Tシャツのたたみ方が問題?シワにならないたたみ方と収納法

暑い季節には、Tシャツを着る機会が増えますよね。

人によっては何枚も持っているということもあるでしょう。

しかし、いざ着ようとしたらTシャツにシワができてしまって、困ったことはありませんか。

こちらでTシャツがシワにならないたたみ方や収納方法、シワができてしまったときの対処法などについてお話ししていきます。

Tシャツにシワができてしまった!その原因はどんなこと?

洗濯してしまっておいたTシャツに、思いのほかシワができていてがっかりしたことがありませんか。

Tシャツなどの衣類にシワができてしまう原因は、いくつか考えられます。

◎洗濯時に問題がある

洗濯の際に、衣類をたくさん詰め込んで洗濯してしまうと、衣類同士が絡まりやすくなりそれによりシワがついてしまいます。

さらに、必要以上に脱水をしてしまうとシワの原因となるので、脱水時間を短くするほうが無難です。

シワをつけたくないTシャツなら、きっちりとしたたたみ方ではなく、軽くたたんで洗濯ネットに入れたり、柔軟剤を使用したりするとシワにならない仕上がりになるといいます。

◎干し方に問題がある

シワがついたままの衣類を何も気にせず干してしまうと、シワが残ったまま乾いてしまいます。

また、シワにならないように、脱水を終えたらすぐに干すのも大事なことです。

Tシャツがシワにならないように干すには、肩や袖の部分を持って上下に大きく振りシワを伸ばすことがポイントです。

Tシャツが伸びてしまわないように適度な力で振ってください。

10秒ほどでもかなりシワ伸ばしの効果が見込めますよ。

◎収納方法に問題がある

Tシャツやそのほかの衣類をきれいなたたみ方でしまっても、適切な量でしまわれていなければシワができてしまいます。

パンパンに詰め込んでしまうと、Tシャツ本体に強い力がかかりシワになります。

薄い生地のものやデリケートな素材のものは、収納時にも注意しなければなりません。

Tシャツがシワにならないたたみ方ってあるの?

