スーツに合うメンズコート!失敗しないサイズの選び方とは?

寒い季節には、コートの着用は欠かせません。

コートは一度購入すると、何年か着ることになるので、流行に流されない自分のサイズに合ったものを選びたいものです。

また、普段着ているスーツに比べると、お値段は高めですので、失敗したくありませんよね。

そこで、今回はコートの失敗しないサイズの選び方をご紹介しましょう。

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スーツに合うメンズコートの種類

コートのサイズの選び方をご紹介する前に、スーツに合う代表的なメンズコートについて見ていきましょう。

【チェスターコート】

チェスターコートは、正式には「チェスターフィールドコート」と言い、イギリスのチェスターフィールド伯爵が着ていたことが、名前の由来になったと言われています。

テーラードジャケットの丈を長くしたようなデザインは、ネクタイやスラックスと相性が良く、ビジネススーツと良く馴染みます。

正式なものは、表からボタン穴やボタンが見えないようにデザインされた「比翼仕立て」と言われるもので、上襟にベルベットを使ったものもあります。

このベルベットを使った襟は、フランス革命でルイ16世と、マリー・アントワネット妃が処刑されたことを悼む気持ちを表したものと言われています。

【トレンチコート】

トレンチコートは、もともとは第一次世界大戦中に作られた、イギリス陸軍などの軍服用のコートでした。

そのため、防寒性と防水性に優れているものでしたが、今では上品で社交的なイメージがあり、ビジネスシーンでも良く着られる定番のコートと言えます。

また、トレンチコートの名前の由来は、「トレンチ=塹壕」から付けられました。

トレンチコートの特徴は、立ち襟と腰のベルトです。

しかし、オフィスカジュアルなイメージがあり、通夜や葬儀などの席には相応しくないとされているので、注意しましょう。

トレンチコートには、取り外し可能な「ライナー」と呼ばれる裏地が付いているものもあり、寒暖の調節ができるようになっています。

まだある!メンズコートの種類

【ステンカラーコート】

スーツ発祥の地、イギリスで生まれたステンカラーコートは、ビジネスコートの定番であり、伝統的なコートの代表格とも言えるものです。

ステンカラーコートの「カラー」は襟のことを指し、前襟が低くなっていて、後ろが立ち上がっている襟が特徴です。

名前の由来は諸説あり、和製英語とも言われていて、地名が由来になっている「バルマカーンコート」や「バルカラーコート」などと呼ばれることもあります。

ステンカラーコートには綿、ウール、ナイロンなど、さまざまな素材のものがあり、寒さなど環境によって選ぶと良いでしょう。

【その他】

その他のコートでは、「ダッフルコート」や「ピーコート」があります。

いずれも定番のコートで、スーツにも合わせてやすいのですが、どちらかというとカジュアルな印象が強く、通勤には問題なくても、商談などの予定がある場合には向かないので注意しましょう。

暖かさという点で見ると、「ダウンコート」がおすすめですが、こちらもカジュアルな印象があるので、スーツの上に着るときにはシンプルでスッキリとしたデザインが良いでしょう。

