日本の夏は蒸し暑いので、それに合わせてファッションを選ぶ必要があります。
メンズ向け夏コーデとしては、シャツを中心に考えましょう。
というのは、爽やかにシャツを着こなすことで、蒸し暑いイメージを払拭できるからです。
ただし、シャツなら何でもよいというわけではありません。
では、夏コーデにはどのようなシャツを選び、着こなせばよいのでしょうか。
夏コーデ向けメンズシャツおすすめ5選
メンズ用シャツには、いろいろな種類があります。
きれいめなコーディネートに向いているシャツもあれば、ラフに着こなすシャツまでさまざまです。
その中で、夏コーデに取り入れたいシャツとしては、次の5つがおすすめとなります。
・バンドカラーシャツ
・デニムシャツ
・オープンカラーシャツ
・BIGシルエットシャツ
・ポロシャツ
夏は基本的に暑いものですが、朝晩肌寒い日や、風の強い日もあるものです。
また、台風などにより雨が降る日には、それに応じた服装にする必要があります。
夏用のシャツは通常、それほど値段が高いということはありません。
違う種類のシャツを複数用意し、TPOに合わせて着こなすのが大事です。
夏には、Tシャツ1枚で過ごすことが多いというメンズもいらっしゃることでしょう。
Tシャツは、夏のファッションアイテムの定番ですが、Tシャツだけでは変化に乏しくなってしまいます。
夏コーデの幅を広げるという意味でも、何種類かのシャツを所持するのが賢明です。
先ほどの5つのシャツの中から何枚か選び、夏のファッションに取り入れてみましょう。
次項より解説していきますので、参考にしてみてくださいね。
夏コーデにぴったりなバンドカラーシャツ
バンドカラーシャツは、ノーカラーシャツの1種とされることもありますが、実際には大きな違いがあります。
バンドカラーシャツには帯状の部分があり、完全なノーカラーとは区別されます。
そして、その控えめな帯状の部分こそ、ノーカラーシャツとは違う個性を演出する部分なのです。
ノーカラーシャツは、すっきりとしたシルエットのシャツです。
そのため着ているだけでも、とても爽やかな印象を与えてくれます。
首元が涼し気ですし、見た目に暑苦しさがありません。
対するバンドカラーシャツには、どこかドレッシーなイメージがあります。
夏コーデで他のメンズに差をつけるなら、バンドカラーシャツを選んでみましょう。
暑い夏こそコーデによるおしゃれ度合いの差が大きくなるので、ドレッシーなバンドカラーシャツがぴったりだからです。
ジーンズに白いバンドカラーシャツを合わせると、夏向けのコーディネートが完成します。
ラフでありながら上品さもあり、くどくないので爽やかです。
この夏はバンドカラーシャツを着こなし、イメージアップを図りましょう。
デニムシャツでタフなメンズを演出しよう!
夏コーデにデニムシャツは、意外とマッチするものです。
デニムシャツはインディゴブルーや薄い青、白系統の色が多いので、ぱっと見た感じが涼しい印象を与えます。
また、デニムシャツは無造作に着られるため、腕まくりをしても違和感がありません。
ジーンズとデニムシャツの組み合わせは、野外で活動するタフなメンズを演出することができます。
特にダメージ加工をほどこしたジーンズと、デニムシャツの相性は最高です。
ブリーチ処理をしたジーンズにはワイルドなイメージがありますし、裏糸の白が爽やかさを感じさせてくれます。
ただし、上下ともダメージ加工したものを合わせるときには、くどくならないよう気をつける必要があります。
ダメージ加工したデニムのハーフパンツには、きれいめのデニムシャツがよいでしょう。
というのは、元気さがあふれ出すハーフパンツと、上質なデニムシャツという夏コーデは、気品のある若々しさが醸し出されるからです。
デニムシャツはまた、ブラックスキニーとの相性もよいトップスです。
インナーに白いTシャツを合わせてデニムシャツを羽織ると、ブラックスキニーの精悍さが引き立ちます。
話題のオープンカラーシャツできれいめ夏コーデ
おしゃれなメンズの注目を集め、話題になっているのがオープンカラーシャツです。
オープンカラーシャツとは、襟の開いたシャツのことで、首もとの開放感が夏コーデに向いています。
シルエット自体がすっきりとしているので、どのように着こなしても野暮ったくならず、万能感のあるシャツです。
ボタンをとめずにインナーの上にオープンカラーシャツを羽織れば、開放感がさらに増します。
また、上まできっちりとボタンをとめれば、しっかりとした礼儀正しいメンズを演出できます。
素材自体が涼し気なのが、オープンカラーシャツの特徴です。
そのためボトムスにタックインしても、暑苦しさが感じられません。
オープンカラーシャツを選ぶ際には、サイズ感と柄にこだわりましょう。
身体にフィットし過ぎたオープンカラーシャツには、どこか窮屈なイメージを与えてしまいます。
少し大きめのサイズを選び、ゆったりと着こなすことが大事です。
さらりとしたオープンカラーシャツの印象を活かすのなら、柄は無地がおすすめとなります。
もし柄のあるオープンカラーシャツを着るのなら、アロハシャツのように大胆なデザインのものにしましょう。
夏らしさを感じさせてくれるので、夏コーデにぴったりです。
BIGシルエットシャツを着こなすメンズはもてる!
