メンズの夏コーデは、トップスにこだわりたいものです。
というのは、夏コーデは秋や冬、春と比較すると着用するアイテムの数が減るので、トップスそのものの重要性が増すからです。
基本となる夏用トップスを選び、それに合わせてボトムスやシューズ、小物などを決めましょう。
夏は暑い季節なので、トップスは見た目も爽やかなものが1番です。
では、夏用トップスは何を選べばよいのでしょうか。
メンズの夏向けトップスの種類とは
メンズの夏コーデに適したトップスには、いろいろな種類があります。
その年ごとの流行りもありますし、年代にとらわれないベーシックなトップスも同様です。
様々な場面に対応できるよう、複数のトップスを所有することは大事ですが、その中でも特に基本となり、あると便利なのが次の5種類です。
・無地Tシャツ
・オープンカラーシャツ
・ラフゲージTシャツ
・サマーニット
・ノーカラーシャツ
これらのトップスを何種類か用意しておけば、夏のコーデに困ることはまずありません。
メンズの夏向けボトムスは、ハーフパンツや薄手のテーパードスラックス、ワイドパンツやアンクルパンツなどがおすすめです。
デニムなら、スキニータイプがよいでしょう。
こういったパンツ類は、夏の暑さを感じさせないよう、すっきりとしたものが多くなってきます。
トップスもそれに合わせ、爽やかなものを選ぶのが肝心です。
トップスとパンツの両方が黒っぽいと、暑苦しい感じになります。
どちらかは白を基調とし、涼しげな雰囲気をだすのが大事です。
淡いブルーや薄いパープルなどを活用し、他のメンズに差をつけましょう。
夏は無地Tシャツがメンズコーデの基本!
夏はTシャツが大活躍をする季節です。
それ1枚でも過ごせますし、インナーとしても重宝します。
Tシャツにもいろいろありますが、基本となるのはやはり無地Tシャツです。
柄もののTシャツは楽しいものですが、選び方には慎重さが必要になります。
というのは、トップスの柄の主張が強すぎると、他のファッションアイテムとのバランスを取るのが難しくなるからです。
無地のTシャツなら、色の選択次第でどのようなコーデにも合うものです。
メンズの夏コーデの定番としては、白い無地Tシャツにデニムのパンツが挙げられます。
基本中の基本といえるコーデですが、万能であることは間違いありません。
ただし、白いTシャツなら何でもよいというわけではないので、注意が必要になります。
Tシャツを選ぶ際、特に大事なのがTシャツの生地の厚さです。
Tシャツの生地の厚さは、オンス(oz)で表示されることが多くなっています。
ファッションアイテムとして無地のTシャツを選ぶなら、5.6oz以上の厚さのものがおすすめです。
なぜなら白でもほとんど透けませんし、くたびれたり縮んだりすることも少ないからです。
夏のメンズ向けトップスならオープンカラーシャツ
夏は、オープンカラーシャツが似合う季節でもあります。
オープンカラーシャツは、開襟シャツと呼ばれることもあるトップスです。
大きめな襟が涼し気で、リゾート地にぴったりです。
また、薄くサラッとしたイメージがあり、エレガントさも際立っています。
まさに優雅さと快適性を兼ね備えた、夏向けのトップスだと言えるでしょう。
オープンカラーシャツのメンズ向けコーデとしては、色の選び方が大事になってきます。
オープンカラーシャツは、大人の余裕を感じさせてくれるトップスなので、派手な色合いよりは若干落ち着いた色合いの方が似合います。
薄いグリーンのオープンカラーシャツはとても爽やかですし、濃いオリーブ色や、えんじ色などがおすすめです。
もちろん定番の、黒や紺も欠かすことはできません。
オープンカラーシャツは、前を開けても留めてもOKなトップスです。
インナーは、丈が若干長めのTシャツを選ぶとよいでしょう。
オープンカラーシャツには細めのボトムスよりも、少しゆったり目のパンツがお似合いです。
このコーデで、大人のメンズを演出してみましょう。
また、アロハシャツタイプのものなら、ハーフパンツもぴったりです。