では、次にコートのサイズの選び方について見ていきます。

失敗しないサイズの選び方!基本用語を覚える

最初に、今さら聞けない「サイズの名称」についてご紹介しましょう。

自分に合ったコートのサイズの選び方は、まずサイズ表を見て、どれくらいの大きさなのか把握しなければなりません。

【着丈=きたけ】

着丈とは、BNP(=バックネックポイント)のことで、首の後ろの付け根から裾までの長さを言います。

大まかに言うと、コートの縦の長さのことで、実際にコートを着たときにどのくらいの長さになるか、ということです。

正確には背中側の襟の根元から裾までの長さのことで、襟部分も含める場合は「総丈=そうたけ」と言います。

この着丈は、見た目を大きく左右するので、自分の身長を十分把握し、どれだけ足の部分を出すのか、バランスを考える必要があります。

【肩幅=かたはば】

片方の肩先から、反対側の肩先までの直線距離のことです。

【身幅=みはば】

両脇の腕の付け根から、反対側の付け根までの長さです。

この長さを2倍すれば、胸囲になります。

【袖丈=そでたけ】

肩先から、袖口までの直線距離のことです。

自分でサイズを測る場合は、肩先の出っ張った骨から、手首の一番細い部分までを測ります。

以上のことが分かっていれば、自分に合ったサイズのコートが選びやすくなるでしょう。

コートを選ぶ前に、上記のサイズを測っておくことをおすすめします。

自分のサイズに合ったコートの選び方

サイズの名称について、お分かりいただけたと思います。

では、さっそく表示を見て購入…ということになるのですが、ここでひとつ問題があります。

「コートのサイズはどのようにして測っているのか」ということです。

Tシャツなどと違い、分厚いコートは内側を測るか、外側を測るかで大きな差が出てしまいます。

一般的にコートに表示されているサイズを測るときは、平らにした状態で測られています。

そのため、ジャストサイズのコートの選び方は、自分のサイズにコートの厚みをプラスすることがポイントです。

プラスする目安は、肩幅、袖丈、肩幅は+3~5cm、身幅は+10~15cmがおすすめです。

「コートは一番上に着るのだから、大きい方が良い」と考える方もいるはずです。

また、時代によってはオーバーサイズを良しとする流行もあるでしょう。

しかし、スーツの上に着るコートは、ジャストサイズで着ることをおすすめします。

オーバーサイズですと、だらしなく見えてしまったり、コートに着せられているようになったりしてしまうので、相手に与える印象は良くありません。

ビジネスシーンでは、スーツに合ったジャストサイズのコートを着ましょう。

コートの選び方のポイントは「コート丈」

自分のサイズに合ったコートの選び方、次のポイントはコート丈です。

スーツに合わせて、コートをおしゃれでスマートに着こなすには、コート丈が重要になってきます。

目安としては、スーツの上着が隠れる長さが基本です。

コートの裾から、上着がはみ出てしまう場合は、コート丈が短すぎます。

一般的に、コート丈が長いとフォーマルな印象を与えます。

また、外国の映画などで見かける、コートの裾をひるがえして歩く姿に憧れる方もいるでしょう。

しかし、どんなに長いコート丈であっても、膝あたりまでに留めておくことをおすすめします。

なぜなら、コート丈が長くなると、それだけ着こなしが難しくなるからです。

ロング丈のコートは、身長が高く、スタイルやセンスが良くないと、かえって野暮ったくなってしまうことがあるので気を付けましょう。

また、コートのデザインによっても、おすすめの長さに違いがあります。

例えば、シンプルなデザインのステンカラーコートなどは、シルエットが際立つよう、お尻がすっぽりと隠れるくらいのミドル丈が良いでしょう。

ミドル丈は、腰を隠して足だけ見えるので、足を長く見せる効果があり、全体的にスッキリします。

チェスターコートは、もともと正統派フォーマルコートの代表格なので、ロング丈のものが多い傾向があります。

しかし、前述したように着こなしが難しいので、ロング丈であっても膝くらいまでの丈にしましょう。

ジャストサイズのコートを選ぶときの注意点

これまで、自分のサイズに合ったコートの選び方についてご紹介してきました。

最後に注意点をまとめておきましょう。

【試着】

コートを選ぶときには、試着をするのは当然ですが、そのとき必ずスーツの上から試着してください。

つまり、そのコートを着るときの状態で試着をするのです。

カジュアルな服装で試着してジャストサイズであっても、スーツの上着を着た状態では動きにくいかもしれません。

また、コート丈もスーツを着ていれば決めやすいでしょう。

【首回り】

試着のときに確認しておきたいのが首回りです。

ボタンをしたときに首回りがきつくないか、見た目は悪くないかなどをチェックしてください。

また、マフラーを巻いたときを想定しておくのも肝心です。

【肩幅/身幅】

人によっては、肩幅と身幅に差があって、どちらに合わせたら良いのか分からない方もいるでしょう。

「洋服は肩で着る」という言葉がありますが、特にコートは肩で印象が決まります。

そのため、サイズを優先させるなら肩幅、次いで身幅で選ぶと良いでしょう。

【ライナーの有無】

トレンチコートなどの薄手のコートの場合、取り外しのできる防寒用ライナーが付いているかどうか確認しましょう。

取り外しできるライナーが付いていれば、秋や春はもちろん、寒さの厳しい冬にも着ることができます。

【その他】

コートに付いているベルトやボタン、ポケットなどが、使いにくくないかもチェックしましょう。

鞄を持ったり、肩に掛けたりするときに邪魔にならないか、ポケットは使いやすいかなど、普段の行動パターンに照らし合わせてみてください。

コートはサイズの選び方が大切

スーツを着るビジネスマンにとって、コートは冬の重要なアイテムです。

コートには、そのデザインによってそれぞれの特徴があるので、自分に合った素敵な1着を見つけてください。

お気に入りのコートを長く着続けるのには、サイズの選び方が大切です。

この記事を参考に、ジャストサイズのコートを見つけて、寒い季節もスタイリッシュに楽しみましょう。