アウターは安いものでもOK!おしゃれなメンズを演出するコツ

普段着用するアウターについてお悩みはありませんか。

ここぞという場合では、ブランド物や値段の高いアウターできめるのもよいでしょう。

しかし、普段の生活の中で着るアウターは、そこまで値の張るものでなくても構いません。

安いメンズ用アウターでも、コーディネート次第ではおしゃれに装うこともできるのです。

では、安いアウターをおしゃれに着こなすコツには、どのようなものがあるのでしょうか。

安いアウターを上手に活かすコーディネートとは

値段の高い服というものには、それだけの価値があるものです。

一見同じ形をしていても、良い生地を使用していたり、仕立てが一級品だったりします。

また、ブランドものの場合には、ネームバリューからくる安心感というものもあるでしょう。

可能であれば、着るものは全身できるだけいいもので揃えたくなりますよね。

しかし、値段の高い服ばかりを集めるとなると、お金がいくらあっても足りなくなってしまいます。

生活を脅かさない額のお金で服を揃えるには、ある程度は安い服でも我慢をする必要があります。

特にメンズ用アウターには値段の高いものが多いので、普段着用するアウターはそこそこ安いものを複数用意するのが賢明です。

そういった安いアウターでも、組み合わせ次第ではおしゃれに見せることができます。

アウターは種類によって、それぞれの特徴があります。

まずその特徴をつかみ、コーディネートに活かすのが大事です。

安いアウターを上手に着るためには、そのアウターの特徴に合った着こなしと、他のアイテムとの統一感に気を配るのが大事になってきます。

そこで今回の記事では5つのアウターをピックアップして、安くて良いものを選ぶ方法と、着こなすうえで気をつけたいポイントをご紹介していきます。

ジージャンは活動的なメンズ向けアウター

ジージャンを愛用しているメンズも多いことでしょう。

メンズ向けアウターとしては定番中の定番ですが、着こなし方1つで他のメンズに差をつけることもできるアウターなのです。

ジージャンはもともとそれほど値段の高いアウターではありません。

有名ブランドのジージャンでも、ビンテージもの以外なら13,000円ほどで購入できます。

比較的安いので手軽に買えて、ダメージにも強いジージャンは、普段着としてとても重宝するアウターなのです。

ジージャンの最大の魅力と特徴は、生地のデニム地と少しだけ短い着丈にあります。

デニム地は武骨な男を演出してくれますし、短めの着丈は活動的なイメージを与えてくれます。

この2つの魅力と特徴を最大限に活かすのが、ジージャンの上手な着こなしだというわけです。

ジージャンの基本的なコーディネートとしては、インナーに柄の大きなプリントTシャツを合わせ、ジージャンの前を開けて着るというものがあります。

Tシャツはボーダーライン柄でも構いません。

武骨さと遊び心の両方を感じさせてくれる、簡単で役に立つコーディネートです。

また、中に大きめのシャツを合わせ、少しはみ出して着るのもジージャンのおすすめコーディネートとなります。

安いダウンジャケットはこう着こなす!

