スカートのお直し!セルフでできるお手軽なお手入れ方法は?

お気に入りのスカートをうっかり破いてしまったり、流行や年齢に合わせて穿く機会が減ってしまったり、体型に合わなくなってサイズアウトしてしまったりしていませんか?

ご自分でちょっと手を加えてお直しするだけで、また穿くことができますよ。

今回は、セルフでできる簡単なスカートのお直し方法をご紹介します。

セルフでできるスカートのお直しSOS

大事に穿いていたお気に入りのスカート。

うっかり何かに引っ掛けて破いてしまうとガッカリしますよね。

しかし、「もう穿けないな…」と思って捨てるのは、ちょっと待ってください。

専門業者さんに依頼しなくても、セルフお直しでスカートが蘇らせることができるのです。

また、年月が経って流行や年齢に合わなくなったスカートや、体型に合わなくなってサイズアウトしたスカートが、タンスの中で眠っていませんか。

今のご自分に合わせて簡単なお直しをするだけで、イメージチェンジしたスカートに生まれ変わらせることができます。

ここでは、スカートの裾上げ、ウエストの調節、スリットの補修、壊れたファスナーの交換など、ちょっとしたセルフお直しの方法をご紹介します。

捨ててしまうなんて勿体ない!

セルフお直しするだけで、まだまだ穿けますよ。

スカートの裾上げをセルフで簡単お直し

「スカートの丈がもう少し短かったら良いのになあ」と思う時には、裾上げをしましょう。

短い丈のスカートが流行ったり、購入したスカートやワンピースの丈が自分の体型にいまいちしっくりこない時は、裾上げをして丈をセルフお直しで調節すると、イメージに合った穿き心地の良いスカートに生まれ変わりますよ。

お子様用にリメイクする場合なども大活躍する方法ですので、是非身に付けたいですね。

①スカートを裏返しにして、希望のスカート丈のラインに印をつけます。

②縫い代となる折り返し分(3~5cm)のラインを引き、生地を断ちます。

③裁ち端がほつれてこないように、ジグザグミシンをかけて始末します。

④最初に印をつけた出来上がり線に合わせて折り返し、アイロンをかけます。

⑤しつけ縫いをします。

⑥裾全体を一周まつり縫いをして完成です。

裾のまつり縫いの方法は、「奥まつり」という縫い方がオススメです。

縫い代の内側をまつり、できるだけ表から糸が見えないように、表生地の織り糸を1本すくうのがポイントです。

この時、糸を強く引きすぎてしまうと、生地が突っ張ったり縒れたりして不自然な仕上がりになってしまうので、注意が必要です。

生地に無理な引っ張りが生じないように気をつけて、生地と同色の細い糸でまつると、縫い目が全く分からないほど綺麗に仕上がります。

初心者さん程、アイロンかけやしつけ縫いのひと手間が大事な工程になります。

綺麗な仕上がりにするためには、丁寧に作業することが、何より大切です。

緩んだゴムウエストのスカートも!セルフで簡単お直しできる

ゴムウエストのスカートは、穿き心地が良いですよね。

子供用のスカートもこのタイプが多くあります。

しかし洗濯を繰り返すうち、だんだんとゴムが伸びて緩んでしまうことがしばしばですよね。

見た目にもだらしなくなってしまいます。

そんな時は、新しいゴムに入れ替えるお直しをすればOK!

セルフで簡単にお直しできますよ。

ゴム穴口が見当たらなくても大丈夫です。

まずは新しいゴムを用意しましょう。

平ゴムの幅は既存のゴム幅に合わせると良いですよ。

ゴム替えの方法は次の通りです。

①脇の縫い目のゴム通し部分の縫い糸を切り、ゴム穴口を切ります。

②古いゴムを引き出します。

③新しいゴムを、紐通しを使ってゴム穴口から一周通して出します。

ゴム端が穴に引き込まれないようにマチ針で押さえておくと良いですよ。

④新しいゴムの両端を1cmほど重ねて縫い合わせます。

ゴムの長さはウエスト寸法の9割が目安になりますが、きつさに好みがあるので、ゴム通ししてから、好みのきつさにゴムを絞って適度な長さに切り、縫い合わせると良いかもしれませんね。

