結婚式に「ドレスコード」を取り入れて、自分たちらしい演出を考えているカップルが増えています。
なかでも、若者ファッションに欠かせない「デニム」は、人気が高く、憧れるカップルも多いようです。
お呼ばれされたときも、ドレスコードがデニムでしたら気軽に参加できそうですね。
では、結婚式のドレスコードをデニムにしたときの新郎新婦の衣装や、お呼ばれコーデをご紹介しましょう。
いつものデニムで自分たちらしく！お呼ばれの方も気軽に参加
自分たちらしく、いつもの感じで、カジュアルな結婚式にしたいと思っている方たちが増えてきています。
なかでも人気なのが、ドレスコードを「デニム」にした結婚式です。
デニムでしたら、大抵の方は1着くらいは持っているでしょうし、新たに買い足す場合でも、それほど高いものではありません。
デニムで参加できる結婚式と聞くと、お呼ばれされた人も普段は履かないヒールを履いたり、髪をセットしたりする必要がないので、ホッとするのではないでしょうか。
デニムと言ってもパンツばかりではありませんし、ジャケットやスカート、ワンピースやスーツなど、さまざまなデニムアイテムがあります。
靴や帽子にデニムを使うのも良いでしょう。
昔ながらの披露宴では、衣装にデニムを取り入れるのは少しハードルが高いかもしれません。
しかし、ガーデンウェディングなどのパーティ形式のものや、結婚式の二次会などでしたら、実現できそうですね。
結婚式でウェディングドレスにデニムをプラス！
ドレスコードをデニムにした場合、主役のふたりにおすすめのコーデをご紹介しましょう。
【Gジャン】
新郎は上着をGジャンにして、新婦はウェディングドレスの上にGジャンを羽織るだけで、一気にカジュアル感が増します。
Gジャンの下は新郎新婦、どちらもきちんとした服装にしておくことで、着崩し過ぎないコーデになります。
【デニムシャツ】
もっとカジュアルに、もっと女性らしくしたい場合は、新婦はGジャンではなく、デニムシャツにしましょう。
ウェディングドレスの上に着るのですが、ボタンは留めず、裾をウエストでギュッと結ぶとカジュアル感とともに、くびれを強調してスタイル良く見せることができます。
胸元を少し開けて、袖も少しロールアップするとバランスが良くなります。
また、大人のコーデにしたい場合は、デニムシャツの裾は結ばず、サッシュベルトを使ってウエストにポイントを持ってくる方法もあります。
新郎は、Gジャンでも良いのですが、テーラードのデニムジャケットを着るときれいに決まります。
結婚式で新郎新婦がこのようなコーデで登場したら、いつもと変わらないふたりに、お呼ばれされた方々は思わず微笑んでしまうでしょう。
結婚式の「デニムビスチェ」はお呼ばれ側も使える
【デニムビスチェ】
本来は、バストアップとウエストシェイプを目的に作られた下着の一種であるビスチェですが、今ではTシャツなどに合わせて着る、ファッションアイテムとして定着しています。
よりカジュアルな雰囲気にしたい場合は、このデニムビスチェがおすすめです。
例えば、エンパイアラインのドレスにシンプルなデニムビスチェを合わせると、可愛らしいコーデになります。
厚めのデニムで体のラインに沿ったデザインのビスチェでしたら、大人のイメージが作れます。
また、ドレスを合わせるのではなく、短めのスカートにデニムビスチェをを合わせても良いでしょう。
このとき、足元はスニーカーにすると若々しさが強調されます。
反対にボリュームたっぷりのドレスにデニムビスチェとストローハットを合わせれば、リゾート風コーデになるので、夏のガーデンウェディングにはぴったりです。
お呼ばれされたときも、ワンピースやセットアップのビスチェにTシャツを合わせると、結婚式に相応しい装いになります。
お呼ばれ側も気軽なワンポイントデニムコーデ
結婚式のドレスコードをデニムにした場合、どこまでデニムにこだわれば良いのでしょうか。
やり過ぎない、程良いところで収めるには、デニムをポイントとして使うことをおすすめします。
例えば、新婦はサッシュリボンをデニムにして、新郎はネクタイをデニムにするというものです。
これでしたら、気に入ったウェディングドレスにサッシュベルトをプラスするだけですし、新郎もネクタイを変えるだけなので簡単にできます。
このとき、サッシュベルトは少し太めにすると可愛らしくなります。
また、お揃いの薄いデニムシャツを、新婦は腰に巻き、新郎はワイシャツの代わりに着るのも、さり気なくデニムを取り入れられます。
他にも髪飾りやブーケのリボンにデニムを使うのもおしゃれですし、靴をデニムで揃えるのも素敵です。
このように、新郎新婦がさり気ないワンポイントコーデをしているのであれば、お呼ばれする側も気軽にデニムコーデを楽しめるでしょう。
デニムで結婚式！お呼ばれ側のおすすめコーデ【女性編】
ドレスコードがデニムの結婚式にお呼ばれしたときには、どのような服装をして行けば良いのでしょうか。
カジュアルで良いとは言っても結婚式ですから、いつものジーンズにTシャツではなく、少しおしゃれにしたいですよね。
さきほど、ご紹介したビスチェ以外のデニムコーデを見てみましょう。
【デニムシャツ】
結婚式コーデがしやすいアイテムは、なんと言ってもデニムシャツです。
スカーフやアクセサリーで華やかさを出して、ボトムスはカチッとしたタイトスカートで決めると、崩し過ぎないきれいめコーデになります。
【ワンピース】
大人っぽくしたい方は、お呼ばれ用のデザインで、デニム生地で作られているワンピースが良いでしょう。
特に年配の方や普段あまりデニムを着ない方には、1枚できれいに決まるのでおすすめです。
【Gジャン】
Gジャンはどんな洋服にも合わせられるので、結婚式コーデに困ったらGジャンを羽織りましょう。
結婚式のお呼ばれ用ワンピースにGジャンを羽織るだけで、ドレスコードはクリアです。
デニムで結婚式！お呼ばれ側のおすすめコーデ【男性編】
男性がデニムコードの結婚式にお呼ばれしたときのコーデをご紹介しましょう。
【デニムシャツ】
いつものスーツに、薄手のデニムシャツを合わせます。
ブルーのワイシャツのイメージでコーデをすれば、無理なくデニムを取り入れられます。
【デニムパンツ】
男性の場合は、白シャツにネクタイ、デニムパンツで簡単に決めることができます。
結婚式ですから、ダメージものではなく、きれいめで少しタイトなシルエットなものを選びましょう。
【スーツ】
おしゃれで格好良く決めたい方には、ビジネスシーンでも着られるようになってきた、デニムスーツがおすすめです。
ただし、新郎がデニムスーツで現れる可能性もあるので注意しましょう。
【小物】
手軽にデニムを取り入れるのなら、ネクタイや帽子をデニムにすると良いでしょう。
普段、デニムを着用しない方でも、ネクタイを変えるだけでしたら、取り入れやすいのでおすすめです。
いつものデニムでカジュアル結婚式
このように新郎新婦側もお呼ばれする側も、ドレスコードをデニムにすると自由な発想で衣装選びができます。
いつものデニムで気軽に結婚式に参加できるのは楽しいですね。
ほんの少しデニムを取り入れるだけで、きっちりとした印象の結婚式もカジュアルな雰囲気になります。
デニムに限らず、自分たちらしいドレスコードを設けた結婚式が、これからますます増えていくことでしょう。