ダウンジャケットは、冬の万能アウターと言っても過言ではありません。

軽く、防寒性能に優れ、しかもそれほど高いものではありません。

もちろん有名ブランドのものや、雪山で使用するようなプロ仕様は高くなりますが、普段着用するものならそこそこ安いダウンジャケットでも十分です。

安いダウンジャケットを着こなすコツとしては、次の2点が挙げられます。

・着丈に注意する
・ボリュームに注意する

ダウンジャケットには様々なサイズがあります。

ロングコートと同じくらいの着丈のものが流行したこともありますが、安いダウンジャケットを購入するならミドル丈かショート丈のものがおすすめとなります。

というのは、丈が短い方がコーディネートしやすいので、いろいろな組み合わせを楽しむことができるからです。

特に、ライダースジャケットと同じくらいの着丈のショート丈なら、スポーティに着ることができます。

また、ダウンジャケットはボリュームがあり過ぎると暑苦しく見えることもあるので、シンプルですっきりしたデザインのものを選んでスマートなメンズを演出しましょう。

パーカーは安いものでも気兼ねなく使える便利なアウター

パーカーは、カジュアルな場面で大活躍するアウターの1つです。

秋口から春先まで着用できますし、他のアウターと合わせれば寒い冬でも大丈夫です。

室内でリラックスする時も、アウトドアで活発に活動する時も、どんな場面にも使えます。

安いパーカーを何枚か持っていれば、いろいろなコーディネートを楽しむこともできるのです。

パーカーをおしゃれに着こなすためには、タイプの違うパーカーを数種類揃え、場面によって使い分けるとよいでしょう。

パーカーには、主に次のような種類があります。

・ジップアップパーカー
・プルオーバーパーカー
・マウンテンパーカー

ジップアップパーカーは、前を開けて着る方法と、前を閉じて着る方法があります。

インナーを強調したい場合は前を開け、すっきりと見せたい場合は前を閉じて着用しましょう。

プルオーバーパーカーは頭からすっぽりと着るタイプのパーカーで、ロング丈のTシャツが似合います。

マウンテンパーカーは上半身のボリュームが増すので、細いボトムスと合わせるとバランスが取れます。

数枚のパーカーを上手に活用し、できるメンズを演出するのが肝心です。

ステンカラーコートはおしゃれなメンズ御用達!

ステンカラーコートはロングコートの1種ですが、10,000円以内で買える安いものでも、コーディネート次第でおしゃれなメンズに見せることが可能なアウターです。

ステンカラーコートの特徴は、後ろが高く前が低いという襟の形にあります。

また、ラグラン袖がゆったりとしたイメージを与えてくれるので、スマートでありながらカジュアルな場面にも使える、使い勝手のよいアウターだということができるのです。

ステンカラーコートを着こなすためには、まずサイズを選ぶ必要があります。

ステンカラーコートは外套なので、少し大きめに作られています。

そのため、合わせるインナーによってはダボついて見えてしまう恐れがあります。

スマートなメンズを演出するなら、ジャストサイズのものを選ぶとよいでしょう。

自然に裾に向かって広がっていく形状のものが多いので、ボトムスはスリムな方がバランスが取れるのでおすすめです。

デザイン的にはシンプルなものの方がすっきりと見えるので、大人っぽさを出したい時にぴったりです。

また、中にパーカーを着ると、カジュアルな場面にもマッチします。

ボトムスにデニムを選べば、よりカジュアルっぽさを増すことができます。

チェスターコートを着こなすメンズは女性にもてる!

テーラードジャケットよりも安いチェスターコートは、ステンカラーコートと同じくロングコートに含まれるアウターです。

ロングコートを着用しているメンズからは、上品で大人なイメージを感じられるものです。

一方で、チェスターコートやステンカラーコートも同様ですが、ストリート風にもコーディネートできるという特徴があります。

チェスターコートとステンカラーコートの大きな違いは、襟の形にあるのです。

ステンカラーコートの襟は後ろが高く、顔を小さく見せてくれるというメリットがあります。

その反面、活動的なイメージを出すのは難しくなります。

しかしチェスターコートの襟はテーラードジャケットと同じです。

小顔効果はありませんが、タートルネックなどと合わせやすく、コーディネートによっては活発な印象を与えることも可能です。

チェスターコートは、特に女性受けのよいアウターだと言われています。

ロングコートでありながら、どこかやんちゃなイメージがあるアウターなので、ストリートにぴったりなのです。

ボトムズは細身のスキニーが似合います。

また、インナーは無地のシンプルなものの方が、すっきりと見えるのでおすすめです。

チェスターコートを颯爽と着こなし、女性の視線を集めましょう。

値段にとらわれないコーディネートを心がけよう!

値段の高いアウターは上質なものが多く、特にフォーマルな場面には欠かせません。

しかし、ストリートやカジュアルな場面では、比較的安いアウターでも十分です。

高い服も何着かは必要ですが、手軽に着用できるアウターを複数揃え、コーディネートを考えるのも楽しいものです。

安いアウターを上手に活用し、値段にとらわれないコーディネートを心がけましょう。