悩む男性必見!シャツとネクタイの上手な色合わせパターン!

ネクタイとシャツの色合わせは一見簡単そうに思えますが、実は非常に奥深く、ここに頭を悩ませるメンズも多いようです。

しかし、この問題はシャツとネクタイそれぞれの色味の持つ意味合いと、合う色合わない色を理解さえすれば簡単にすることができますよ。

今回は、シャツとネクタイの色合わせについてご紹介します。

シャツとネクタイを合わせる際の基本となるポイント!

今回は、シャツとネクタイの上手な色合わせについてご紹介します。

まず最初にシャツとネクタイを合わせる際の基本となるポイントについてお話をしておきましょう。

【ネクタイの幅】

ネクタイの幅は、基本的にジャケットの鎖骨辺りにあたる下襟(ラペル)と幅を合わせるのが好ましいです。

ジャケットを脱ぐ際には、ワイシャツの襟の長さと同じというのが基本的なルールになります。

ジャケットのラペル幅、ワイシャツの襟幅、そしてネクタイ幅、基本的にはこの3つが同程度となるのが望ましいのです。

【シャツとネクタイを合わせて3色以内】

コーデの原則にもなりますが、あまりにも多色の使用はごちゃごちゃして見えてしまい落ち着きません。

シャツとネクタイ合わせて3色以内の色使いを心掛けましょう。

全体的にまとまった印象になります。

ネクタイ自体に色味が多くある場合には、シャツは白かネクタイに使われている色味に合わせるのがおすすめです。

【同系色コーデの場合の濃淡】

シャツにネクタイ、スーツを同系色コーデで決める場合には、シャツを薄くしネクタイを中間に保ち、スーツを濃くすると綺麗にまとまります。

水色シャツに、青のネクタイ、紺のスーツという感じですね。

【柄の多用は控える】

シャツ、ネクタイ、スーツいずれにも柄が入ると落ち着きがなくなります。

多くても柄アイテムは2つ、かつ柄アイテムは同系色でまとめるとコーデが綺麗に仕上がるでしょう。

シャツとネクタイにストライプが入る場合には、ネクタイのストライプ幅は大きいものにするとメリハリがつきます。

ネクタイの色味の持つ印象を知ろう!

ネクタイとシャツ、それぞれ代表する色味には与える印象があります。

ここでは、ネクタイの持つ色味についてご紹介します。

【パープル系】

淡い色味であれば優しい色味となり、上品さと知的さ穏やかな癒しを印象付けられます。

濃いパープルになるとインパクトもあり個性的な印象になります。

【ピンク系】

ファッション性が高い色味で、温かさと安心感を与えてくれる優しい色味になります。

これが赤になると、一転パワフルな印象で、ここぞという勝負時にはおすすめです。

【ブルー系】

薄めのサックスであれば、爽やかで清涼感を感じられます。

濃いネイビーの場合には、誠実で落ち着いた印象を与えてくれるのと、どのようなカラーとも上手に合わせられますので、色選びに迷ったらネイビーで外しはありません。

【グリーン系】

癒し系の色味で、健康的な印象と協調性がイメージできるようです。

これが黄色になると、明るく社交的な印象に変わります。

お洒落アクセントとしても重宝する色味です。

【グレー系】

シックで落ち着いた印象のグレーは、多色とのバランスも上手に取ってくれます。

しかし、無地のグレーにすると落ち着きすぎた印象に映るかもしれません。

黒になると礼装の印象になってしまいますが、実は大人感を上手に出してくれる上級者お洒落の色味になります。

工夫して使いこなせれば、それだけでお洒落上級者です。

【ブラウン系】

落ち着きと暖かみを与えてくれる色味なので、秋冬のコーデにはぴったりですね。

実はサックス・淡いブルーとの相性が抜群なのです!

ネクタイとは異なるシャツの色味も解説!

