通常ヘアカラーというと、髪を1色に染める方法や、1色にまとめて染めることが前提です。
しかし、ボブやショートなどでは色がワンパターンになりますし、ロングでも髪が傷みます。
できるだけ髪に負担を描けず、ヘアカラーを楽しみたいという人もいらっしゃることでしょう。
そんなワンパターンやダメージをへらすヘアカラーが、グラデーションにすることです。
グラデーションならボブでもヘアカラーを活かす染め方ができますよ。
同じボブでも違う!ボブの種類にはどんなものがあるの?
まず、ボブそのものの種類は、非常に多いというポイントがあります。
種類によってヘアカラーの入れ方や、グラデーションなどの相性が変わるのがポイントです。
また、ボブそのものは女性の人気が高く、人気のあるボブも、知っているボブとは限りません。
そこで、できるだけボブの種類を知っておくことで、よりイメージを強く持つことができますよ。
代表的なボブヘアスタイルは切りっぱなしボブで、これが最もメジャーなボブと言えるでしょう。
この切りっぱなしボブから、髪の切り方によってボブの種類が派生していきます。
例えば、横から見たとき、に前が長いか後ろが長いかでも種類が変わってきます。
前者は前下りボブ、後者は前上がりボブで、水平ラインになっているものは平行ボブです。
ボブの場合は通常前髪もカットしますが、前髪をカットしないボブもあります。
名前はワンレンボブと言われ、前髪と後ろ髪が全て同じ長さになるようにセットしていくのです。
最後はレイヤーを入れて全体的にふんわりとさせた、マッシュボブです。
軽めの印象になるため、夏でも積極的に取り入れやすいヘアスタイルになります。
グラデーションを入れる場合は毛先を中心に考え、長めのボブにすると入れやすくなりますよ。
ボブのヘアカラー!グラデーションはキレイに出る?
ヘアカラーでグラデーションを出す場合は、基本的に長い髪のほうが色を活かしやすくなります。
しかし、ボブでもキレイなグラデーションを出してみたいと思いますよね。
ボブは実際にグラデーションを付けてみると、思っていた以上に色のグラデーションが活かせます。
これは短い髪に色の段差がくっきりと入るためで、色が間延びしにくいことが大きな理由です。
あいまいな色合いにせず、思い切って明るめの色を一番毛先におくことが、魅力を出すポイントになります。
「ちょっと明るいかな」と思うくらいで、ボブのヘアカラーでグラデーションをキレイに出すことができますよ。
グラデーションカラーを自宅でする場合、上から少しずつ段階を置いて染色していきましょう。
最初は暗い色から、下に向かって明るくなるように調整していくと、グラデーションがつくれます。
まだ髪を染めることに慣れていない場合、できるだけ暗い色で始めたほうが失敗が少なくなりますよ。
ボブの場合は立体的になるようなグラデーションがよく映えます。
しかし、立体的な染め方をする場合、ご自身で染めることはやや難しいと感じてしまいます。
そういう時はぜひ、プロである美容師さんにお願いしたほうが、グラデーションカラーのやり方の参考にもなりますよ。
ヘアカラーの組み合わせ方はどんな色がいい?
まず、ボブのグラデーションに使うヘアカラーは、赤やアッシュなどの色が人気です。
グラデーションを付ける場合、ボブの様なやや短めな髪では、2種類の方法があります。
一度染めた髪に更に色を足すのか、そのままのヘアカラーに色を足すのかのどちらかです。
ヘアカラーのグラデーションで組み合わせる色は、どちらの方法にしても自然に見える色にしてみましょう。
地毛を活かすのであれば、1つのヘアカラーを薄めから濃い目にしながら染めればいいのです。
しかし、もう1つのヘアカラーで一度髪を染めてから、もう1色で色を付ける場合は違います。
この場合、おすすめは同系統の色を使って染める方法です。
茶色に染めたのであればオレンジや黄色で、金髪であれば更に明るい黄色や黄緑など、色の組み合わせとして使いやすいと感じる色合いでグラデーションを作っていきます。
グラデーションで少しずつ色をなじませるため、全く合わない色合いというものは作りにくいのです。
それでも失敗すると取り返しがつかなくなるのがヘアカラーです。
できるだけ色を近くしたものを使うほうが無難とも言えます。
ボブだからこそ活きる!黒髪を活かしたグラデーションとは?
