高いアイテムです。
しかし一方で、プライベートで着ていると、通勤用の服装とあまり変わらないような印象にもなりやすいです。
そのため、固い印象のコートを着ている場合は、ストールを巻いてカジュアルさをプラスすると良いでしょう。
低身長の男性は注意が必要!ストールの一般的な長さ
男性がストールを巻く場合、一般的に長さは180cmを目安に選んだほうが良いと言われています。
それには、ストールの巻き方が複数あることが関係しています。
ストールの巻き方は、シンプルなものから複雑なものまであるため、どのようなものにも対応できるように180cmくらいの長さを選ぶのが望ましいとされているのです。
また、このような一般的なストールの長さも、場合によっては避けたほうが良いこともあるため注意しましょう。
それには、以下のような場合が挙げられます。
・低身長の男性
男性の中でも、160cmに満たない低身長の方の場合、180cmのストールだと巻き方によっては重くなりすぎてしまいます。
ストールに着られているような印象にもなってしまうため、低身長の男性であれば180cmより短いものを選んだほうが良いでしょう。
・ストールをおしゃれの主役にしたい場合
ストールをおしゃれの主役にするには、巻き方を工夫してよりボリュームを出すこともポイントになります。
ストールが短いと、思ったようなシルエットにならないこともあるため、180cm以上のものを選ぶと良いです。
ストールの長さや巻き方は季節によって変えてみよう!
前項にて、ストールは一般的な長さとして180cmが目安だとお伝えしました。
しかし、それは季節によっても左右されるのです。
例えば、いくら一般的な長さであったとしても、真夏の暑い時期に180cmのストールを巻くことは、男性の身体にも辛いものです。
汗をかきづらいような巻き方にしたり、短めのストールを選んだりなどの対策が必要でしょう。
また、暑い時期にあまりストールでボリュームを出しすぎてしまうと、見た目にも涼やかさが損なわれます。
そのため、暑い時期では短めのストールはもちろん、その幅も狭めのものを選ぶほうが望ましいです。
反対に、秋や冬など寒さを感じる時期には、おしゃれさだけでなく防寒性もストールに求められます。
首周辺を長めのストールで保護すれば、より寒さを和らげることができるでしょう。
長さに加えて、幅も広めのものを選ぶと、肩周辺の防寒にも役立ちます。
ストール初心者の男性にはシンプルな巻き方がおすすめ
前項で述べた通り、ストールには多くの巻き方があります。
そこでここからは、男性におすすめなストールの巻き方をご紹介します。
まずご紹介するのは、ストール初心者におすすめの巻き方です。
初心者の方は、垂らし巻きでストールをさりげなくおしゃれのワンポイントとして使いましょう。
垂らし巻きは、左右のバランスを同じにして首にかけるだけの、シンプルな巻き方です。
正面から見た時に、ストールが真っすぐ垂れ下がっているため、縦ラインが強調されてスタイルが良く見える効果も期待できます。
この場合、細かいストライプのストールを選ぶと、より効果的でしょう。
また、垂らし巻きに慣れてきたら、ストールの左右どちらかを肩にかける、肩かけ巻きにチャレンジしてください。
肩かけ巻きは、垂らし巻きを少しアレンジしたような巻き方のため、初心者でも取り入れやすいです。
ストールはビジネスでの男性を好印象に!スーツに合う巻き方
スーツやコートなど、かっちりとした印象がある男性の服装にストールを合わせるなら、ワンループ巻きがおすすめです。
ストールのボリュームをほど良く抑えるため、ビジネスで取り入れてもカジュアルすぎず好印象な巻き方です。
ストールの裾はバラバラになりづらく、スーツの中に納まりやすいのも良いですね。
ワンループ巻きは、ストールを半分に折って首にかけ、輪になったほうに反対側のストールの裾を入れます。
あまり短いストールだと、巻いた時に窮屈に感じやすいため、ある程度長さのあるものを選んでください。
また、スーツの上からもストールを目立たせるようにしたい場合は、逆シングル巻きがおすすめです。
逆シングル巻きは、まず左右の長さを合わせたストールを首にかけます。
それを胸の間で交差させ、下側にある裾をそこに入れて完成です。
ストールの裾の長さは、バランスを見て調整しましょう。
冬は防寒性の高いストールの巻き方で寒さを乗り越えて
ストールは、寒い時期にも活躍するアイテムです。
寒い時期は、男性もアウターに暗い色を選ぶことが多いため、華やかなデザインのストールだとより映えるでしょう。
また、ストールを寒い時期に使う場合は、防寒性を高める巻き方をするようにしてください。
中でもバック巻きは、首周辺にストールの厚みが集中するため防寒性が高く、寒い時期におすすめの巻き方です。
裾がばらつかないので、防寒性を高めつつ、首周辺をすっきりと見せたい方にもおすすめです。
まず、ストールを首に一周巻き、左右の裾の長さを揃えます。
この時、長さが揃っていないと結んだ時にバランスが悪くなるため注意しましょう。
それを交差させて結びます。
その結び目が首の後ろにくるよう、ぐるりと回したら完成です。
正面から見て、ストールが重なっている部分を無操作に崩すようにすると、おしゃれさが増します。
また述べた通り、首にストールの厚みが集中する巻き方のため、あまり厚手のストールだとボリュームが出すぎてしまいます。
長すぎるストールもその原因になりやすいため、注意してください。
ストールは男性が季節問わず取り入れやすい万能アイテム
ストールと聞くと、男性であれば、プライベートでカジュアルな服装に合わせるアイテムという印象があるでしょう。
しかし、巻き方を工夫すれば、ビジネスなどきちんとした場でも取り入れられるアイテムです。
また、類似したものにマフラーがありますが、季節問わず取り入れやすいという点では、ストールのほうが勝っていると言えます。
ストールは素材も様々なものがあるため、好みはもちろん、使う場にも合わせて選ぶようにしてください。