コートが黒いとほこりが目立つ!取り方と予防方法を教えて!

寒い季節の必需品ともいえるコート。

男性でも女性でも、黒いコートを好んで着用している人は多いですよね。

しかし、コートなどの黒い洋服は、ほこりや糸くずなどが付着すると目立ちやすいといったデメリットがあります。

洋服がほこりだらけだと清潔感にも欠け、せっかくのオシャレも台無しになってしまいます。

そこで今回は、黒いコートなどの洋服についたほこりを除去する方法や、ほこり付着予防方法をご紹介します。

メンズ・レディース別、コートの種類

肌寒い季節になると恋しくなるのがコートですよね。

アウターの種類はたくさんあるものの、コートの人気は性別や年齢を問わず高いです。

ただし、コートと一口に言っても、種類はたくさんあります。

そこで、代表的なコートの種類をご紹介します。

<メンズコート>

●チェスターコート

細身でカッチリとした印象を与えます。

●ステンカラーコート

後ろから前にかけて低くなった襟が特徴のロングコートです。

●トレンチコート

ボタンが2列になっており、カッチリとした印象を与えます。

●ピーコート

着丈が短いダブルブレスト仕様のコートです。

●ダッフルコート

フード付きで、ゆったりとしたシルエットが特徴です。

●モッズコート

極寒仕様の名残でファーが付いていたりする、ゆったりとしたロング丈のものが主流です。

<レディースコート>

●ラップコート

ゆったりとしたデザインが多く、女性らしさをアップさせてくれます。

●スタンドカラーコート

女性でも格好良い印象になります。

●ノーカラーコート

女性らしい柔らかな雰囲気やヌケ感を演出できます。

その他に、メンズコートで紹介したコートのレディースもあります。

●トレンチコート

●チェスターコート

●ステンカラーコート

●ダッフルコート

●ピーコート

コートは黒などのダークトーンのものを選ぶと着こなしやすいためおすすめです。

ほこりは目立ちやすいですが、対策をとれば問題ありません。

黒いコートが与える印象

洋服の色は、暖色系・寒色系・モノトーン系など実にたくさんあります。

着用する人それぞれの好みによって、選ぶ洋服の色は違いますよね。

そこでみなさんは、黒いコートや黒い洋服を好んで着ていますか。

どんな色や柄でも合わせやすいため、1着は持っている人が多いのではないでしょうか。

それでは、黒い衣服は、周りの人にどんな印象を与えているのでしょうか。

黒色は、白色や灰色と同じ無彩色です。

黒は光を反射しないので、全ての色を吸収して遮ります。

そのため、周囲の色が目立つのです。

黒い洋服に付着したほこりが目立つのは、このためかもしれませんね。

他の色に与える影響が強いため、強さや権威、神秘的な雰囲気の印象を与えます。

その反面、他色と比較すると、暗くてマイナスなイメージがあります。

黒を無意識に選択している際には、オシャレに気を使うこと以外にも、周囲の影響をあまり受けずに、自分の世界観を大切したいと思う深層心理が隠れているのかもしれませんね。

黒いコートはほこりが目立つ!ほこりが付着する原因は?

