スカートを子供に手作りするのは簡単で楽しいですよ

子供は日に日に大きくなります。

数カ月前に買ったばかりの洋服も、気がつけばあっという間に着れなくなってしまいます。

子供の成長はとても嬉しい反面、洋服代がかかるといった悩みも出てきませんか?

そんな時、簡単にスカートが手作りできれば節約にもつながりますよね。

また、手作りのスカートを着て楽しく遊ぶ子供の姿に、心もほっこりしますよ。

子供用の市販スカートのメリットとデメリット

子供服は色々な場所で購入できます。

可愛い子供服のお店はたくさんありますし、インターネットからの購入も可能です。

好きなブランドの服があればそのお店で購入するのも楽しみの一つですよね。

既製品の最大のメリットは、目的にあった服が見つかれば、それを買ってすぐに着れることではないでしょうか。

忙しい時には大変助かりますし、今やそれは当たり前のことになっています。

既製品の洋服は便利であり、それがなければ困ることもありますが、既製品の洋服は変更が効かないというデメリットもあります。

例えば、子供用のスカート選びを考えてみましょう。

子供がまだ小さい場合、肌がまだ敏感で弱いため生地を中心に選ぶ方もいるかもしれません。

選んだ既製品のスカートには、化学繊維が使われていて、悩む方もいるのではないでしょうか。

既製品で希望の生地のスカートを見つけるのは、時間がかかることもあります。

また見つけても、サイズが無い場合もあります。

既製品は、すぐに着れるというメリットもありますが、手作りのように、生地を好みのものに変更したり、サイズを自由に調整するといった融通が効かないのも事実です。

子供用の手作りスカートのメリットとデメリット

手作りのメリットは、子供に合わせてある程度の自由が効くということです。

例えば、肌が敏感な子供には、肌あたりの優しい生地を選ぶことができます。

夏の暑い時は、通気性の良い生地を使うことで、汗も乾きやすく快適に過ごしやすくなります。

また、少し長めの丈のスカートが欲しい、短めの丈のスカートが欲しいといった、長さの調節にも対応可能です。

そして、柄や色も希望に合わせて選ぶことができます。

このように、希望に合わせてある程度の自由が効くのが手作りのメリットと言えます。

しかし、手作りをするには時間が必要となります。

スカートを手作りするのであれば、生地を選び、裁断し、縫い合わせるという工程が必要です。

急ぐ方にとっては時間がかかるところがデメリットと言えるでしょう。

しかし、手作りは時間がかかるというデメリットの部分も、「手作りは楽しい!」と思えた時、メリットに変化するという素敵な魅力も手作りにはたくさんつまっているのです。

子供用のスカートの形は似ている?

子供用のスカートを見ていると、小さいサイズでいろいろな柄の商品があり、とても可愛いですね。

子供用のスカートや洋服を選ぶ時、何を重要視しますか?

柄、ブランド、価格、生地でしょうか?

選ぶ方によってその重要視する部分は違ってきますが、スカートの形はどうでしょうか?

子供用のスカートを見ていると、レースや柄、色はそれぞれに違っていても、形は似ているものが多いことに気が付きます。

ふわりとしたAラインで、子供ですので、お腹の周りの締め付けがなく、調節できるようにウエストはゴムになっているものも多いです。

このスカートの裾やポケットの部分にレースが付けてあったり、ボタンを付けてアクセントにしていたりします。

このようなシンプルな形のスカートは手作りで簡単に作れる形です。

子供は日に日に大きくなり、成長に合わせて替えが必要になってくるため、普段着用としてスカートを簡単に手作りしてみるのはいかがですか?

スカートの数が増えると、思いっきり外で遊ぶ用のスカート、お家用のスカートなど選択肢も増え、洗い替えにも困りません。

何よりも丈の調節もできますので、一度作れば長く着れるのも手作りスカートの嬉しいところです。

手作りスカートで子供におすすめの生地とは?

