これで解決!スカートに合うコートの長さをマスターしよう!

女性らしさを演出できるスカートは、冬でもタイツやレギンスに合わせておしゃれに着こなす方が多いですよね。

しかし、コートを羽織るような時期になると、スカートとコートの組み合わせは意外とバランスが難しいものです。

街で見かけるコートとスカートをバランス良く着こなした女性たちは、どのようなことに注意しているのでしょうか。

この記事では、スカートの種類別に合うコートの丈の長さ、コートの雰囲気、おしゃれに見えるコツなどをご紹介します。

スカートにコートは難しい?!みんなの意見を見てみよう

「冬でもスカートが履きたいのに、コートを羽織るとなぜがバランスが悪くなる」といった悩みを抱えている方はけっこう多いものです。

スカートは着丈やデザインのフォルムによって、コートから見えたり隠れたりしますが、それが着ているコートとの雰囲気に合わなかったりすると、その日のコーディネートにも時間がかかってしまいます。

そのため、このスカートとコートの長さのバランスは、その日のおしゃれを決める何より大事な尺度になります。

また、街の女性の意見を見てみると、次のような声が多くあがっています。

・ロングスカートにコートの長さのバランスが難しい

・ミモレ丈にコートの長さのバランスがうまくとれない

・スカートとダウンの長さのバランスがわからない

冬では短めのスカートよりも、膝下よりも長いミモレ丈やロングスカートを履く方が多いということもあるかと思います。

では、長めのスカートとコートの美しいバランスを保つには、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。

ロングスカートとコートの長さを美しく見せるコツ

スカートにコートを合わせる時に覚えておきたい重要なポイントがあります。

それは、コート9:スカート1というアウターとボトムの比です。

冬の時期にはロング丈のスカートを履く機会が多いという方は、ぜひアウターのコートはロング丈の長さのものを合わせましょう。

しかし、この時に注意しておきたいのが、コートの長さより1割程度スカートの面積が見えているというバランスで保つことです。

これ以上スカートが見えすぎると、重たく野暮ったいイメージに見えてしまいがちなので気を付けてください。

このように、長めのスカートに合わせる場合は、そのスカートが1割程度見える位の長めのコートを合わせましょう。

つまり、スカートが見えている長さが15センチ位がちょうど良いバランスということです。

それが20センチ以上の長さになってしまうと、胴が長く見えてしまう可能性があるので注意が必要です。

上級者向け!膝丈のスカートとコートの長さ

では、幅広く支持されている膝丈のスカートの場合はどうでしょうか。

膝丈のスカートの場合は、もっともバランスが難しいと言われています。

ここで覚えておきたいポイントは、コート6:スカート4というアウターとボトムスの比です。

この場合は、コートとスカートのどちらかの長さを少しだけ大きく見せるようなイメージです。

つまり、少しだけコートを長めにするか、スカートを長めにするかということでバランスをとります。

あとは、この膝丈のスカートの雰囲気により、アウターをコートにするかジャケットにするか決まります。

もし、しっかりとした印象を与えたい方には、ジャケットをおすすめします。

また、可愛らしい雰囲気をイメージしたい方には、ピーコートがおすすめです。

あるいは、ボーイッシュにかっこ良く決めたい方には、ライダースジャケットも良いですね。

このように丈が腰ラインにくるアウターも、さまざまなタイプのものがありますので、スカートの種類はアウターに合わせて選ぶと良いでしょう。

この場合、スカートが見える面積が大きいので、スカートはアウターとの雰囲気に合わせることを心がけてみてください。

また、この時注意したいのが、横に広がりやすいギャザースカートは、6:4の比率で合わせると、太って見えてしまうことがあるということです。

そのため、なるべく広がりにくいスカートを選ぶことをおすすめします。

コートよりスカートが短いとどうなの?

ここまでスカートとコートの美しいバランスを保つ比率をみてきました。

ロングコートであれば、少しだけスカートの裾を見せたり、短めのジャケットなら比率の近い膝丈のスカートでバランスをとるということがわかりました。

では、コートよりスカートが短いというパターンは、バランスが悪いのでしょうか。

実は、コートよりスカートの方が短い場合は、着痩せ効果を生むと言われます。

これは耳よりな情報ですよね。

例えばコートの長さにもよりますが、膝丈くらいのコートであれば、膝上のスカートに黒いタイツを合わせるようなイメージです。

さらに、コートのボタンは外して、インナーが見えるように着こなしましょう。

コートのボリューム感と黒いタイツで引き締まって見える効果が期待できるでしょう。

しかし、コートの下にスカートを履いていないように見えて、品がないように見えるという声もあります。

また、コートをワンピースのように着るという意見もあります。

とはいえ、考え方によるところでもあるので、短めのスカートを履く際には、着痩せして見えるというこのコートの使い方を実践してみるのもアリでしょう。

おすすめのスカートとコートのコーディネート

それでは、おすすめのスカートとコートのコーディネートをご紹介します。

まず、大人かっこ良いチェスターコートとタイトスカカートの組み合わせです。

チェスターコートには、甘くなりすぎないスカートで全体的にシンプルにまとめるのがおすすめです。

また、定番のトレンチコートの場合は、ボトムスはパンツのイメージが強いですが、スカートもとても良く映えます。

おすすめは、フレアのふわりとしたロングスカートです。

トレンチコートで、ふんわりとしたボリュームは抑えられますが、ドレッシーな印象を引き出すことができ、女性らしさを増します。

これらを合わせる時に忘れてはいけないのが、前章でお伝えした9:1のスカートとコートの比率です。

スカートの長さは、コートよりも1割程長めに出すことを忘れないでください。

スカートとコートの長さ以外でバランスをとるコツとは?

スカートとコートの長さのバランスを考える以外で、おしゃれ度を増すコツが他にもあります。

それは、上下を同系色で合わせるコーディネートです。

同系色というのは、色をグラデーションにした時に隣り同士になる色のことを言います。

同じ色でも、濃かったり明るかったりするものを組み合わせて、ファッションに取り入れるということですね。

なお、この時に気を付けることが、まったく同じ色を使わないということと、同じ素材を選ばないということです。

全体が同系色でまとまっていると、とても柔らかい雰囲気とシックな印象をもつおしゃれを楽しめます。

スカートとコートの長さのバランスを整えて、さらに同系色でコーディネートできたら、完成度の高いおしゃれを極められるはずです。

ぜひ挑戦してみてください。

スカートとコートで美しいバランスを心がけよう

スカートとコートの組み合わせは、スカートの裾をどれくらいコートから出すかが重要なポイントであることがわかりました。

スカートの裾を出す割合でおしゃれ度が増すか、もしくは残念なコーディネートになってしまうかが決まってしまうので気を付けたいものです。

ぜひ、これからのコーディネートに役立てて、素敵なおしゃれを楽しんでください。