もはやジーンズは国民的人気アイテムといってよいほどに、老若男女問わず幅広い人気アイテムです。
熱狂的な愛好家からライトユーザーまで、今ではほとんどの方がジーンズの一本は持っているのでなないでしょうか。
さて、そんなジーンズですが、選ぶ際の基準の一つにブランドがあるかと思います。
その多様性のため、今ではブランド名も少々複雑になっています。
今回は、是非知っておきたいジーンズの人気ブランドをご紹介します。
ジーンズの人気ブランドを語るなら外せない「リーバイス」!
さて、ジーンズの人気ブランドというよりもジーンズを語るうえで外せないのがこの「リーバイス(Levi’s)」になります。
この名前は誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
リーバイスの創業は19世紀半ばと非常に古い歴史を持つ老舗ブランドです。
ここからも分かりますように、リーバイスはジーンズシーンを創業より150年以上の間牽引し続けてきているのです。
今ではジーンズといえばリーバイス、もはやジーンズの代名詞的ブランドといっても過言ではありません。
リーバイスの特徴は、細身でハンサムなシルエット!
スッキリとした印象が特徴的です。
ストレッチ効果も適度にあるので非常に穿き心地も良く、今でも変わらずの人気があるのです。
また、この長き歴史があるからこそ愛されるのがヴィンテージジーンズです。
歴史のあるリーバイスだからこそ、ヴィンテージジーンズが楽しめますね。
このヴィンテージジーンズブームに乗っかって、一昔前には501シリーズが爆発的にヒットしました。
歴史のあるリーバイスだから可能な通の楽しみ方です。
勿論、それ以外のアイテムも非常に良いものばかりです。
ジーンズに興味を持たれたら、必ず覗いて欲しいブランドですね。
ジーンズブランド「アーペーセー」も根強い人気!
前項のリーバイスほどには歴史が深くありませんが、ジーンズブランド「A.P.C.(アーペーセー)」も是非とも覚えておいて欲しいブランドです。
アーペーセーは1986年創業フランス発のブランドで、フレンチスタイリッシュジーンズの定番と非常に人気が高いですね。
創設者ジャン・トゥイトゥが様々な経験を積んだ後に満を持して立ち上げたブランドだけあって、今なお第一線の人気を誇るクオリティの高さには定評があります。
ブランド名は「製造と創造を行う工房」の意味から来ていて、デザイナー名を服に結び付けさせないとの創業者の意志がそこにはあるのです。
毎シーズン常に全力を注ぐジーンズ作りは、シンプルかつベーシックに徹底的にこだわり続けることで高品質アイテムを作り続けています。
その結果アーペーセーは日本においても根強い人気があるのです。
美しいシルエットが特に人気の秘密で、細めのジーンズ通には正にうってつけのブランドかもしれません。
ジーニストの間では育てるジーンズとしての評価も高く、色落ちなど経年変化と共に愛着あるジーンズになっていくようです。
また、こちらのアーペーセーもジーニストには非常に共感を覚えるようですね。
穿きつぶしたジーンズを持っていくと新品のジーンズが半額になるなど素敵な試みも行っています。
斬新コンセプトの「ヌーディージーンズ」もおさえたい人気ブランド
スウェーデン発の人気ジーンズブランド「ヌーディージーンズ(Nudie Jeans)」もジーンズのブランドとしては是非ともおさえておいていただきたいところです。
創業は2001年と比較的後発ブランドになりますが、今では非常に人気のブランドになっております。
その秘密は、この魅惑的なネーミングがあらわすように「ジーンズは二つ目の肌」としての位置付けにあるようです。
ジーンズ素材にオーガニックコットンを使うなど、「ヌーディージーンズ」は、ジーニストには勿論自然環境にも非常に優しいブランドになります。
勿論、「ヌーディージーンズ」の特徴はこの優しさだけではありません。
ジーンズの美しいシルエットが人気で、特にスリムフィットが与える見事な脚長効果には万人が魅了されてしまいます。
ストレッチの効きも素晴らしいので穿き心地は抜群、しかし、それゆえにサイズ選びは慎重にする必要があります。
また、色落ちやダメージとの相性も非常に良いので経年変化を楽しめ、長い付き合いができるジーンズとなるのが特徴ですね。
ジーンズにTシャツという定番スタイルを尊重する「ヌーディージーンズ」の姿勢にも非常に好感が持てます。
ジーンズの人気ブランドなら勿論「リー」も外せない!
