「寒い冬でも、スカートをはいておしゃれを楽しみたい」という女性は多いのではないでしょうか。
しかし、冬場にスカートをはくのは、「寒さがつらい」という方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ここでは、冬にはくスカートに向いている素材や、それに合わせたコーディネートのお話、スカート以外のアイテムの素材についてもご紹介していきます。
「冬らしいおしゃれをしたい!」という方は、ぜひ、参考になさってください。
冬もスカートをはいておしゃれしたい!向いている素材は?
冬でもスカートをとり入れたおしゃれを楽しみたい場合には、自分でも周りの人から見ても暖かみを感じる素材のスカートをはくことがおすすめです。
それでは、どのような素材のスカートをはくと、冬らしいおしゃれができるのでしょうか。
●スエード
本物のスエードというのは、子やぎや子うしなどの皮の内側をサンドペーパーなどで起毛させたものです。
独特の光沢感や暖かみがあり、靴や手袋などにも使用されています。
暖かみが感じられるところから、冬に身につける素材として向いていると言えるのではないでしょうか。
また、スエード素材のスカートであれば、カジュアルから上品なスタイルまで、幅広くコーディネートすることができます。
●コーデュロイ
コーデュロイは、「コール天」とも呼ばれる素材で、コットンやウールなどを原料にパイル織物としてつくられたものです。
見た目も暖かみを感じますが、保温性があるため、はいていても暖かさが感じられます。
スカートだけではなく、ジャケットにも使われていて、秋冬物の素材の代表とも言えるでしょう。
まだある!冬にはくスカートで季節感あるおしゃれな素材
冬にはくスカートとして暖かく、違和感のない素材の種類は、まだありますので、ご紹介します。
●ニット
冬のスカートに向いている素材には、ニットもあります。
コーディネートの仕方によっては、春頃まで楽しむことができるでしょう。
ニットのスカートは、はき心地がピタッとするものが多く、抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、ピタッとしていたほうが着ぶくれを防ぎ、意外に細く見せるこという見方もあります。
●ベロア
冬に向いているスカートの素材として、ベロアもおすすめです。
ベロアは、生地に厚みがあり毛足が長いため、暖かく、さわり心地もよくてやわらかい素材です。
また、光沢感もあることから、光があたると色合いが違って見えたり、高級感を演出できたりするという魅力もあります。
パンプスやブーツと合わせると、上品さが増し、エレガントな印象になるでしょう。
●デニム
デニム素材のスカートは、年間を通してはける素材ですが、冬にはくスカートとしては、デニムでもロングスカートがおすすめです。
デニムは、流行りすたりがなく長く着ることができ、カジュアルスタイルの定番と言えるでしょう。
冬向けの素材のスカートと合うコーディネートをご紹介
冬のおしゃれを楽しむためのスカートの素材とその特徴をご紹介してきました。
それらのスカートは、どのようなコーディネートをしたらおしゃれに見えるのでしょうか。
冬向けの素材のロングスカートと、そのおすすめコーディネートをいくつかご紹介します。
●コーデュロイのロングスカート
タイトでロングのコーデュロイのスカートは、大人の女性らしさを出せるアイテムです。
トップスにオーバーサイズのシャツをラフに着ることで、抜け感も出しつつ上品な印象にすることができます。
カジュアルなデザインのコーデュロイのロングスカートであれば、モコモコ素材のボアのアウターを合わせると、大人かわいいスタイルになるでしょう。
●ニットのロングスカート
ニットのロングスカートには、パーカーを合わせるとラフなおしゃれを演出することができます。
ラフすぎてしまうのが気になる場合は、パンプスをはくと、上品さをプラスできるのではないでしょうか。
●デニムのロングスカート
ニット素材のスカートと同様に、ラフなアイテムと合わせることができますが、少し上品な感じにしたいときには、きれいめのカーディガンなどと合わせることをおすすめします。
冬の寒さにはトップスの素材も大切!防寒におすすめなもの
冬でもおしゃれを楽しみたいものですが、やはり、暖かさも重要です。
冬にはくのにおすすめのスカートの素材については、これまでご紹介してきた通りですが、防寒のためには、スカートだけではなく、トップスの素材もこだわるとよいでしょう。
それでは、トップスに着る素材として、冬に向いているものにはどのようなものがあるのでしょうか。
●カシミヤ
カシミヤとは、カシミヤヤギの体毛の下のやわらかい毛のことです。
肌触りがよいだけではなく、保湿性に優れ、保温力が高いため、コートやマフラー、ショールなどに使用されています。
見た目にも光沢感があり、高級な素材として、冬の定番とされています。
●フランネル
ウールやコットンからできている素材で、やわらかく暖かいため、秋冬にとても合う織物です。
このフランネルでできたシャツがネルシャツと呼ばれ、特にチェック柄を見かけることが多いことでしょう。
●フリース
ポリエステルの繊維やメリノ羊毛などを使用した織物や編物の毛羽を密生させた後、先を刈りそろえたものです。
軽くて保温性の高いフリースは、アウトドアのウェアとしても人気があります。
インナーも防寒に重要なアイテム!どんな素材がよい?
冬のファッションも暖かくおしゃれに着こなしたい方のために、冬に向いているスカートやトップスの素材などをご紹介してきました。
寒さ対策をするためには、それらのような暖かいアイテムを着て厚着をすればよいと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、体に一番触れている下着(インナー)も重要です。
ご存知の方は多いと思いますが、冬のインナーと言うと、「ヒートテック」が欠かせないアイテムとなりつつあるのではないでしょうか。
ヒートテックは、どのような服の下に着ても目立つことなく、しっかりと体温を保つことができる優れたインナーです。
ユニクロをはじめ、近年では多くのメーカーから様々なヒートテックのインナーが販売されていて、素材の性質もどんどん進化しています。
カラーや型のバリエーションも豊富にそろっていますので、洋服や気分に合わせてインナーも選んで着用してみてはいかがでしょうか。
冬に向いている素材の洋服には小物も加えよう!
冬も暖かくおしゃれを楽しむためには、スカートなどの洋服やインナーの素材を選ぶことが大切だというお話をしてきました。
さらに、外に出かける際に、防寒対策をするためには、手袋やマフラーなどのアイテムも用意することをおすすめします。
手袋やマフラーも、防寒の役割があるだけではなく、洋服に合う色合いのものをつけることにより、おしゃれを引き立たせることもできます。
それらをおしゃれにするポイントとしては、オレンジ色や赤などの暖色系のものを選ぶことがおすすめです。
冬の季節は、アウターなどの色が茶色や黒、グレーなどの暗めの色が多くなりますので、手袋などの小物に暖色系をとり入れいると、見た目も暖かみがあり、ワンポイントのおしゃれにもなるでしょう。
手袋の素材には、防寒を重視する場合には、レザーやカシミアなどがおすすめです。
また、手袋の裏側がボアや裏起毛になっているものや、手首の部分にファーなどがついているものなどもありますので、防寒対策によいでしょう。
また、マフラーの素材を選ぶ際におすすめなのは、カシミヤやコットン製のものです。
マフラーは、首に直接巻くものですので、それらのような保湿性の高い素材のマフラーを使用することをおすすめします。
冬らしい素材にこだわっておしゃれを楽しもう!
寒い冬に向いているスカートなどの洋服や、その他のアイテムの素材の選び方はおわかりいただけたでしょうか。
どのアイテムを選ぶ場合にも、冬の寒さ対策ができるような素材を選ぶことをおすすめします。
服装だけではなく、インナーや小物にも防寒にこだわったアイテムを使用して、冬のおしゃれを暖かく楽しみましょう。