Tシャツをセルフリメイク!おしゃれなフリンジの作り方

クローゼットの中にまだまだ着ることができるTシャツがある方もいるかと思います。

再度そのTシャツでおしゃれを楽しむために、セルフリメイクしてみてはいかがでしょう。

今回は、おしゃれなフリンジの作り方についてご説明していきます。

古くなったTシャツはセルフリメイクしよう!

おそらくほとんどの方がTシャツを1枚お持ちのことと思います。

夏はほぼ毎日Tシャツで過ごすという方もいるのではないでしょうか。

夏が過ぎ、衣替えの時期が訪れると、それらのTシャツはクローゼットの中などにしまうことでしょう。

それらのTシャツを来夏、また着るという方はどのくらいいるでしょうか。

中には「去年のTシャツは古いから着たくない」という方もいるかと思います。

しかし、保管の仕方によってはまだまだ去年やおととしのTシャツを着ることができますから、このままクローゼットの中で眠らせ続けるのはもったいないです。

ここでおすすめするのが、セルフリメイクです。

少しの手間を加えるだけで、昔のTシャツをおしゃれなTシャツに変えることができます。

リメイクもさまざまな方法がありますが、今回はフリンジの作り方についてお伝えします。

リメイク初心者でも試しやすい、簡単な作り方をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

上手にフリンジを作るポイント!

フリンジの作り方をご説明する前に、ここでは上手にフリンジを作るためのポイントについてお話しします。

特にはじめて挑戦する方は、上手くリメイクすることができるか不安になるかと思います。

少しでも失敗を少なくするために、ここでお話しするポイントも参考にしてみてくださいね。

●はさみは洋裁用

フリンジを作るときの必要な道具は、はさみです。

しかしここで注意したいのが、はさみなら何でもOKというわけではないことです。

一般的なはさみで布をカットした経験がある方はご存知かと思いますが、とてもカットしにくいです。

切れ味も悪く、せっかくのフリンジがボロボロになってしまうことも考えられます。

そのため、Tシャツをカットするときは洋裁用のはさみを使うことが必須といえます。

刃が丸く、刃先まで切れ味の良い裁ちばさみは特におすすめです。

●アイロンをかけておく

保管していたTシャツの中には、シワシワになっているものや、袖・裾がくるんとなっているものなどがあるかもしれません。

その状態のままリメイク作業をすると、特にフリンジの場合はカットのときに曲がってしまう恐れがあります。

きれいなフリンジを作るためにも、前もってTシャツにアイロンをかけておき、シワなどをなくしておくようにしましょう。

はさみ1つで簡単リメイク!フリンジTシャツの作り方

ではここから、Tシャツのリメイク方法の1つ、フリンジの作り方についてご説明していきます。

先ほどもお伝えしたように、これまでTシャツのリメイクをしたことがない方も試しやすい方法をお伝えしますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

はじめにご紹介するのは、はさみ1つで簡単にできる作り方です。

【作り方】

①Tシャツの半分から下を短冊切りにします。

短冊切りとは、名前のとおり短冊のようにカットしていくことです。

だいたい1cm程度の幅で、カットしていきましょう。

②Tシャツ1周、カットし終わったら完成です。

とても簡単ですよね。

もしまっすぐカットできるかどうか不安な方は、定規で線を引いてからカットすると良いでしょう。

またちょっとしたアレンジで、サイドのフリンジをリボン結びにするのも、かわいいのでおすすめです。

あみあみがおしゃれ!フリンジの作り方も簡単!

次にご紹介するフリンジTシャツの作り方は、お腹部分があみあみになった、おしゃれなフリンジTシャツの作り方です。

こちらもはさみがあればできてしまうので、試してみてください。

【作り方】

①胸の下付近まで、Tシャツの腹面の裾を2cmの幅で短冊切りにします。

ここで注意していただきたいのが、必ず偶数本になるようにカットすることです。

②隣りあった2本のフリンジを、玉止めで結びます。

玉止めの高さがそろうことを意識して、結ぶようにしましょう。

③隣同士の玉止めを、また玉止めで結び、2段目の網目を作ります。

④同様の作り方で、3段目の網目も作りましょう。

⑤Tシャツの背面は、カーブするように短冊切りにしていきます。

⑥腹面と同じように、網目を3段作ったら完成です。

玉止めで結ぶことで、Tシャツの長さが短くなるので、用意するTシャツは丈が長めのものを選ぶと良いでしょう。

水着の上に着てもかわいいので、夏に大活躍しそうな1枚です。

リメイクしたフリンジTシャツをさらにアレンジ!

ご紹介した2つのフリンジTシャツの作り方に、さらにアレンジを加えてみてはいかがでしょうか。

また違った雰囲気のTシャツに仕上がるので、コーデの幅も広がることでしょう。

まずは、袖のフリンジをプラスさせる方法です。

〈袖フリンジをプラス〉

①リメイクしたフリンジTシャツの袖を、1cm程度の幅でカットしていきます。

②カットした隣同士のフリンジをひっぱりながらかた結びすれば、完成です。

Tシャツの裾と袖の両方に作ることで、ボヘミアンな雰囲気が出ておしゃれです。

カーキやブラウンといったアースカラーのTシャツでリメイクするのがおすすめです。

もう1つのアレンジ方法は、ビーズを取り入れる方法です。

〈ビーズをプラス〉

ここではあみあみのフリンジTシャツの場合でお話ししていきます。

あみあみにするには玉止めで結ぶことが必須ですが、その玉止めをする前に、フリンジにビーズを通しておくのです。

通したところで玉止めで結びます。

これをランダムに行えば完成です。

ビーズのフリンジTシャツは、フェスコーデなどにおすすめです。

とてもかわいく仕上がるのに、作業は簡単ですから、ぜひこれらのアレンジもリメイクする際は取り入れてみてください。

Tシャツからタンクトップにもリメイク可能!その作り方とは

ここまではTシャツからフリンジTシャツにリメイクする方法をお伝えしてきました。

しかしTシャツであれば、タンクトップにリメイクすることも可能です。

ここでは、フリンジタンクトップの作り方をお伝えしていきます。

【作り方】

①Tシャツの両袖をカットします。

肩まわりの縫い目を残した状態でカットすると、強度を保ちやすくなります。

好みの長さでカットしましょう。

②襟まわりをカットします。

ラフな印象にしたい場合は、大きくカットすると良いでしょう。

こちらも好みの長さでカットしてください。

③Tシャツの裾にフリンジを作ります。

ご紹介した作り方で、作ってみてください。

フリンジができたら完成です。

Tシャツからタンクトップにもリメイクが可能ですから、クローゼットなどに眠っているTシャツがあればリメイクさせて、まだまだ活躍させてみてはいかがでしょうか。

フリンジTにリメイクして来夏も活躍させよう!

今回は古くなったTシャツを、フリンジTシャツなどにリメイクさせる方法についてお伝えしてきました。

まだまだ着られるTシャツを、クローゼットの中で眠らせ続けるのはもったいないです。

ぜひこの機会に、Tシャツをリメイクさせて、来夏にも活躍させてみてはいかがでしょう。

ご紹介した作り方はどれも簡単ですから、チャレンジしてみてください。