パーカータイプのスポーツウエアで手軽なメンズファッション

スポーツをする時、試合を観戦する時、持っていると便利なものがパーカーです。

パーカーは半袖や薄手のもの、厚手のトレーナー生地のものやフリース生地のものとたくさんあります。

パーカーを展開しているのは、大型スーパーの他にスポーツ用品専門店、スポーツブランドと色々あります。

今回はスポーツ用のパーカーに注目し、なかでもメンズものをご紹介していきます。

作業着からスポーツウエアへ!メンズファッションパーカーの広がり

パーカーは、首の根元に帽子となるフードが付いている衣類のことを言います。

パーカーには、上からかぶるプルオーバータイプの他に、前開きファスナーがついたジップアップタイプのものがあります。

元々は労働者の作業着でしたが、最近はファッションアイテムの一つとして着用されています。

パーカーがメンズファッションのアイテムとして広まるきっかけを作ったのは、1976年に公開されたアメリカ映画です。

物語の中で主人公のボクサーが、トレーニング時のスポーツウェアとしてグレーのパーカーを着ています。

この姿がストイックでカッコいいと、若い人を中心にパーカーがファッションアイテムとして認識されることになります。

そして、この映画をきっかけに、パーカーはスポーツウエアの一つとして広がっていきます。

日本では1990年代にスケートボードやヒップホップを踊る若者が、ファッションアイテムとしてパーカーを着るようになります。

若者のファッションアイテムから、徐々に一般の大人へ、そして子ども服として広がり、一般衣類の一つとなっていきます。

その中でも、スポーツブランドが制作するパーカーは、おしゃれでカッコよく高機能と、着用する人が多くいます。

スポーツに最適!メンズパーカー色々

パーカーには、色々な種類があります。

春先から夏にかけて利用される薄手のものや半袖のパーカー、タオル生地やナイロン生地と種類も豊富です。

冬や山登りで利用されるパーカーには、薄手なのに風を通さず保温性に優れたものもあります。

薄手で保温性が高いパーカーは、山登りの他にも、スポーツ選手が試合前のアップ時に着ています。

高機能のスポーツ選手用のパーカーは、価格も高くなるため普段使いをする人はあまりいません。

秋冬用の普段使いパーカーは、保温性が重視されるため、トレーナー生地やフリース生地で作られたものが多くあります。

メンズのトレーナー生地の冬用のパーカーは、綿素材で厚手で温かく吸水性に優れています。

しかし、厚手のうえに面積が広いため、洗濯の後、乾きにくいというデメリットがあります。

そのため、普段使いとして利用されるものでは、トレーナー生地よりも保温性があり乾きやすいフリース生地のパーカーが好まれるようになっています。

このように、パーカーは一年を通して、色々な場面で利用できるファッションアイテムとなっています。

Tシャツにパーカーを羽織りジーンズを履けば、一年中気軽に街歩きができます。

ポリエステル素材のスポーツパーカー

スポーツ用のパーカーは、衣料品の量産店で取り扱っているものと同じような素材のものもありますが、吸湿性や撥水性など、スポーツブランドならではのものもあります。

夏用のスポーツパーカーは、UV機能や撥水性が高いものが多いです。

冬用では、薄手でも風を通さず保温性が高い素材が使われています。

メンズパーカーの素材は、綿やナイロン繊維が多く使われていますが、ポリエステル繊維も使われています。

ポリエステルの特徴は、しわになりにくく安価で色々な色に染めやすい反面、吸湿性が悪いという特徴があります。

本来、吸湿性が良くないポリエステルは、汗を吸い取らずスポーツ衣料に利用されるには不向きでした。

しかし、良質なポリエステルが作られ、吸湿性の低さを逆に利用し、撥水性を良くし汗をすぐに外に逃がすことで、スポーツ衣料として利用されるようになりました。

スポーツ用のパーカーにも、綿やナイロンではなくポリエステル素材のものも増えています。

冬用のパーカーの素材として利用されるフリースは、ポリエステル素材になります。

