カジュアルなイメージのあるデニムワンピースですが、エレガントにも着こなすこともできるので、コーデの幅は意外と広いのです。
また、年齢も問いませんし、季節も問いません。
丈夫で洗濯機で洗えるので、お手入れも楽です。
そんなオールエイジ、オールシーズンで大活躍するデニムワンピースのコーディネートを、季節別にご紹介していきましょう。
デニムワンピースの選び方
カジュアルにもエレガントにも着こなすことのできるデニムワンピースは、1枚持っていると便利なファッションアイテムです。
どんなスタイルにも合わせやすく、オールシーズン着られるので、コーデの幅も広がります。
まずは、自分に合った1枚を見つけるために、デニムワンピースの選び方をご紹介しましょう。
【丈】
デニムワンピースを選ぶときのポイントは、丈の長さです。
膝上丈のワンピースは、足元をパンプスやサンダルにすると、脚長効果が期待できます。
また、レギンスを合わせてもおしゃれです。
膝丈のワンピースは、ブーツと相性が良く、どんな長さのブーツでもバランス良くまとまります。
ロングカーディガンを合わせると、上品なイメージが作れるでしょう。
膝より下のロングタイプは、大人っぽい落ち着いた雰囲気になります。
ベルトなどの小物を使うことで、スタイルをカバーしやすくなるのもうれしいですね。
【シルエット】
デニムワンピースは、デニム独特の生地の硬さがあるので、すっきりとしたシルエットが作りやすいのも魅力です。
どんな体型の方にも似合うのは、裾がふわっとしたAラインタイプです。
タイトなタイプはシャープに決めたい方に、ウエストが締まっているいるデザインは女性らしいラインを出したい方におすすめです。
また、ロングタイプは個性的な着こなしができるでしょう。
コーデしやすいデニムワンピースを選ぶ
さらに、コーデしやすいデニムワンピースを選ぶときのポイントを見ていきましょう。
【色】
デニムワンピースの色は、基本的にはインディゴブルーですが、同じブルーでも濃淡の差があります。
この色の選び方でコーデの印象も変わってきます。
シャープな印象や大人っぽさを演出したい方には、濃い目のブルーがおすすめです。
色による引き締め効果も期待できるので、体形が気になる方も濃い目のブルーを選びましょう。
また濃い色目のデニムワンピースは、他の色とも合わせやすいので、着回しの幅が広がります。
カジュアルに着こなしたい方には、ウォッシュ加工が施された薄いブルーが良いでしょう。
爽やかなイメージの薄いブルーは、春夏向けのコーデを楽しむときに重宝します。
フェミニンなイメージにしたい方は、色の濃淡が少ないものにすると、品よくまとまります。
濃い色目で、色の濃淡が少なければ、デザインにもよりますが、デニム地であってもおしゃれ着として着ることができるものもあります。
このように、デニムワンピースにとって「色」は大事なポイントです。
【装飾】
装飾が少なくシンプルなものの方が、コーデの幅が広がります。
印象的なポケットやボタンが付いたものは、着まわしがしにくくなる場合があるので注意しましょう。
また、着たときにポケットやボタンが邪魔にならないかどうかも、チェックしておくことをおすすめします。
デニムワンピースのおすすめデザイン
コーデがしやすい、デニムワンピースのデザインをご紹介しましょう。
【長袖のシャツワンピース】
シャツタイプは脱ぎ着がしやすすく、アウターとしても着ることができるのでコーデの幅が広がります。
ワンピースとして1枚でも着れば、シャツワンピースならではのゆったりとしたシルエットが楽しめます。
長袖であれば寒い時期はアウターとして、暑い時期は袖をまくって1枚で着るなど、オールシーズン着ることができるのでおすすめです。
【シンプルなチュニックワンピース】
1枚で着ると抜け感が出せますし、脚を細く見せる効果もあります。
パンツと合わせても、中にシャツやタートルなどを着ても良いでしょう。
