ジーンズにローファーを合わせるメンズコーデが流行の兆し!

ジーンズに合わせる靴の定番といえば、スニーカーですね。

一方、あまりにもカジュアル過ぎること、そして幼く見えてしまうことなどからカジュアルよりの革靴「ローファー」に注目が集まっています。

ジーンズにローファーを合わせると、カジュアルさの中にフォーマルに近いスタイリッシュさがくわわりお洒落に映るようですね。

今回、ジーンズとローファーを合わせるメンズコーデについてご紹介をしてまいります。

ジーンズとのメンズコーデにおいて注目の「ローファー」

最近のメンズコーデにおいて、ジーンズと合わせる足元のアイテムとして注目を集めているのがローファーです。

まずはローファーについて掘り下げていきましょう。

【ローファー】

ローファーとは革靴アイテムの一つで、数ある革靴アイテムの中でも最もカジュアルよりに位置するとされています。

特徴的なのは、革靴ではありますが靴紐で固定する必要がない、「スリッポン」タイプになることです。

革靴でありながらも靴紐を使わずに簡単に着脱できることから、ローファー(怠け者※諸説あり)と呼ばれています。

日本では、あまりビジネスシーンでは好まれないとされるようですが、実際にはビジネスマンや学生など幅広い層からの支持を受けています。

何と言っても、靴紐を使わなくて良いというその着脱のしやすさは勿論、ビジネスシーンでも通用するそのお洒落な見た目から熱い支持を受けているのです。

種類も様々ありますが、中でも「ペニー(コイン)ローファー」「タッセルローファー」「ビットローファー」「スエードローファー」などに注目が集まっています。

これらは、いずれもジーンズとの相性は抜群に良いので、足元にさっとローファーを合わせるだけでいつものジーンズコーデが格段にレベルアップされるのです。

メンズコーデにおいてローファー選定及びジーンズと合わせる際のポイント

まずローファーを選定する際には、靴紐を使わないスリッポンタイプの為、サイズ感が非常に重要になります。

しっかりと足に馴染むジャストサイズ、または少し小さめのものを選ぶと、歩いていて違和感を覚えることは少ないですね。

大きすぎると動きにくいことは勿論、スタイリッシュさが失われてしまいます。

色味は、あまりこのローファーで差し色的要素は考えないほうが良いかもしれません。

綺麗に仕上げることができますが、合わせるコーデに限りができてしまいます。

落ち着いたブラックやネイビー、ブラウンなどを選ぶと使い回しもできるので便利です。

コーデに関しては、ジャケットなどの綺麗めなスタイルと合わせるとそのままにお洒落です。

勿論、ジーンズなどのカジュアルコーデとも相性は抜群に良く、いつものカジュアルコーデをランクアップしてくれます。

ローファーを使ったメンズコーデの際、合わせるアイテムにより異なりますが、パンツの裾とローファーの間を少し空ける方がお洒落に映えます。

このスタイルでコーデすると今風でお洒落に仕上がりますね。

それでは、ローファーの種類ごとにジーンズとのお洒落なメンズコーデを見ていきましょう。

シンプルデザインのペニーローファーでメンズジーンズの魅力を引き出す

それでは、ローファーの種類とジーンズと合わせたおすすめのメンズコーデをご紹介してまいりましょう。

最初にご紹介するのは「ペニーローファー」です。

アッパー(サドル)部分に切れ込みの入ったペニーローファーは、人気のローファーですね。

学生が、この切れ込みに1ペニー(1セント硬化)を挟んでいたことからこの名前が付いたとされる説があります。

このことからコインローファーとも呼ばれているのです。

デザイン的にカジュアルにぴったりですが、知的な印象を与えてくれると幅広くコーデに用いられています。

【ペニーローファーとジーンズを使ったおすすめコーデ】

トップスに白黒ボーダーTシャツ、ボトムスにスリムなブルージーンズ、アウターとしてネイビーのテーラードジャケットを合わせてみましょう。

全体的に爽やかで綺麗な感じに仕上がるコーデです。

足元はジーンズの裾をロールアップして、白の靴下に黒のペニーローファーを合わせてみましょう。

イケてるメンズの爽やかコーデが完成します。

タッセルローファーとジーンズを合わせてメンズコーデをかっちりと

続いてご紹介する、ローファーとジーンズを合わせるおすすめのメンズコーデは「タッセルローファー」を合わせたコーデです。