夏用では、サラッとした素材のポリエステル素材の生地で作られた、UV加工のパーカーがスポーツで利用されています。

スポーツをする時や観戦の時、Tシャツにパーカーで、ハーフパンツ姿で楽しみましょう。

夏のメンズ向けスポーツパーカー

夏になると、マリンスポーツで前開きのバーカーを羽織ることがあります。

海やプールで、水着の上に羽織ることで、休憩中の日焼けや体が冷えることを予防します。

夏のパーカーには、薄手の長袖のものもあれば半袖のものもあります。

生地にはUV加工や撥水加工が施してあるものも多く、海辺で利用する人を良く見かけます。

男性の場合は日焼けをすることもカッコイイと思うこともありますが、必要以上の日焼けは身体にも有害と言われます。

そのため、マリンスポーツを楽しむ人たちも、海から上がったら水着の上に何かを一枚羽織っているのです。

その中でも多いのが、パーカーです。

夏用のパーカーには、さらっとしたナイロン生地や、汗を吸い取るタオル生地などもあります。

メンズのスポーツパーカ―の中には、ハーフパンツがついているセットアップのものもあり、ヨット遊びをする人は、そのまま街着としても利用できます。

有名スポーツブランドからプライベートブランドのものもありますので、好みに合わせて選ぶことができます。

メンズのプルオーバーパーカー

パーカーというとファスナーがついている前開きのタイプがよくありますが、上からかぶるプルオーバータイプのものもあります。

プルオーバーのパーカーは、Tシャツやポロシャツの上に着ることもできますが、直接着ることもできます。

前開きのジップアップタイプパーカーは、いつでも着脱ができるように、中にTシャツやタンクトップ、ランニングシャツなどを着ます。

しかし、プルオーバーなら直接着ることができるため、セーターやカーディガン、メンズならジャケットの中に着る人もいます。

同じパーカーでも、プルオーバータイプか、ジップアップタイプかによって着用の仕方が違ってきます。

軽いプルオーバーのパーカーなら、部屋着などに利用することもできます。

そしてスポーツショップで取り扱っているプルオーバータイプのパーカーには、スポーツ用でも普段使いでも利用できるおしゃれなデザインのものがあります。

プルオーバータイプのパーカーは子どもっぽいと思うかもしれませんが、スポーツブランドのものは、メンズ用の渋いものもあり、おしゃれ着として利用もできます。

スポーツパーカーを購入するには

スポーツパーカーは、スポーツだけでなく普段使いもできます。

では、かっこいいスポーツパーカーはどこで購入するのが良いでしょうか。

スポーツパーカーであれば、スポーツ専門店ならほとんどのお店で購入することができます。

ナイキやミズノ、アンダーアーマーといったスポーツブランドでは、一年を通して色々なタイプのパーカーを販売しています。

ジップアップタイプパーカーにプルオーバータイプ、無地からカラフルなものまであります。

しかし、こういったスポーツブランドのパーカーの中には高額なものもあり、手が出にくい人もいるでしょう。

そこで、もう少し手軽に購入できるが、SPA(製造型小売業)ブランドです。

ユニクロやZARA、GAPといったSPAブランドは年齢も性別も超えた、万人が手軽に利用できる衣料を展開しています。

中でも国内大手のユニクロは、自社で作った良質な製品をリーズナブルな価格で提供し、その中には様々な種類のパーカーもあります。

レディースもメンズも子ども用も、同じデザインで購入することができるため、家族や親子でそろえることもできます。

スポーツショップを展開しているヒマラヤでは、ビジョンクエストというオリジナルブランドを立ち上げています。

同じスポーツショップのパーカーでも、かなりリーズナブルな価格で購入することができますので、ぜひ探してみましょう。

親子でそろいのパーカーでスポーツを

パーカーは手軽な普段使いから、様々なスポーツの時にも利用できる、幅広く使える衣類です。

ブランドの中には、同じデザインでメンズもレディースも、子ども用も製造されているものもあります。

スポーツを観戦したり、スポーツをする時、親子でパーカーをそろえて楽しみましょう。