ジーンズブランドを語るうえではこちら「リー(Lee)」も絶対に外せないブランドになります。
前述のリーバイス同様に非常にメジャーなブランドになりますので、こちらも誰でも聞き覚えがあると思います。
リーの創設はリーバイスに遅れること30年余り、19世紀にはアメリカで産声を上げていました。
実はこのリーの原点となるのはワークウェアーで、そこに機軸をおきながら機能性の重視と質実剛健をモットーにジーンズを作り、世に提供し続けてきたのです。
リーと言えば、後ろポケットのホースマークステッチやイエローステッチ!
このステッチがあることによりジーンズの価値が非常に高くなりました。
また、それまではボタンが主流だったジーンズに、ジッパーを最初に導入したのもリーとされています。
常に革新的なアイテムを創造してきたリーだからこそ多くのジーニストに愛されているのです。
日本への上陸は1970年代で、それ以来日本のジーニストたちの間の人気も変わることはありません。
今ではジーンズのトップブランドとしてリーは定着しております。
リーの特徴としては、昔ながらのディテールを良さとして継承しつつも現代風にアレンジを施したスタイルです。
そして、そのデザイン性や穿き心地など、クオリティの高さが今なお根強い人気の秘密なのです。
日本屈指の人気ジーンズブランド「エドウイン」!
ここまで、ジーンズの人気ブランドをご紹介するにあたり、必然的に海外のメジャー処が主となってしまいました。
これはアメリカ生まれのジーンズの性質上、ある程度仕方ないことかもしれません。
しかし、そんな中日本発の人気ジーンズブランドも忘れてはいけません。
それが「エドウイン(EDWIN)」です。
日本ではこのエドウインは非常にメジャーブランドなので、海外ブランドと認識している方も多いようです。
それはある意味では、海外のメジャーブランドに負けないジーンズブランドとしての成功の証にもなります。
エドウインの特徴は、日本の持つ繊細な技術力がおりなす繊細なジーンズ作りにあります。
また、日本人が始めることで広まったダメージ人気も、このエドウインの持つダメージ加工がそれを不動のものへと導いたとも言えるのです。
503や505シリーズは今なお、多くのジーニストを魅了し続ける不朽の名品ですね。
エドウインのジーンズが穿く人をワイルドだったりセクシーだったり様々な印象に仕上げてくれるのも魅力の一つです。
因みにエドウインの名前はデニム(DENIM)の並び替えからきています。
DとEを入れ替えてNIMをひっくり返したのですね。
エドウインは今でも様々な進化を続けています。
携帯電話ポケットや柔軟な肌触りの生地などその時代時代にあった需要を満たす開発を進めているところも根強いファンが存在する理由ですね。
実はこちらも日本発ジーンズブランド!「ファクトタムジーンズ」!
さて、人気のジーンズブランド、最後にご紹介するのが「ファクトタムジーンズ(FACTOTUM JEANS)」になります。
日本のファッションブランド「ファクタム」の新しいジーンズラインとして派生して作られたものが「ファクトタムジーンズ」なのです。
今では、完成度の高いジーンズの日本ブランドとして「ファクトタムジーンズ」は非常に高く評価されています。
以前よりファクタムのジーンズに対する評価は高かったので、この新ラインに寄せられる期待も非常に大きくおさえるべきブランドなのです。
日本人の持つ脚の形の悪さというコンプレックスを見事に解消し「穿くだけで美脚に見えるジーンズ」と重宝されていますね。
実際に穿いてみると分かりますが、本当に脚長効果が実感できます。
これには秘密がありまして「ダークトーン」「スリム」この2つが脚を綺麗に見せてくれるとのことです。
膨張をおさえて細身効果のあるダークトーンに細身のスリム仕上げ、これにより脚長効果を実現させたとのこと。
日本人が手掛ける、日本人のコンプレックス解消ジーンズというコンセプトも頷けますね。
ジーンズのブランドを知ることでジーンズライフをより楽しく!
今回、ジーンズの人気ブランドについてご紹介をしてまいりました。
ここでご紹介したのは数多ある有名ブランドの中でもほんの一部ですが、それぞれに歴史と優れた特徴を持っていることはご理解いただけたかと思います。
今後ジーンズライフをより楽しむためには、このブランドの特徴を把握してブランド選びをされるのもおすすめです。
まだ出会っていない貴方にぴったりの一品と出会えるかもしれません。