初めて子供用のスカートを手作りする場合の生地選びは、綿の生地をおすすめします。

生地屋さんで綿は、木綿、コットンなどと表示がされていますが、どれも同じ意味です。

綿は丈夫で伸びにくく、吸湿性、保湿性、通気性に優れており、また洗濯にも強いです。

子供服は汚れることが多く、洗濯する機会も増えますので、おすすめの生地と言えるでしょう。

また、綿は肌の弱い方にもおすすめです。

綿の中にポリエステルの入っている生地もありますが、ポリエステルが入っている分、通気性に劣るため、肌の弱い子供には綿100%をおすすめします。

綿麻混合という生地もあります。

麻はリネンともいわれます。

麻100%は生地がごわごわし、肌あたりが気になる時があります。

そのような時、綿麻混合という生地ですと綿が含まれているため生地も柔らかくなり、肌あたりもよくなります。

この他にも、夏におすすめの生地にガーゼがあります。

生地が柔らかいため、縫いにくいという面もありますが、ふんわりと柔らかくて肌にとても優しい生地です。

冬に着る子供用の手作りスカート

寒い冬でも生地の選び方しだいで、暖かい子供用のスカートが手作りできます。

冬はスカートの下にタイツやスパッツを履くことが多く、生地が肌に直接当たるのを防ぐことができますので、その点では生地を選びやすいかと思います。

冬におすすめの生地として、コーデュロイがあります。

日本語ではコール天と呼ばれます。

生地の表面に細い縦の畝(うね)があるのが特徴の織物です。

保温性があるため冬の生地におすすめですし、畝(うね)もポイントになり無地の生地でも雰囲気が出ます。

そして、フラノと呼ばれる生地も秋冬に使われる生地です。

フランネルともいわれます。

ネルシャツという言葉をよく耳にしませんか?

ネルシャツの生地がフラノです。

こちらも暖かく冬に着る生地にはおすすめです。

ツイードは毛織物の一種で目の粗い厚手の生地になっています。

イギリスやスコットランドが発祥の地になっています。

太く短い羊の毛を使用した「紡毛糸」を用いて織られています。

表面は粗い毛織物です。

紡毛糸は表面にはつやがなく、毛があちこちに向いていますが、中に空気がたくさん入り、軽くて暖かい糸です。

高級感のある、冬用のコートやジャケットにも用いられ人気があります。

子供服を手作りできると夢が膨らむ!

手作りをしたことがないと、洋服を手作りすると考えただけでも、面倒だと思ってしまうかもしれません。

しかし、子供の洋服は大人の洋服とは違い、サイズも小さいため型取りや裁断、縫い合わせの時間も短いのです。

作業が早く進むため、意外に簡単に作れるのが子供服です。

一度その簡単さを経験してみると、「次も何か作ってみようかな?」という気持ちになると思います。

また、スカートなどを作ると生地が余ります。

その余った生地で、小さなバッグを作ったり、ポーチなどを作ることもできますので、知らないうちに少しずつ作れるものが増えていきますよ。

幼稚園や保育園、小学校では、何かとバッグや入れ物が必要となります。

お弁当箱入れ、上履き入れ、絵本を入れるバッグ、給食袋など、これらが簡単に手作りできると嬉しいですよね。

子供の成長に合わせて、次はこんな洋服、バッグを作ってあげたいな、などと手作りの夢が膨らみます。

手作りをしたいという気持ちがある方は、ぜひ子供が小さいうちに、一度簡単に作れる手作りスカートをおすすめしたいと思います。

思っていた以上に簡単に可愛くでき、満足度も高いと思います。

そして、可愛い手作りのスカートをはいて喜ぶ子供の姿を見ると手作りがますます好きになるのではないでしょうか。

手作りは心と暮らしを豊かに

手作りをするとなると、イメージを膨らませ、生地を選び、縫い合わせるといった工程が必要となり、完成までに時間がかかります。

しかし、その完成までの時間や、完成してから味わう喜び、達成感はとても楽しく幸せな時間を私達に運んでくれます。

だからこそ、手作りは、一度経験するとまた次も作りたくなる方が多いのでしょう。

子供にスカートを手作りして楽しい時間を過ごしてみませんか?