【タイトデニムワンピース】
デニムワンピースを大人っぽく着こなしたい方や、もう1枚デニムワンピースを持ちたい方におすすめです。
タイトデニムワンピースは、ジャケットを合わせるとかなり表情が変わります。
革のブーツやサングラスなどのワイルドな小物も、女性らしいボディラインが出るタイトデニムワンピースでしたら、大人可愛く着こなすことができるでしょう。
デニムワンピース「春」のおすすめコーデ
春コーデにおすすめなのは、ロング丈のデニムシャツワンピースです。
暖かくなってきたとは言え、まだデニムワンピース1枚では肌寒さを感じる春には、ロングワンピースをアウターとして使いましょう。
冬に着ていたコートやダウンを前開きのデニムワンピースにするだけで、春っぽいコーデになります。
白のロンTにジーンズを合わせ、デニムワンピースを羽織ると、ちょっとワイルドなイメージです。
ボトムスを春らしい柄物のパンツやゆったりとしたスカートにすれば、女性らしさがプラスされます。
落ち着いた大人のコーデにしたいときは、ワントーンコーデとの組み合わせがおすすめです。
このように、インディゴブルーのデニムワンピースを羽織ることで、引き締め効果が発揮されるでしょう。
ロング丈はハードルが高いと感じる方には、膝丈のデニムシャツワンピースをおすすめします。
この丈でしたら、ジャケットやカーディガンの代わりに使えるので、気軽に羽織れます。
暖かくなる季節に合わせて、インナーを半袖やノースリーブにして春コーデを楽しんでください。
デニムワンピース夏のおすすめコーデ
夏のデニムワンピースコーデは、すっきり1枚で決めましょう。
半袖やノースリーブのデニムワンピースに足元はサンダルという、シンプルコーデも夏ならではのスタイルです。
思い切って短い丈のワンピースにトライしてみるのもおすすめです。
デニムワンピースのデザインはシンプルなものにして、ベルトでアクセントを付けたり、サングラスや帽子などを合わせるもの良いでしょう。
1枚で着るので、小物にアクセントカラーを加えると、全体が引き締まります。
ショートパンツにロング丈のデニムシャツワンピースを合わせれば、春コーデとは違った雰囲気を楽しめるでしょう。
大人の女性を目指すなら、膝丈のワンピースにサンダルがおすすめです。
また、長袖デニムワンピースの袖を無造作にまくると、大人のこなれ感が出ます。
秋冬のデニムワンピースコーデ
寒くなる秋冬のおすすめデニムワンピースコーデは、おしゃれで暖かいものにしましょう。
手軽な秋冬コーデは、夏にすっきり1枚で着ていたデニムワンピースに長袖シャツやロンTを合わせるスタイルが基本です。
そうすることで、いつものデニムワンピースをジャンパースカートのようなスタイルで楽しめます。
涼しさの増す時期までは、「春のおすすめコーデ」でもご紹介した、デニムワンピースをアウターとして着るのもおすすめです。
本格的に寒くなってきたら、パンツやレギンスを合わせたり、ワンピースの中にたくさん着こみましょう。
そして、ワンピースの上から、カーディガンやコートを着れば、防寒対策ばっちりですね。
また、もともとデニムは作業着から発展したものなので、ブーツとの相性も良く、可愛らしいものからワイルドなものまでどんなデザインのブーツでも合わせやすいでしょう。
秋冬は、全体のトーンを少し落として、小物に差し色を使うようにするとより上品さが増すので試してみてください。
デニムワンピースコーデはオールシーズン活躍
このように、同じようなデザインでも、色を変えると年を重ねてからも着ることができるのが、デニムワンピースの良さです。
また、デニムパンツと同じように、デニムの色落ちや擦り切れなどを楽しむのも良いでしょう。
デニムワンピースをプラスすると、毎日のコーデの幅が広がります。
重ね着もしやすいので、オールシーズン使えるファッションアイテムです。