流行に合わせたジャケット!1980年代の肩パットを薄く調整

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ジャケットに入れる肩パットとは

肩パットは、綿のようなフェルト地の生地を重ねて、半円のような形にしたものです。

半円にしたフェルト地を大きさの違うものを等高線のように重ねて、立体的にします。

首に近い部分が少し薄く、肩先にかけて厚くなります。

裏地があるコートやジャケットの場合は、フェルト地のまま裏地と表地の間の肩部分に入れて使用します。

セーターやカーデガン、裏地のないジャケットで使う場合や、裏地があっても裏地の内側に付ける場合は、そのままで使うことはあまりありません。

他の衣類との摩擦が生じないように、肩パットを裏地と同じ色、または表地に近い色のポリエステルの裏生地で全体を縫って包みます。

市販されている肩パットを見ると、白いフェルト地です。

ジャケットの中についている肩パットが、裏地と同じようなポリエステル裏生地で色が付いているのはそのためです。

市販されている肩パットの中にも、白の他に黒や茶などのフェルトで作られたものもあったり、裏生地で包まれたものもあります。

ジャケットに肩パットを薄く入れて体型に合わせる

まずは、肩パットの本来の使い方についてご紹介しましょう。

皆さんは自分の身体全体を立体的なシルエット映像で撮ったことがありますか。

私たちは普段、服を購入する時、おおよその体型に合わせて大量生産されている既製服を購入しています。

服によってS・M・Lと分けていたり女性の服なら9号、11号というサイズ表示で分けてあります。

しかし、自分の体型にピッタリと合った服が欲しいと思うと、既製服ではなかなか見つからないという人もいます。

それは、1人1人身体の形が違うからです。

自分の身体全体を立体的映像にすると、利き手の方が腕が長かったり、左右の肩の位置が違うこともあります。

中にはバストトップの位置が違う人もいます。

同じMサイズでも、1人1人が少しずつ違っています。

また、身体の左右が完全な対称になっているという人はほとんどいません。

他にも、平均的な人と比較して肩の位置が下がっていたり、上がっている人もいます。

そのため、既製服ではピッタリと合わないことがあるのです。

そこで、ジャケットやコートの形を身体に合わせてきれいに着るために、肩パットを入れて調整をします。

肩先の位置に左右差がある人は、肩先が高い方には肩パットを薄く入れます。

逆に、肩先の位置が低い方には入れるのは厚い肩パットです。

左右の肩パットの厚さを変えることで、ジャケットを着たときに、外側から見たら肩が同じ位置になります。

肩パットの入れ方を左右で変えれば、外側から見たときにきれいな肩のラインに仕上がります。

1980年代のジャケットの厚い肩パット

肩パットは、ジャケットの肩に入れることで、ジャケットの形をカッコよくきれいに見せる働きがあります。

そして、ここでいう「カッコいい」「きれい」というのは、一体どういう意味でしょうか。

「カッコいい」「きれい」というのは、時代によって変わってきています。

1980年代、肩を高くする「いかり肩」にするというのが流行していました。

ジャケットにもショートコートにも、ロングコートにも必ずと言っていいほど厚手の肩パットが入っていました。

1980年代というのは、「男女雇用機会均等法」が制定されたころです。

女性の地位がどんどんと高くなり、社会の表舞台に出るようになった時代です。

男性と同じ学歴や仕事にこだわる女性たちの間で、女性らしいなで肩ではなく男性と同じいかり肩に見せるためのジャケットが流行ります。

そのために、女性のジャケット・シャツブラウス・カーデガン・セーター・コートやワンピースにも肩パットが入っていました。

中に着るブラウス、カーデガン、そして上着のジャケットと肩パットが重なり不自然なほどのいかり肩になっていたこともあります。

厚手の肩パットの中には、薄くした肩パットを2枚重ねているものもありました。

しかし、その後厚手の肩パットを入れたワンピースやシャツブラウスが姿を消します。

2000年代に入ると、肩パットを入れないジャケットや、2枚重ねの肩パットを1枚分薄くしたジャケットも増えてきます。

