性別や世代を問わず、子供から大人まで履くことができるのがジーンズです。
カジュアルな装いはもちろん、トップスをフォーマルなものに変えるだけでも印象を大きく変えることができますよね。
この記事では、メンズジーンズの種類や選び方、インチで表記されるサイズの見方、男性の平均的なサイズなどについてご紹介します。
ジーンズのインチや平均サイズを知る前に形を知ろう!
メンズジーンズの「インチ」や平均サイズのご説明をする前に、ジーンズの種類をご紹介していきます。
ジーンズに限ったことではありませんが、パンツには色々な形やデザインのものがありますよね。
メンズジーンズは一般的に次のような形にわけられます。
●ストレート
ストレートは上部から裾までが真っすぐなシルエットのものです。
この中でも、細め・普通・ゆったりなどに分けられます。
●スキニー
ストレートの細め(スリム)よりも細く、体のラインにあわせてぴったりと履くタイプです。
かなり細いデザインなので、どちらかというと細見の方に人気のジーンズです。
●テーパード
腰から太もも、足首と下部に向かうにつれて徐々に細くなるタイプです。
●ブーツカット
太ももから膝までがタイトで細く、膝から足首までが太くなります。
個性的なので、好みが分かれるデザインと言えますね。
●カーゴ
膝上のあたりに大きいポケットが施され、それ以外にもたくさんポケットが付いているデザインが多いです。
●ワイドパンツ
ストレートのゆったりよりもさらに幅が広いタイプです。
ジーンズにこだわりの少ない方にもおすすめな形!
一般的なジーンズの形をご紹介しました。
ジーンズに関して詳しかったり、こだわりの強い方はご自身の合う形を知っていますよね。
しかし、普段あまりこだわらないで形を決めている方におすすめのものをご紹介します。
1つ目が「ストレート」です。
太さが一直線になっているので、そのまま「ストレート」と呼ばれています。
前述したように、ストレートはスリム・普通・ゆったりめの3種類に分けられます。
この中でのおすすめは、スリムです。
清潔感と脚長効果があり、すっきりと履きこなすことができるでしょう。
スキニーパンツほど体のラインを拾わず、無理をしている感じがしません。
2つ目は「テーパード」です。
腰から太もも、足首に向かうにつれて細くなっています。
スリムに比べて、腰周り・太もも周りは太めになっていますが、膝から下は細いので、腰周り・太もも周りが気になる方でもすっきりと着こなせます。
次の項ではジーンズの「インチ」についてご紹介します。
気になる平均サイズについてもお伝えします。
インチとはウエスト周りの長さ!男性が選ぶジーンズサイズの平均とは?
現在、洋服店で売られているジーンズのサイズは、原則「インチ」で表記されていますよね。
インターネットのオンラインショッピングをみても、インチ表記が一般的です。
インチ数とは、ウエスト周りの長さを表した数です。
ズボンの大きさや長さを表すものではなく、着る方のウエスト周りの長さを表す「ウエストヌード寸法」です。
1インチは2.54センチです。
例えば、30インチのジーンズがちょうどいいという方のウエストは、30インチ×2.54センチで76.2センチということになります。
成人男性のウエストサイズの平均は70センチから85センチの間です。
インチ数で表すと28から33で、このあたりが平均といえますね。
この中で最も売れているジーンズのサイズが、29インチから32インチのようです。
ご自身のウエストが75センチ程度の場合は30インチ、78センチくらいの場合は31インチと覚えておくと便利なので参考にしてください。
ここで注意していただきたいのが、販売されているブランドによって多少サイズ感が変わってくるという点です。
初めて購入するブランドの場合、試着してサイズ感を確かめることをおすすめします。
ジーンズの股下の長さもインチで表記!