ボブの人がグラデーションでヘアカラーを使う場合、元の髪の色を活かしたものがおすすめです。
地毛が黒髪や茶髪である場合も、1色でグラデーションを付けたほうが髪が映えやすくなります。
中でも黒髪を活かしたグラデーションは様々な色と相性がよく、何色でも挑戦できるのです。
一見扱いが難しい緑やブルー、ピンクも毛先に向かって濃い色になるのであれば自然に見えます。
緑は黒髪と相性が非常に良いため、ちょっとした気分転換として毛先だけ染める方法もありますよ。
1色でまるまる髪を染めることには抵抗があるかたや、明るい色に挑戦してみたいかたにおすすめです。
あらかじめ地毛の部分を活かすことで、いわゆるプリン状態も目立ちにくくなる利点があります。
ボブのグラデーションは髪の長さが短いため、印象が強烈になりがちです。
そのためあらかじめ1色で髪を染めてから、新しくグラデーションを入れると派手になりすぎます。
なるべく自然に見せたいという人の場合は、地の髪色を活かしたグラデーションを取り入れましょう。
ボブにオススメのヘアカラーとグラデーション組み合わせは?
ヘアカラーの1色で最初に地毛を染めてから、グラデーションを付ける組み合わせ。
ボブではどうしても色が強烈になりがちですが、派手になりすぎないような組み合わせもあります。
最初に使う色をある程度押さえると、後からグラデーションで入れる色によって、合わせられますね。
ボブのヘアカラーとグラデーションでおすすめなのは、基本のヘアカラーが自然な色です。
明るめのブラウンや暗めのアッシュなどの赤系を使うと、グラデーションの色を決めやすくなります。
ハイトーンのブラウンや薄めの青、赤をグラデーションで組み合わせると、明るい印象です。
この組み合わせでグラデーションを作ると、重くなりがちなボブも軽やかに見えるようになります。
ボブの長さの特徴である軽さを活かして、更に明るさを出すことができますよ。
40代でもオススメ!グラデーションボブで明るいイメージ!
グラデーションでヘアカラーを入れるには、「もう遅いかもしれない」と思う人も少なくありません。
ボブならなおさら、ヘアカラーで髪をいじることに抵抗が出てくるのが、40歳代の頃です。
しかし、40歳代でも十分グラデーションでヘアカラーを楽しむことができます。
コツは、明るすぎる色を避けることです。
なるべく黒や茶色の地毛になじませるような色合いを使いましょう。
あまりグラデーションに明るすぎる色を使った場合、ボブは特に色が悪目立ちしやすい髪型です。
年齢に不釣り合いな髪色になってしまい、違和感が出やすくなってしまいます。
暗めの赤を中心に使うと全体的な明るさも上がり、華やかになりますよ。
地毛との色合いと合わせたい場合は、茶色系と合わせて馴染ませる方法もおすすめです。
ボブヘアでもヘアカラーでグラデーションが楽しめる!
ボブの場合、どうしてもヘアカラーでグラデーションを入れると、極端に感じる人もいます。
しかし、そんな時は毛先でグラデーションを入れることで、髪全体が軽く見えるようにできます。
地毛の色をそのまま活かしても、2重にヘアカラーを使っても、キレイにグラデーションができますよ。
どちらもベースとなる色合いに合わせて、グラデーションに使う色を決めましょう。
様々なヘアカラーで、グラデーションを楽しんでみてくださいね。