ミモレ丈スカートの着こなし!トップスとのバランスが大切

女性的な雰囲気が魅力のミモレ丈スカートですが、着こなしが難しいと合わせることに躊躇する女性が意外と多いようです。

しかし、ミモレ丈スカートを上手に着こなすにはちょっとしたポイントをおさえれば問題ありません。

それはトップスとのバランスを上手に取ること。

ここさえおさえておけば、お洒落なミモレ丈スカートコーデを楽しむことができるのです。

トップスとのバランスが大切な「ミモレ丈スカート」とは

今回、「ミモレ丈スカートをトップスとのバランスを上手に取ることでお洒落なコーデに仕上げる」ということについてご紹介をしていきます。

まず最初に、今回の主役となる「ミモレ丈スカート」について少々説明をしておきましょう。

ミモレ丈スカートというのは、定義的に考えますと「膝丈スカートよりも長くて、マキシ丈スカートよりも短い、その中間的なスカート」のことになります。

そもそも、「ミモレ」というのはフランス語で、意味合いとしては「ふくらはぎの真ん中部分」のことになります。

つまりスカート丈がふくらはぎの真ん中あたりとなるスカートを指して使われます。

ただし、ファッション業界によくありがちな「きっちりとした定義がない」のもまた事実で、ミモレ丈スカートとして扱われていればミモレ丈スカートともなっていますね。

ミモレ丈、ミディ丈、マキシ丈の線引きが微妙となっている場合もあります。

このミモレ丈スカートですが、基本的には脚の最も細い部分となる足首のみを見せるので細見え効果が期待できるアイテムになります。

しかし、その一方で多くの女性が躊躇するようにコーデに難しさを感じるようです。

実際に、トップスなどとの組み合わせコーデを間違えるとダサいという印象となる可能性も併せ持っています。

ミモレ丈、ミディ丈、マキシ丈それぞれのスカートの違いは?

コーデにおいて、トップスとのバランスが大切となるミモレ丈スカートについて前項でご紹介させていただきました。

その中で、実際にはミモレ丈の定義には曖昧な部分もあり、ミディ丈スカートおよびマキシ丈スカートとの線引きが微妙であることもお伝えしました。

折角ですので、この項でこの3アイテムの違いをご紹介しておきましょう。

【ミディ丈スカート】

ミディ丈スカートとは膝下丈(膝がかくれる)のスカートのことで、上品な印象を与えてくれるのが特徴的です。

「ミディ」もフランス語で、意味合いとしては「中間、真ん中」になります。

脚の真ん中、膝を隠すのでミディ丈スカートになるのですね。

上品な印象が強いので、足元はスニーカーのようなカジュアルアイテムよりも、パンプスやショートブーツなど綺麗めなアイテムの方が相性は良いです。

【マキシ丈スカート】

一方、マキシ丈スカートというのは、スカート丈が足首辺りまであるロングスカートです。

ロングのスカートがトレンドとなる昨今では非常に人気の高いアイテムになります。

マキシ丈スカートの場合には、綺麗めなコーデもお洒落に決められますが、どちらかというとカジュアルに着こなす方がお洒落で持ち味が活かせます。

足元には、スニーカーやスポーツサンダルなどを合わせて軽やかにするのがおすすめです。

なぜミモレ丈スカートはトップスとのバランスが大切なのか?

ここまで何度も登場しておりますが、ミモレ丈スカートを上手に着こなすにはトップスとのバランスが非常に重要になります。

もちろん、ミモレ丈スカートに限らず、ファッションコーディネートにおいてはボトムスとトップス、そしてトータルコーデにおいてこのバランス感覚は大切です。

しかし、ミモレ丈スカートの場合には、この中途半端な丈感がよりコーデを難しく感じさせてしまうのです。

つまり、ミモレ丈スカート特有の半端な丈感がコーデのハードルを上げてしまっているのですね。

これを補うために、バランスを上手に取るというスタイルアップの工夫が必要になってくるのです。

このバランスというのは、トップスの長さであったり、ボリューム感であったり、色味であったりと様々なバランスがあります。

例えば、トップスの長さで考えると、ミモレ丈スカートは長めの丈感になります。

この丈感とのバランスを良くするには、トップスをコンパクトにする必要があります。

ショート丈のトップスを合わせたり、トップスをスカートにタックインして短くするなどの工夫でコーデがお洒落になるのです。

ウエストマークでミモレ丈スカートとトップスのバランスを取る!