黒いコートは、スマートで洗練された印象を与えます。

しかし、気になる点があります。

それは、コートに付着したほこりや糸くずが目立ってしまうことです。

黒と他色と比較すると、圧倒的に目立ちます。

そこで、なぜコートにほこりや糸くずなどのゴミが付着しやすいのか、原因を探ってみました。

●静電気

コートが必要な寒い季節は、空気が乾燥してカラカラですよね。

空気が乾燥していると、静電気も発生しやすくなります。

ドアノブを持った際に「バチッ!」と伝わる静電気の痛みに悩まされている人も少なくないでしょう。

静電気は、異なった素材でできた衣類がこすれることで発生します。

そのため、コートを着て動いただけでも、セーターやマフラーなどとの摩擦で静電気が発生してしまうのです。

そして、静電気が発生すると、周囲のほこりやゴミが引き寄せられて付着しやすくなります。

静電気は、「+に帯電する素材」と「-に帯電する素材」が擦れたときに発生しやすくなる性質があります。

そのため対策としては、異なる素材は避けて、同じ性質の素材同士のコーディネートをすることがおすすめです。

●コートの素材

表面がデコボコしているような生地が使用されているコートは、ほこりやゴミが付着しやすいです。

黒いコートに付着したほこり取りに便利なアイテム

黒が代表的なダークカラーのコートは、ほこりや糸くずなどのゴミが目立ちやすいのが残念なところですよね。

他者に好印象を与えるためには、清潔感が絶対条件です。

もしもあなたのコートにほこりが付着しているのを見てしまったら、相手はきっとがっかりしてしまうでしょう。

マイナスイメージがつくのを避けるためにも、コートを着用する前に、しっかりとほこりをとっておきましょう。

活用すると便利なアイテムをご紹介します。

●洋服ブラシ

洋服ブラシを使用したことがない人も多いかもしれませんね。

実は、洋服ブラシは気軽に洗濯できないコート・スーツ・セーターなどを長持ちさせてくれる便利なアイテムなのです。

洋服ブラシは、生地の繊維を傷めずにほこりやゴミを除去できるだけでなく、繊維の目が揃うことで洋服に光沢が出て手触りが良好になるのです。

静電気も除去できるタイプであれば、ほこりの付着も抑制してくれます。

花粉も落とせるので、1つ持っていて損はないでしょう。

●エチケットブラシ

エチケットブラシは、折りたたみもできるタイプもあるため、携帯に便利です。

100均でも購入できます。

エチケットブラシでそっと擦るだけで、衣類のほこりを簡単に除去できます。

黒いコートに付着したほこりはこんなアイテムでも取れる!

黒いコートに付着したほこりを除去する便利アイテムは、まだまだあります。

●コロコロ

誰もが知っている通称「コロコロ」。

カーペットについたゴミやほこりを取るための粘着テープとして、人気がありますよね。

しかし、コートに付着したほこりの除去にも使えるので、実際に使用している人もいるかもしれませんね。

ただし、カーペット用は粘着力が強力であるため、コートの生地を傷めてしまう場合があります。

そのため、特に高価なコートにはおすすめできません。

また、コートの生地が傷んでしまうと、もっとほこりが付着しやすくなるので気をつけなければいけません。

ほこりを除去する際には、必ず洋服用のコロコロを使用しましょう。

●ガムテープ

ガムテープは、家庭に1個は常備されている身近なアイテムです。

粘着力があるため、そこにほこりをくっつけて除去することができます。

ガムテープの種類には、紙・布・ビニールタイプがありますが、紙タイプが最もおすすめです。

紙タイプは他の種類よりも粘着力が弱めなため、コートの生地を傷めることなくほこりを除去できます。

黒いコートなどの洋服にほこりをつきにくくする方法

黒いコートなどの洋服をオシャレに、そして清潔感もバッチリに着こなすためには、ほこりが付着していることは絶対NGです。

それならば、黒い洋服にほこりをつきにくくしておきましょう。

黒い洋服にほこりが付着することを防ぐためのポイントをご紹介します。

●静電気防止スプレーを活用する

購入直後の黒い洋服や、ほこりケア後には、静電気防止スプレーを吹きかけておきましょう。

ほこり汚れのない状態が長続きします。

●静電気が起きにくいように洋服をコーディネートする

寒い季節は重ね着をしますよね。

そうすると、洋服の素材同士が擦れ合って、静電気が発生しやすくなります。

着用する洋服の素材同士の相性をチェックしてコーディネートすることで、ほこり汚れを防ぐことが可能です。

以下に例を挙げます。

静電気が発生しにくい組み合わせ→「ウールのコート」×「ウールのニット」

静電気が発生しやすい組み合わせ→「ウールのコート」×「アクリルのニット」

●黒い洋服を、タオルなどの起毛素材と一緒に洗濯しない

洗濯した後に、黒い洋服が糸くずやほこりだらけになってしまってはガッカリですよね。

黒い洋服を洗濯する際は、起毛素材でできたものと一緒に洗濯することは避けましょう。

●黒い洋服は裏面にひっくり返し、必ずネットに入れて洗濯する

裏面にすることで、洗濯時のほこりの付着を防げます。

さらに、100均などでも販売されている網目の細かい洗濯ネットに入れて洗えば、ほこりが侵入しづらくなるのでおすすめです。

黒いコートで寒い季節をオシャレに乗りきろう

黒いコートを着用するだけで、あなたのファッションのスタイリッシュさがアップします。

しかし、黒いコートはほこり対策が難点ですよね。

ほこりが目立つと、見た目にもあまり良くありません。

静電気対策をしてほこりの付着を予防したり、ほこりが気になったらすぐに除去できるようにエチケットブラシなどを携帯しましょう。

お気に入りのコートを着て、寒さに負けずに外出を楽しみましょう。