洗濯の仕方や干し方によっては、Tシャツをある程度シワにならないようにすることができます。

では、たたみ方や収納方法でシワにならないようにできるのでしょうか。

Tシャツがシワにならないようにするために、洗濯後の基本的なたたみ方をお伝えしていきましょう。

シワにならないことを目的とするなら、Tシャツをアパレルショップなどで陳列されているように、同じサイズに揃えたたたみ方で平積みするのがおすすめです。

衣類を重ねるときはなるべくシワにならないように、上に軽いものを持ってきて、下に行くにつれて重い素材のものを置くようにします。

同じ幅に揃えるのが難しい場合には、下敷きやきれいに裁断した厚紙などを活用してみてもよいでしょう。

たたみ方としては、Tシャツの前面を下側に裏返して、襟口の横あたりを目安に直線にして両脇を折り込み、全体を長い長方形に整えます。

このとき、両方の折った線を平行に整え、折り返した身ごろや袖をなるべく重ならないようにするのがポイントです。

その後、整えたら半分に折り返して完成です。

たたみでTシャツを収納するときは、折りジワをできるだけ少なくしたたたみ方を心がけてみてください。

Tシャツがシワにならない!たたみ方や収納法を工夫してみよう

前項でお話ししたように、Tシャツやそのほかの衣類がシワにならないようにするために、たたんで平積みしておくほうが、負担が少なくてすみます。

とはいっても、このように平積みで収納するのは、スペース上の問題などで現実的に難しいことが多いでしょう。

そこで、Tシャツを収納するのであれば、収納する引き出しやケースの高さに合わせたたたみ方をした状態で、立てる収納がおすすめです。

立てて収納しておくと、選ぶのが簡単でシワになりにくいといったメリットがあります。

この収納方法は、重力で底側の部分がシワにならないように、たたみ方を統一して程よいゆとりを持つことが大切です。

また、服を抜き取るときに崩れないように、首回りを内側に入れるようなたたみ方をすると、より崩れにくくなります。

場所に合わせて、3つ折り、4つ折りにするなどして工夫してみましょう。

また、収納スペースにゆとりがあって、オンシーズンならハンガーにかけて収納するのも1つの方法です。

たたむ手間が省けるうえにシワにならないのがメリットで、洗濯して干したままでしまえて家事の時短にもなります。

このようにたたみ収納とハンガー収納を使い分けることも、有効かもしれませんね。

シワになってしまったTシャツのシワを伸ばす方法

シワにならないようにしたたたみ方をしても、Tシャツのシワが気になってしまうことがあるかもしれません。

そのようなときは、Tシャツが型崩れを起こしている可能性もあります。

Tシャツをはじめとした薄手で柔らかい生地の衣類は、襟周辺が伸びやすい傾向にあります。

そこで型崩れを改善するために、スチームアイロンをかけてみましょう。

また、気になるシワがついてしまったときにもおすすめです。

基本的にTシャツの洗濯表示に従って、アイロンがけをします。

綿100%のものであれば丈夫なため高温でも問題ないのですが、プリントがあるものや刺繍などがついてるものはあて布をする必要があります。

デリケートな素材の場合は、表示に従った温度や方法でアイロンをかけてください。

スチームアイロンを使ってもシワがとれないときは、霧吹きでしっかり濡らしてみてもよいでしょう。

高温かつ短時間でシワ取りができて効率的です。

また、霧吹き代わりに洗濯のりを使ってもよいでしょう。

生地が固まって仕上がりがパリッとするのでおすすめです。

Tシャツを数秒でたためる?!驚きのたたみ方とは

ここまで、Tシャツをシワにならないようにするためのたたみ方や、収納方法、シワ伸ばしの方法などについてお伝えしてきました。

ここではTシャツをあっという間にたためる、覚えてしまうととても便利なたたみ方をご紹介しましょう。

シワにならないたたみ方よりも、スピーディなたたみ方が求められる場合にはおすすめです。

【一瞬でTシャツをたたむ手順】

①Tシャツの前面を上にして広げます。

②Tシャツの身ごろの身幅を4分割にイメージして見当をつけます。

③身幅の1/4を肩から裾まで直線をイメージし、その直線の中心を「A」、肩部分を「B」、裾部分を「C」とします。

④中心の「A」を左手でつまみ、肩部分の「B」を右手でつまみます。

⑤Aはそのままで、肩部分を持ったBを上から裾部分Cへ重ねるように折りたたみます。

⑥袖をくるみ込むようにして上にそのまま持ち上げて、全体を裏返します。

⑦残ったもう一方の袖側を、1/3程度の折り幅で重ねたら完成です。

文字ではわかりづらい場合は、Tシャツ・たたみ方・裏技などのワードで検索してみると、目で見て分かりやすいたたみ方の動画が見つかりますよ。

Tシャツがシワにならない便利アイテムを活用してみよう

最後に、Tシャツをたたむ際にさっとたためたり、たたんだ衣類を立てて収納できたりするおすすめのアイテムをご紹介していきましょう。

◎洋服たたみボード

たたみ方は、ボードにたたみたい衣類をのせて折り込むだけなので簡単です。

不器用でも、子供でもたたむ人を選ばず、Tシャツ、ワイシャツ、ポロシャツなどにも対応します。

同じ幅にたためるのできれいな収納を実現してくれるでしょう。

取り扱い店:Easy Life楽天市場店

参考価格:1,080円(税込)

◎Tシャツ収納 TATEMU 標準サイズ

紙でできた収納ケースを広げてTシャツを折っていくだけで、簡単に完成します。

普段たたみ方に苦労していても、同じ幅でたためて揃えて収納可能です。

また、6枚セットになのもうれしいポイントです

そのまま立てかけても、収納ケース内に立てかけても、シワにならないできれいに取り出せます。

襟元にくりぬきがあるのでサイズが分かるようになっています。

これ以外に厚手サイズもあるので、長袖のTシャツやシャツの保管もできます。

取り扱い店:お弁当グッズのカラフルボックス楽天市場店

参考価格:1,089円(税込)

たたみ方や収納方法を工夫してシワを無くそう!

Tシャツはたたみ方や収納方法を工夫すれば、シワにならない方法があるとお分かりいただけたのではないでしょうか。

シワになる原因は、洗濯の仕方や干し方、収納の仕方で強い圧力がかかることにあります。

時期や量によっては、たたみ収納とハンガー収納を使い分けてみてもシワになりにくくなるはずです。

Tシャツをシワにならないようにたたんでしまっておける、便利なアイテムもご紹介したので、是非チェックしてみてくださいね。