それでは、「トップスとの上手なバランスでお洒落なミモレ丈スカートコーデ!」そのおすすめのコーデをご紹介しましょう。

最初にご紹介するのは、ウエストマークでスタイルアップ効果と同時にトップスとのバランスも上手に取るコーデになります。

【トップスのタックインでのウエストマーク】

トップスに白のボートネック、ボトムスにキャメルのミモレ丈フレアースカートを合わせてみましょう。

ボトムスはやや高めの位置でタックインしてウエストマークを意識させます。

ボトムスのスカートがボリューミーかつロング丈の場合に、重たく見えてしまう可能性がありますが、脚長効果がそれをさせません。

また、ウエストの引き締めが相乗効果でスタイルアップ効果を増長させてくれます。

トップスのコンパクト化とミモレ丈スカートのAラインシルエットが上手にバランスをとるので、お洒落で上品な落ち着きになります。

足元は、黒のストッキングに赤系のパンプスで引き締め効果をくわえてお洒落に仕上げます。

【サッシュベルト】

ハイウエストでないミモレ丈スカートの場合には、スカートと同系色のサッシュベルトを巻くことで同じような効果を得られます。

その場合には、サッシュベルトで重たさを感じさせないように、シンプルデザインのアイテムにしましょう。

トップスとミモレ丈スカートのボリュームバランス!

続いてご紹介する、トップスとの上手なバランスでお洒落なミモレ丈スカートコーデは、「トップスとミモレ丈スカートのボリュームバランス」になります。

前項では「丈感」のバランスでした。

本項では「ボリューム感」のバランスになります。

【ふんわりニットにミモレ丈タイトスカート】

トップスにふんわり系ネイビーのボートネックニット、ボトムスにグレーチェックのミモレ丈タイトスカートを合わせてみましょう。

シックで上品なレディースコーデになります。

この場合に、トップスは前だけインで動きを付けてスタイリッシュにしましょう。

トップスのコンパクト化にくわえ、ボリューミーなトップスに細見えのタイトスカートのバランスが上手にコーデを仕上げてくれます。

お洒落なYラインが魅力的ですね。

足元は白の靴下に黒のショートブーツで可愛らしさをくわえてコーデを締めます。

【反対のAライン】

トップスに白の細見えニット、ボトムスにカーキのミモレ丈フレアースカートを合わせてみましょう。

上述とは反対のトップスが細見えでスカートがボリューミーというバランスのとり方になります。

清楚な感じのコーデですが、Aラインの美しさが目を引きます。

ボトムスは黒のストッキングに黒のショートブーツで、引き締め効果を狙って締めましょう。

首元見せでトップスとミモレ丈スカートの肌見せバランスを!

最後にご紹介する、トップスとの上手なバランスでお洒落なミモレ丈スカートコーデは、「トップスとミモレ丈スカートの肌見せバランス」になります。

前述のようにミモレ丈スカートは、足首の露出となる絶妙(微妙)な丈感のスカートになります。

タートルネックニットなどでボリューム感とともに完全に覆ってしまうのも良いのですが、暖かい陽気の場合には厳しいですね。

トップスの肌見せも首回りを露出することで、ミモレ丈スカートとのバランスを上手に取ることができます。

【Vネックで女性らしさを強調】

トップスに黒のVネックニット、ボトムスに白のミモレ丈ラップスカートを合わせてみましょう。

女性らしい上品なモノトーンコーデです。

トップスはタックインでウエストマークを強調しておきます。

そうすることで黒の華奢見えとともにスタイルアップ効果が期待できます。

足元はグレーのパンプスでお洒落にモノトーンコーデを締めましょう。

脚の露出と首の露出がバランスよく映えます。

全体的には女性らしい上品なモノトーンコーデに軽やかさがくわわったコーデに仕上がります。

ミモレ丈スカートもバランスを極めてお洒落の達人に!

今回は、トップスとミモレ丈スカートをバランスよく上手に着こなすコーデについて、ご紹介してきました。

ミモレ丈スカートはお洒落なアイテムなのですが、コーデが難しいと躊躇する女性も多いのです。

しかしそれも、トップスとのバランスを上手に取れば簡単にお洒落を楽しめます。

難しいミモレ丈スカートコーデをさらりと着こなして、お洒落の達人に!