寒い冬になると、マフラーやストールなどを身につけるでしょう。
しかしいざコートと合わせようとすると、もっさりとした印象になってしまい、うまくコーディネートできないという方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、コートとストールでおしゃれにコーディネートする方法をご紹介していきます。
コートによって巻き方を変えるのがポイントですので、ぜひ参考にしてみてください。
コートとストールでコーディネートする場合バランスが重要!
12月あたりになると一気に気温も冷え込み、コートとともにストールも出番を迎えます。
「とりあえず首に巻きつけよう」とぐるぐるにストールを巻いてしまうと、全体のコーディネートを鏡でチェックしたときに、野暮ったい印象になっていることもあるでしょう。
そんなときに「どのようにストールを巻けば、スマートでおしゃれなコーディネートになるのだろう」と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。
コートとストールでうまくコーディネートするには、バランスが重要です。
また、ストールの巻き方には種類があり、それぞれをコートとどう合わせるかで、最終的なコーディネートの仕上がりも違ってきます。
ここではチェスターコート、トレンチコート、ノーカラーコートそれぞれにおすすめのストールの巻き方とコーディネートをご紹介していきます。
チェスターコートにぴったりのストールの巻き方は?
まずは、チェスターコートにおすすめなストールの巻き方についてお話をしていきます。
チェスターコートとは、見た目はスーツのジャケットのようなデザインで、だいたい膝くらいまでの丈のコートのことをいいます。
スーツの上から着てもスマートに決まりますし、カジュアルな着こなしにもぴったりのコートです。
襟もとがぐっと開いているのが特徴的ですので、寒い冬にはストールを巻くことで寒さをしのげます。
そんなチェスターコートにぴったりのストールの巻き方は、襟もとを隠すように巻くフロントノットという方法です。
フロントノットの巻き方をご説明します。
①ストールの片方が長くなるように、首にかけましょう。
②長い方のストールを、首回りを一周させるように巻きつけます。
③垂れているストールの両端を結んだら完成です。
胸元が華やかになり、小顔効果にも期待できる巻き方です。
チェスターコートとフロントノットのコーディネート例を、次の項でご紹介します。
チェスターコート×フロントノットのコーディネート例
チェスターコートにぴったりのストールの巻き方についてお話をしたところで、コーディネート例のご紹介もしていきましょう。
【グレーチェスターコート×テーパードパンツ×ローファー】
メンズ風がおしゃれなコーディネートです。
靴下をアーガイルやギンガムチェックなどの柄物にすると、靴とパンツの間からちらっと見えるのがおしゃれです。
髪型はシニヨンなどのまとめ髪にしておくと、女性らしさも感じるコーディネートになるでしょう。
【グレーチェスターコート×黒スキニー×スニーカー】
スタイルアップ効果も期待できる縦のラインを強調したコーディネートです。
コート、トップス、ボトムス、スニーカーをモノトーンでまとめ、ストールをチェックなどの柄物にしフロントノットで巻くと、ストールの存在感がおしゃれなコーディネートにもなりますよ。
トレンチコートに合うストールの巻き方もご紹介!
チェスターコートの次は、トレンチコートにおすすめの巻き方をご説明していきましょう。
トレンチコートがどのようなものかをご説明すると、元々は軍人用に作られたといわれています。
また、防寒を目的としているコートともいわれ、トレンチコートの特徴としては、
・肩のボタン留めのショルダーストラップ
・襟もとや手首のストラップ
・ウエスト位置のベルト
などが挙げられます。
こちらもチェスターコート同様、襟もとが開いています。
そのため、フロントノットでも合いますが、ここでおすすめするのは1周巻きとワンループ巻きです。
どちらもストールの定番の巻き方でもありますので、覚えておくと良いかもしれません。
●1周巻き
首回りにストールをぐるっと1周させ、左右の長さをそろえたら完成です。
●ワンループ巻き
①ストールを2つ折りにし、首からかけます。
②ストールの端を、ループ側の輪っかに通したら完成です。
どちらも簡単に巻くことができますね。
トレンチコートと各ストールの巻き方のコーディネート例を、次の項でご紹介していきます。
トレンチコート×ストールのコーディネート例
トレンチコートに合うストールの巻き方についてご紹介しましたので、コーディネート例もお話ししていきます。
【トレンチコート×1周巻き×ロングスカート】
トレンチコートには同じくらいの丈のスカートで合わせると、こなれ感のある大人可愛いコーディネートに仕上がります。
ただし、ロングスカートとトレンチコートを合わせることで、下半身にボリュームが出やすくなります。
横に広く見せてしまうことも考えられるので、これを防ぐためにはストールの巻き方が重要です。
ストールで1周巻きすることで、縦のラインが強調されるので、スタイルアップ効果につながります。
【トレンチコート×ワンループ巻き×ジーンズ】
トレンチコートにワンループ巻きのストールを合わせると、バランスの良いコーディネートになるでしょう。
特に、ジーンズでも少し細身のものを選ぶことで脚長効果につなげられ、着ぶくれ防止も期待ができます。
ここまで、チェスターコートとトレンチコートに合うストールの巻き方と、コーディネート例を見てきました。
次の項では、ストール初心者におすすめのコートと、コーディネート例を見ていきます。
ストール初心者はノーカラーコートでコーディネートするのがおすすめ
中には、ストール自体巻くのが初めてという方もいるかと思います。
そのような方は、ノーカラーコートで合わせてみるのがおすすめです。
ノーカラーコートとは、襟がついていないコートのことをいいます。
襟がないことでストールを巻いてももたつきにくいため、フロントノットやワンループ巻きをはじめ、どんな巻き方でもスマートに決まります。
また、ストールにもさまざまな素材・デザインのものがあり、ノーカラーコートであれば、ボリュームのあるファーのストールなどを合わせても可愛くコーディネートができるでしょう。
例えば、グレーでウール素材のノーカラーコートに、ダークグレーのフェイクファーのストールを合わせます。
これだけでも少し品のあるコーディネートに仕上がりますが、女性らしさをアップさせるならコートの中はワンピースがおすすめです。
靴は黒のブーティやショートブーツを合わせると良いでしょう。
ほかにもさまざまなストールがノーカラーコートに良く合いますから、ストール初心者の方はぜひノーカラーコートに合わせることから始めてみてはいかがでしょう。
ここまでお話ししてきたコートとストールのコーディネートは、寒い冬であるからこそできるファッションです。
1年の間でも短い期間しか着用しないので、バランスを意識して、コートとストールのファッションを楽しんでみてください。
寒い冬だからこそ!コートとストールでおしゃれを楽しもう!
気温が低くなり、コートとストールで合わせようとすると、もたついた印象になることもあるでしょう。
もっさりとしにくいコーディネートにするには、コートとストールの巻き方のバランスが重要です。
ここではチェスターコート、トレンチコート、ノーカラーコートにおすすめのストールの巻き方やコーディネート例などをご紹介してきました。
この記事などを参考に、寒い冬であるからこそできるファッションを楽しんでくださいね。