昨今では、女性用男性用に限らず「セーターは大きめがおしゃれ」と言われています。
しかし、それを聞いても今までジャストサイズのセーターを愛用していた方にとっては、なかなかチャレンジしづらいアイテムですよね。
そこで今回は、男性用のサイズが大きめのセーターをおしゃれに着こなすテクニックや、おすすめコーディネートをご紹介していきます。
サイズが大きめのセーターならではのメリットとは?
サイズが大きめのセーターは、着る人にとって様々なメリットがあると言われています。
ここでは、それについて以下にまとめました。
・体形を隠しやすい
サイズが大きめのセーターはゆったりとしているため、身体のラインが出にくいです。
例えば、一見細身の男性であっても「お腹周りが気になる」という方は多いため、サイズが大きめのセーターでおしゃれにそれを隠すのにも役立ちます。
・コーディネートが簡単
サイズが大きめのセーターは上半身にボリュームが出やすいため、下は細身のボトムを組み合わせるのが基本的なバランスの良い着こなしです。
この基本を押さえておくだけでしゃれに見えるため、コーディネートを考えるのが苦手という方にもおすすめのアイテムです。
・着心地が楽
身体を包み込むようなゆったりさで、身体が窮屈に感じにくいです。
また、冬は室内でも寒いことがあるため、厚地のサイズが大きめのセーターを、部屋着として使うのも良いでしょう。
サイズが大きめのセーターにもデメリットが!対処法は?
サイズが大きめのセーターは、述べた通り着る方にとって多くのメリットがあります。
しかし、それと反対にデメリットもあります。
中でも、サイズが大きめのセーターを着る方にとってのデメリットとして挙げられるのが、型崩れしやすいということです。
サイズが大きめのセーターは、その大きさゆえ重量が下に行きやすいのが特徴です。
そのため、着続けていると肩の部分が伸びてしまうなど、だらっとした形状になりやすいです。
述べた通り、サイズが大きめのセーターはゆったりさが魅力ですが、中に着ている下着が見えてしまうほどだと、だらしない印象になってしまいます。
このようなデメリットをカバーするには、型崩れしにくい縫製のものを選ぶのがおすすめです。
「型崩れしづらい」と表示されているものもあるため、それを参考に選んでも良いでしょう。
また、サイズが大きめのセーターをかけて保管している方は、型崩れしづらいハンガーを使うのが望ましいです。
サイズが大きめのセーターは白を選んでかわいらしさを演出
ここからは、サイズが大きめのセーターを使ったおすすめコーディネートをご紹介しましょう。
まずご紹介するのが、サイズが大きめの白いセーターを使ったコーディネートです。
サイズが大きめのセーターを男性が着る場合、黒などのシックな色を選ぶことが多い印象です。
しかし、それにあえて白を選ぶことで、親近感のあるかわいらしさが演出できます。
普段きちんとした印象の男性がこのようなコーディネートをすると、そのギャップから女性からの受けも高くなるでしょう。
また、白いセーターはやわらかさがあるため、それをより引き立てるためにも丸首のデザインを選ぶと良いです。
それに黒などの幅のあるボトムを組み合わせれば、上半身のやわらかさと下半身のきっちり感がバランス良く決まります。
だらっとした印象にならないように、幅のあるボトムは足首にかけて細くなっているデザインを選ぶのがおすすめです。
丈は、靴下が見えるか見えないかくらいがおしゃれですね。
靴も、スニーカーではなくレザーシューズを組み合わせてきちんとした印象に仕上げましょう。
差し色として、赤などのカラフルな靴下を組み合わせると、足元からちらりと見えた時におしゃれです。
サイズが大きめのセーターは襟つき白シャツできちんと感を
サイズが大きめのセーターは、下に何を着るかによっても印象が大きく変わります。
例えば、サイズが大きめのセーターに襟つき白シャツを組み合わせると、上半身が締まりきちんと感が増します。
襟つき白シャツを組み合わせることで、ゆったり感を程よく抑えてくれるため、サイズが大きめのセーターに不慣れな方でも取り入れやすいです。
そこで、ここでは襟つき白シャツを使ったサイズが大きめのセーターのコーディネートをご紹介します。
まず、サイズが大きめのセーターはライトグレーを選ぶようにしてください。
白と近いライトグレーを選ぶことで、色が喧嘩せずに馴染みます。
襟つき白シャツ裾を出せば、裾からそこまでの縦のラインが強調され、スタイルも良く見えるでしょう。
下のボトムは、黒で足首が細くなっているものを選ぶようにしてください。
そうすることで、首元と足元が締まりメリハリが出ます。
定番セーターこそサイズは大きめを選んでコーディネートの主役に
セーターには、「定番」と言われるデザインがいくつかあります。
その年に流行しているデザインも良いですが、定番のものを持っておくとコーディネートに迷った時にも安心でしょう。
その中でも、特に男性に人気が高いのがスクールセーターではないでしょうか。
スクールセーターというと学生が着るイメージもありますが、幅広い年代に適したデザインでもあるのです。
そんなスクールセーターは、サイズが大きめのものを選んでもおしゃれに決まります。
サイズが大きめのスクールセーターは、固さを和らげるためにベージュを選ぶのがポイントです。
それだけでも良いですが、チェックシャツを組み合わせるとグッとカジュアルさが増して良いです。
ボトムには、ストレートのクロップドパンツを選んで足元を締めてください。
黒のローファーを組み合わせれば、トラッド感も出るでしょう。
スクールセーターは、ジャケットなどの下に着ることが多いものですが、大きめのサイズを選ぶことでコーディネートの主役としても活躍できます。
大人の男性はサイズが大きめのセーターを色っぽく着こなして
サイズが大きめのセーターは、「比較的10代から20代くらいの若い方に人気」というイメージがあります。
しかし、サイズが大きめのセーターは、30代から40代くらいの落ち着いた年代の男性でも取り入れやすいアイテムでもあります。
それには、ジャストサイズより少し大きいくらいのサイズを選ぶことがポイントです。
この時のサイズは、足の付け根がセーターに少し隠れるくらいが目安です。
また、手首が締まるようなデザインを選び、手先が隠れてしまわないようにしましょう。
手首から上の部分をたるませて着るようなイメージです。
サイズが大きめのセーターは、グレーなど落ち着いた色にシンプルな柄がデザインされたものがおすすめです。
柄が派手なものはインパクトも大きくなりやすく、大人っぽく着こなしたい方は避けたほうが良いでしょう。
セーターの下には黒のタートルネックを合わせることで、大人の色気も演出できます。
ボトムも黒で合わせ、全体のバランスを良くしてください。
靴は、ベージュや白のスニーカーを組み合わせましょう。
サイズが大きめのセータはアウターに注意
サイズが大きめのセーターというと、それを着慣れていない方にとってはコーディネートが難しく感じるものです。
しかし、上半身のボリュームと下半身のコンパクトを重要視する「Yライン」と呼ばれるシルエットを基本とすれば、あまりコーディネートに失敗することはないと言えます。
また、サイズが大きめのセーターはゆったりしているため、合わせるアウターも大きめを選ぶようにしてください。
ジャストサイズを選んでしまうと、窮屈だったり太って見えやすくなったりしてしまうため注意が必要です。