ラフゲージTシャツは夏にもってこいのトップス
ラフゲージとは、生地の編み方の1つです。
緩く編み込むものをラフゲージ、きっちりと細かく編み込むものをファインゲージといいます。
つまりラフゲージTシャツとは、緩く編み込んだ生地を使用したTシャツということになります。
ラフゲージTシャツの生地は薄いことが多く、緩く編み込まれているため夏の厳しい暑さにぴったりです。
手触り、肌触りもよく、サラッとした着心地なので手放せません。
特に綿と麻を使用した生地のラフゲージTシャツは、見た目も涼しいのでおすすめです。
ラフゲージTシャツを選ぶときは、大きめのサイズをチョイスするようにしましょう。
ビッグサイズのトップスにスキニータイプのボトムスを合わせるだけで、おしゃれなメンズを演出することができますよ。
また、ラフゲージTシャツは透けやすいので、中にもう1枚インナーを着る必要があります。
大きめサイズのものが、ゆったりと着れて見た目もよいので最適です。
落ち着いた色合いで無地のラフゲージTシャツを選び、ボトムスは黒系統のものにしてみましょう。
爽やかでありながら、締まったところもあるメンズの出来上がりです。
夏は爽やかなサマーニットがぴったり
サマーニットとは、夏向けのニットのことです。
そのため通気性や吸汗性に優れた生地で作られていることが多く、暑い夏のファッションにはなくてはならないトップスの1つだと言えるでしょう。
冬用のニットとは素材や編み方だけではなく、速乾性やシワのなりにくさにも違いがあります。
サマーニットの編み方はいろいろありますが、ざっくりとした編み目のものはエレガントさが際立ちます。
また、編み目の細かいサマーニットは、シンプルなスマートさを演出することが可能です。
サマーニットはおしゃれなメンズの必需品ですが、着用する際には肌が透け過ぎないようにする必要があります。
というのは、サマーニットは編み目が粗いために、透けやすいという特徴があるからです。
サマーニットを着用する際には、インナーとしてTシャツやタンクトップを用意しましょう。
ただし、Tシャツやタンクトップは、なんでもよいというわけではありません。
白いタンクトップはランニングシャツのように見えることがあり、野暮ったくなる可能性があります。
タンクトップを着用するなら、黒系統のものがおすすめです。
Tシャツの場合は、サマーニットと同じサイズのものを選ぶとよいでしょう。
ノーカラーシャツは夏向けトップスの定番
ノーカラーシャツは、襟のないシャツです。
そのため、スッキリと見えるという特徴があります。
見た目の暑苦しさがないので、夏にはとても重宝するメンズ向けトップスだと言えるでしょう。
ノーカラーシャツの生地にはいろいろあります。
リネン素材のものが多いですが、デニム生地やレザー生地のものなどもあり、コーデの幅も広くなっています。
ハーフパンツとの相性は、通常のシャツよりも良好で、暑い夏にはぴったりです。
ただし、大きすぎるノーカラーシャツはだらしなく見えることがあるので、できるだけジャストサイズのものを着用するようにしましょう。
ジャストサイズのノーカラーシャツなら、流行のワイドパンツも似合うものです。
インナーは、爽やかに見えるのでカットソーがおすすめとなります。
その場合、首の周辺がさみしく見えるようならネックレスなどを活用してみましょう。
黒いノーカラーシャツに白いインナーを合わせるなら、ボトムスはデニムのスキニーが最適です。
というのは、カジュアルさの中にエレガントさが加わり、着用するメンズの魅力を引き立ててくれるからです。
爽やかなトップスで夏を快適に乗り切ろう
日本の夏は蒸し暑く、熱射病などに対する予防が欠かせません。
また、汗をかきやすい季節なので、ファッションにも気をつける必要があります。
このような夏におすすめのトップスは、見た目の涼しい爽やかなものです。
今回ご紹介した5つのトップスは、通気性がよく夏に最適なものばかりですので、これらのトップスをコーデの中心とし、夏を快適に乗り切りましょう。