このような流行の変化を繰り返すように、今後また肩パットをたくさん入れた、厚手のものに変わっていくことも無きにしも非ずかもしれません。

薄くした肩パットをジャケットに入れる理由

ジャケットの肩パットには、薄くした肩パットを2枚入れる方法があります。

なぜ厚いものを1枚ではないのでしょう。

それは、調整のためです。

左右の肩の位置に差がある人なら、肩が下がっている方に肩パットを2枚入れて、逆に上がっている方を1枚にしてバランスを取ることができます。

肩パットではこういった工夫が可能です。

もちろん、裏地の中に入っている肩パットを調整するのは、簡単にはできません。

しかし、裏地の中に入っていない肩パットなら簡単に外したり、取り付けたりで自分の好みに変えることができます。

1980年代の服をタンスから見つけたら、肩パットが外せるか試してみましょう。

簡単に外せるなら時代錯誤とあきらめず、はずして着てみるとコーデのポイントに返り咲くかもしれません。

肩パットを薄く入れることでジャケットを形良く見せる

肩パットが嫌いだからと、ジャケットやコートには入っていない方が良いという人もいます。

しかし、トレンチコートやジャケットは、肩パットがないと肩先が下がりすぎてしまうこともあります。

和服と違い、洋服はある程度肩先が上がっていたほうが、全体に肩の位置が高くなり背筋が伸びてきれいに見えることもあります。

特になで肩の人は、流行に左右されることなく肩パットが入っている方が形良く着ることができます。

流行が去ってからでも、トレンチコートや固いイメージのジャケットでは肩パットが入っています。

1980年代の流行当時とは違い、自然な仕上がりになるよう薄く入れてありますので、あまり目立つことはありません。

一方、女性らしさを強調するスプリングコートや、可愛らしいコート、ジャケットでは肩パットが入っていません。

あまり「いかつい」イメージに見られたくない、優しいイメージフェミニンな服が好きな人に好まれます。

しかし、なで肩の人の中には、肩にかけたバッグが落ちてしまうこともあります。

形によっては、ジャケットに薄くてもいいので、肩パットが入っていたほうが良いこともあります。

手作りジャケットの肩パットはまず薄く

自分で服を作る人は、ジャケットの肩に肩パットを入れるか入れないか迷うことがあります。

服を作るための雑誌や本の中には、肩パット分裏地を多めに取る型紙を設定しているものもあります。

しかし、肩パットを入れないことを前提に作られているものも多く、どちらが良いかわからないという人もいるかもしれません。

こんな時は、自分が持っているジャケットやコートを着てみましょう。

肩部分を触ると、肩パットが入っているものは肩に厚みがあるのですぐにわかります。

肩パットがあるものとないもの両方を着てみて、姿見で全体のシルエットを見ます。

この時、肩先が下がりすぎているようなら、肩パットが入っていたほうが良いかもしれません。

逆に、肩パットが入っているジャケットで不自然に肩が上がって見えるようなら、肩パットを入れずに作る方が良いでしょう。

どちらともいえないと思ったら、ジャケットの裏地と表地の中に肩パットを入れずに、裏地の内側にいつでも取り外せる肩パットを入れます。

この時も、肩パットを薄く入れることであまり目立たないようになります。

どうしても肩が下がりすぎて肩掛けバッグが落ちてしまうようなら、2枚重ねて厚くします。

肩パットはジャケットの表地や、裏地にしっかりと留め付けません。

全体に手縫いで糸ループで付けておきます。

こうすることで、取り外しが手間になりません。

まずは、いつでも外すことができる内側に、糸ループで留め付けてみましょう。

これは、市販されているジャケットの時も同じです。

市販のジャケットで肩掛けバッグが落ちてしまう、身体が貧相に見えてしまうという人は、手芸屋さんで市販されている肩パットをつけてみましょう。

調整できるジャケットの肩パット

ジャケットに入れる肩パットのご紹介でした。

薄く入れた肩パットには、ジャケットを形良く見せるという働きがありました。

肩が下がって見える人は、市販の肩パットを入れてみましょう。

自分の身体に合わせて、肩パットを入れたり外したり、好みや着方に合わせて調整してみましょう。