タッセルローファーというのは、サドルではなくタッセル(房飾り)で装飾が施されたローファーになります。

歩く度に、お洒落に動くタッセルが非常に魅力的に映りますね。

前項でご紹介したペニーローファーに比べると、フォーマル色が強く、コーデにかっちりとした印象を与えてくれます。

しかし、カジュアル使いにおいても気軽に履きこなせるうえ、上品お洒落な仕上がりになると重宝されています。

タッセルの存在感が足元に爽やかさと上品なかっちり感を与えてくれるのです。

【タッセルローファーとジーンズを使ったおすすめコーデ】

トップスに爽やかブルーのシャツ、ボトムスにグレーのストレートジーンズ、アウターにネイビーのステンカラーコートを合わせてみましょう。

渋めシンプルの爽やかな印象のメンズコーデになります。

足元に白の靴下、タッセルローファーを合わせることで、爽やかな印象とかっちりとした印象を与えてくれます。

これにより大人メンズの爽やかコーデが完成します。

ビットローファーでエレガントなメンズコーデに!ジーンズと合わせよう

続いてご紹介する、ローファーとジーンズを合わせるおすすめのメンズコーデは「ビットローファー」を合わせたコーデです。

ビットローファーはアッパー(サドル部分)に、馬具(ホースビット)を模して作られた金属製の飾りが施されていて非常にお洒落な印象を与えてくれます。

このビット装飾はインパクトが強くエレガントな仕上がりが特徴的で、他のローファーとは全く異なる斬新なアイテムです。

このことからビットローファーは、大人のお洒落なスリッポンとして人気が高いのです。

これまではビジネス使いでは敬遠されてきましたが、昨今のビジネススタイルの変化と共に現在ではビジネスシーンでもちらほら見かけるようになっています。

そのエレガントな仕上がりから、ビットローファーは華やかなパーティーシーンやお洒落カジュアルシーンに最適ですね。

【ビットローファーとジーンズを使ったおすすめコーデ】

トップスに白のウイングカラー(立ち襟)シャツ、ボトムスに黒のスキニージーンズ、アウターとしてグレーのジャケットを合わせてみましょう。

カジュアルではありますが、上品なメンズコーデになります。

黒のスキニージーンズとグレーのジャケパンスタイルが程よくカジュアルダウンをしてくれるので、硬い印象にはなりません。

足元に黒のビットローファーを合わせることで、上品なカジュアルコーデを上手に締めてくれます。

扱いやすいスエード素材のローファーでメンズコーデの幅を広げる

最後にご紹介する、ローファーとジーンズを合わせるおすすめのメンズコーデは「スエードローファー」を合わせたコーデです。

スエードローファーは厳密に言いますとアイテム種類ではなく、素材になります。

ローファーといえば、革やエナメル製のものが主流ですが、このスエード生地素材のローファーもおすすめなのです。

スエードの持つ特性から、いかなるコーデにも対応が可能です。

悪目立ちすることもなく合わせやすいので、ビギナーでも簡単に履きこなしができます。

カチッとしたフォーマルにはやや不向きな面はありますが、カジュアル使いは勿論、オフカジュアルやフォーマルの外し、カジュアルダウンとしては重宝するアイテムです。

このスエードローファーも一足はおさえておきたいアイテムですね。

【ビットローファーとジーンズを使ったおすすめコーデ】

トップスに白とグレーの大柄ボーダーのカットソー、ボトムスに白のストレートジーンズ、アウターとしてネイビーのジャケットを合わせてみましょう。

こちらもカジュアルでありながら上品で爽やかな印象のメンズコーデになります。

足元にスエード素材のベージュビットローファーを合わせてみます。

全体的なカラーの統一が清潔感を感じさせてくれますね。

ボーダーカラーのアクティブな印象とスエード素材のローファーの落ち着いた印象が絶妙にマッチしてくれます。

ローファーでジーンズコーデに新しい風を

今回、ジーンズにローファーを合わせるメンズコーデをご紹介してまいりました。

ジーンズに合うスニーカーとは別の角度から、相性の良いコーデ相手と非常に重宝されるのがこのローファーになります。

カジュアル感が強いジーンズを程よくお洒落にランクアップ!

このローファーで、今のジーンズコーデに新しい風を吹かせてみませんか。