オープンカラーシャツと同じように、おしゃれなメンズに支持されているのが、BIGシルエットシャツです。
BIGシルエットシャツとは、もとから大きめに作られたシャツのことで、リラックスしたゆったり感が人気となっています。
また、トップスが大きめなサイズなので、ボトムスをスリムなものにすると、Yラインが強調されるのでおすすめです。
メリハリのあるラインを意識することが、夏コーデに限らずコーディネートの基本なので、普段のファッションに取り入れてみましょう。
ラインにこだわるだけで、一気におしゃれなメンズの仲間入りをすることが可能です。
BIGシルエットシャツはレディースの注目も集めているので、さらりと着こなすだけでもモテ要素が増えます。
ゆったり感とカジュアルさが強調されるのが、BIGシルエットシャツです。
そのため着こなす場合に気をつけたいのが、だらしなく見えないようにするという点です。
BIGシルエットシャツを夏コーデに加えるなら、トップスかボトムス、またはファッション小物に黒を混ぜるのがポイントです。
黒にはキリっとしたイメージがあるので、黒を入れるだけでだらしなさを感じさせない効果があります。
上手に黒を使い、BIGシルエットシャツを着こなしましょう。
ポロシャツはメンズ向け夏コーデの定番!
ポロシャツは、夏の定番アイテムとしてメンズに長年親しまれてきたシャツです。
有名ブランドのものも多く、カジュアルさの中にフォーマル感があるので、どこに行くにも重宝します。
また、年齢を問わず着用できるのが、ポロシャツの特徴の1つです。
上質なものを数枚用意しておけば、流行りに関わらず長く愛用できます。
ポロシャツを選ぶ際に重視したいポイントは、素材と色です。
夏コーデに取り入れるなら、鹿の子織りのポロシャツがおすすめとなります。
風を通すので着心地がよく、見た目も爽やかです。
きれいめな夏コーデを目指すなら、ニット素材のポロシャツがよいでしょう。
ニット素材のポロシャツは、上品さがありエレガントです。
ボトムスにスラックスをチョイスすれば、落ち着いた雰囲気を感じさせてくれるコーディネートになります。
ニット素材のポロシャツは素材自体がシックなので、色はベージュやブラウンなどの、あまり主張が強くないものがマッチします。
もちろん定番の白やグレーでも大丈夫です。
サイズ的には、ジャストサイズがおすすめですが、ぴったりフィットし過ぎると窮屈な感じを与える可能性があります。
心もちゆとりを持たせ、爽やかに着こなしましょう。
シャツを中心に夏コーデを考えよう!
メンズの夏コーデは、シンプルをテーマにして考える必要があります。
というのは、ゴテゴテしてしまうと暑苦しさが増してしまうからです。
シンプルなトップスなら、シャツの出番です。
シャツには様々な種類があるので、TPOに合わせて選べます。
他のメンズに差をつけるなら、着こなしがとても重要です。
シャツを夏コーデの中心として考え、上手に着こなしましょう。