男性が選ぶ平均的なジーンズのサイズをご紹介しました。
前項で、インチ数はウエスト周りのサイズとご紹介しましたが、実は股下の長さもインチで表記することが多いのです。
ご自身のウエスト周りのインチ数と股下のインチ数に合わせて選ぶことになります。
しかし、ウエスト周りのインチ数が一般的に28から38くらいのサイズ展開なのに対して、股下のサイズは30・32・34インチの3種類しかないことが多いのです。
股下の長さは裾上げで調整することが可能なため、このようなサイズ展開になっているようです。
短めだと、座った時に足首が見えてしまう場合がありますが、長い場合は切ることができるので問題はありません。
しかし、長すぎるものを購入してしまうと、デザインによっては本来の形からかけ離れてしまうといったことにもなりかねません。
極力ご自身に合う長さを選び、丁度良いサイズが無い場合はプラス5センチ以内のものを選ぶようにしましょう。
ジーンズの着こなし方!正統派なコーディネートがかっこいい!
これまで、ジーンズの種類や選び方、インチや平均的なサイズなどについてご紹介してきました。
これまでお話ししてきたことを参考に、その着こなし方についてお伝えします。
●フィット感
ワイドシルエットのジーンズもたくさんでていますが、大人っぽく着こなしたいならジャストサイズがおすすめです。
キレイめにもカジュアルにも品のある着こなしをすることができますよ。
前述したように、ジーンズにあまりこだわりのない方にも挑戦しやすいサイズ感です。
●丈の長さ
正統派なフルレングスがおすすめです。
靴下がすべて隠れるくらいにしたほうが、色んな靴と合わせて楽しめます。
●生地や加工
安く見える生地はおすすめできません。
質の良いものを選んで、長く経年劣化を楽しめるような素材を選びましょう。
●足元
ジーンズに似合うスニーカーを持っていると便利です。
ストレート・スリム・テーパードタイプなどはどんなスニーカーでも合わせることが可能ですよ。
●トップス
キレイめもいいですが、アメカジテイストで着こなすと大変おしゃれにきまります。
アウターのインナーとしても、単体のトップスとしてもしっくりくる、スウェットパーカーがあると便利です。
おすすめのカラーは霜降りグレーで、濃いグレーと淡いグレーが混じりあった色のことです。
●アウター
MA-1などのフライトジャケットは、着回しの幅が広い1着ですね。
ジーンズと合わせれば、ご自身のコーディネートの定番になるでしょう。
購入前には自身のインチ数を知って試着を!平均サイズを参考に選ぼう!
最後に、おすすめジーンズをご紹介します。
【リーバイス:501 レギュラーストレートジーンズ インディゴブルー】
モダンなストレートフィットへと発展をとげたジーンズです。
【ビッグジョン:M3シリーズ】
「スリムフィッツ」をコンセプトに生み出されたジーンズです。
ストレッチが効いているので履きやすく、動きやすい一着です。
【エドウィン:503 レギュラーストレート】
ハリウッドの有名俳優を起用したCMで当時話題となったのが503シリーズです。
14オンス綿100%の素材にリニューアルされました。
弾力性が高くストレッチも効いているため、履き心地も良いです。
ストレートタイプなので1着持っていると重宝しますね。
【リー:アメリカンライダース 101Z ストレート OW】
リーの原点ともいえるのがジップフライの101です。
太すぎず細すぎないサイズ感が特徴的で、60年代当時をイメージして作られたオリジナルカラーの色味も味わい深いです。
これらを踏まえてジーンズの購入を考えた際には、ご自身のインチ数を把握したうえで、必ず試着をしてサイズ感を確かめましょう。
ご紹介した男性のジーンズの平均サイズなどを覚えておけば、選ぶときの参考にもなりますよ。
お気に入りのジーンズを見つけておしゃれを楽しもう!
男性のジーンズについて色々とご紹介いたしました。
インチ数の計算の仕方がわからずサイズを選んでいた方は、再度サイズを見直してみましょう。
ウエストサイズと股下サイズを測るだけなので簡単ですよね。
着こなし方のコツなどもお伝えしたのでぜひ参考にしてください。
お気に入りの1着に出会えるといいですね。