スカートのウエスト詰め&出しのセルフお直しもやってみよう

ウエストがちょっとだけきつい、もしくは緩いような時には、カギホックをつけることで多少の調節が可能になります。

3cmくらいまでの調節なら、セルフお直しで蘇りますよ。

手芸屋さんには、カギホックというホック部分が3段階に調節できるホックが売られています。

引っ掛けるホックと引っ掛けを受けるアイがセットになっています。

他にも、伸びるホックというグッズがあり、伸縮性のある引っ掛けホックを単一アイにかけることで調節することも可能です。

便利なホックがいくつかあるので、調整しやすく、取り付け簡単なホックを選ぶと良いですね。

いずれのカギホックの付け方も簡単です。

①既存のホックを丁寧に外します。

②まずはホック側をウエストに縫い付けます。

③ウエストに合わせて、アイの位置を決めて印をつけ、アイを縫い付け、セルフお直しの完成です。

ウエスト部分は力がかかる場所なので、しっかり縫い付けるようにします。

重ねた時に、ホックが上側、アイが下側にくるよう縫い付けましょう。

ウエストを詰める場合は、腰回りの仕上がりが不自然にならないよう、ホックの移動を3cmくらいまでにしておくほうが無難です。

ウエスト出しのお直しをすることで、食事後にちょっと苦しかったスカートも簡単お直しで安心して穿けるようになると嬉しいですね。

スカートの壊れたファスナーを付け替えるには?このセルフお直しを!

スカートのウエスト部分のファスナーが壊れてしまった時などは、ファスナーを付け替えるセルフお直しをしましょう。

ファスナーの幅やサイズはたくさん選択肢があるので、壊れたファスナーに近いものを選ぶと自然な仕上がりになるでしょう。

ファスナー部分の長さは、空き口よりも1cmほど短いものを選ぶようにすると縫い付けやすく、使い勝手も良いですよ。

ファスナーの付け方は次の通りです。

①まずスカートのウエスト部分生地の縫い合わせを丁寧にほどきます。

②ファスナー空き部分にアイロンを当て、下地にファスナーを置き、まち針で留めてからしつけ縫いします。

③ファスナーを開けた状態で、片側を空き止まりまで縫い合わせます。

④ファスナーを閉めて、空き止まりから残りの片側部分をまち針で留めてからしつけ縫いし、縫い合わせます。

しつけ縫いの一手間を惜しまないことが、綺麗に仕上げるためには重要な工程になりますよ。

タイトスカートのスリット!お直しの仕方とは?

タイトスカートのスリット部分がふとした瞬間にビリっと裂けてしまうこと、実は珍しくありません。

そんな時も大丈夫!

セルフで自然にお直ししましょう。

スリットが開いているだけであれば、裂けた両サイドをすくい縫いして仕上げたら良いのですが、スリット部分にはベンツと呼ばれる重なりのあるデザインも多くありますね。

そんな時は少し手間がかかりますが、次のようにお直しします。

仕上がりはスカート幅が数ミリ小さくなりますが、丈夫にセルフお直しすれば、以後裂ける心配もなく穿き続けることができますよ。

負荷がかかる箇所なので、ミシンでのお直しをオススメします。

お直しの仕方は、次の通りです。

①スカートを裏返して、スリットの中心で折り、裂けた箇所から2mmほど内側に仕上がり線を引きます。

この時、既存の縫い目に自然につながるよう仕上がり線を描くようにします。

※このため、仕上がりのスカート幅が若干小さくなります。

②仕上がり線をミシンで縫います。

まず重なりのベンツ部分を縫い合わせ手から、スカート後ろ部分の仕上がり線を縫い合わせます。

くれぐれも裏地を一緒に縫い付けてしまわないように気をつけてくださいね。

③裾のまつり縫いをほどき、スカートを表に返します。

そして新たな仕上がり線に合わせて、スリットの空き止まり付近の布地の折山をずらして、アイロンをかけます。

④新たな折山に合わせた仕上がり線でスカート裾をまつり縫いして出来上がりです。

セルフでお直しして、長く愛されるスカートスタイル

専門業者さんに依頼すれば、もちろん綺麗に仕上がるのですが、お直しに出すと費用もかかるので、「そこまでするのはなあ…」と躊躇してしまうことが多いのではないでしょうか。

そんな時に諦めて捨てるのではなく、セルフで気軽にお直しして蘇らせられたら、一層の愛着を持って長く穿き続けることができますね。

ちょっと手間暇をかけて、長く愛される自分らしいスカートコーディネートを楽しみましょう。