前項でネクタイの色味とその与える印象についてご紹介しました。

本項では、シャツ選びに役立つシャツの色味とその印象についてご紹介します。

【サックス・淡いブルーは一枚おさえたい】

白シャツ同様にぜひ一枚おさえておきたいのがサックス・淡いブルーのシャツですね。

ビジネス使いで程良い印象となる白と柔らかく爽やかな印象となるこのサックス・淡いブルーをおさえておくと非常に便利に着回しができます。

グレー系のネクタイと合わせてクールに、オレンジ系と合わせてお洒落に。

いすれも上手に表現することができます。

【白シャツ】

前述のサックス・淡いブルー系シャツ同様にビジネス使いでは非常に役に立つ色味です。

清潔感に爽やかさ、あらゆるネクタイとの相性も抜群です。

【黒シャツ】

黒シャツは男らしくセクシーな印象があります。

また、高級感を感じさせるのでしっかりとした落ち着きのある大人っぽさも引き出してくれますよ。

フォーマルからカジュアルまで格好良く使えます。

【ピンク系シャツ】

柔らかく優しい印象で、緊張を和らげ落ち着きを与えてくれるのがピンク系シャツです。

若々しい感じに親しみやすい印象となるのも嬉しいですね。

グレーやネイビーのネクタイとの相性は抜群なので使い回しも便利です。

【イエロー系シャツ】

イエロー系のシャツには、協調性や前向きな印象を与えてくれます。

しかし、濃い色味になるとビジネス使いでは少々不向きですので気を付けなくてはなりません。

ネイビーやパープルなどブルー系ネクタイとの相性は抜群です。

【グリーン系シャツ】

グリーン系のシャツの場合には、イエロー系同様に協調性がありますが、ここに安心感に安定感というリラックス効果も加わります。

こちらも色味によってはカジュアル色が強くなりますので、気を付けなくてはなりません。

シャツとネクタイの色味の基本的な合わせ方!

それでは、シャツとネクタイの基本となる色味の合わせ方についてご紹介しましょう。

これはシャツとネクタイに限ったことではありません。

コーデ全般にも言えることです。

2つの色味を合わせる場合においては、最も基本的な合わせ方として次の3つの方法があります。

・同系色の色味を合わせる
・類似色で合わせる
・対照(補色)色同士で合わせる

マンセル色相環をご存知でしょうか。

複数の色味がリング状に並んだもので、色味のバランスなどを見る時に便利です。

同系色はここでは同じ色味の濃淡の違いとお考え下さい。

色相環で近くに位置する類似色、反対に位置する補色で合わせるものですね。

【同系色の色味で合わせる】

同じ色の濃淡の違いで合わせるコーデになります。

シャツかネクタイに柄物が使われている場合には、柄に使われているものの色を合わせるとまとまりが良いです。

【類似色で合わせる】

同じような系統の色味で合わせるコーデです。

基本は色相環の隣同士の色味になります。

【対照色(補色)で合わせる】

色相環で反対側に位置するような、相反する色味で合わせるコーデになります。

合わせ方次第では非常にお洒落に感じます。

シャツとネクタイを同系色・類似色で合わせてみる!

それでは、シャツとネクタイの色の組み合わせを見ていきましょう。

【シャツとネクタイを同系色や類似色の色味で組み合わせた場合】

まず最初に見ていきたいのが、シャツとネクタイを同系色(同じ色味の濃淡の違い)や類似色で組み合わせた場合になります。

この同系色による組み合わせは、基本的に外すことは少ないです。

もともとが同じ色味または非常に近い色味なのですから喧嘩することもありませんし、違和感なくまとまるので簡単に取り入れることができます。

「シャツがサックス・淡いブルーでネクタイが青となる組み合わせ」

ほとんどの組み合わせの場合にそうなのですが、特にこのブルー系の組み合わせの場合には、シャツを薄めネクタイを濃いめにするのが鉄則です。

その中でも、このサックス・淡いブルーのシャツに青のネクタイを合わせるのは定番になります。

ビジネス使いでも、爽やかさと誠実さを印象付けてくれるので非常に便利な組み合わせです。

「シャツがピンクでネクタイが赤となる組み合わせ」

シャツがピンクでネクタイが赤という色味の組み合わせは、非常に華やかな印象になります。

派手過ぎると感じたら、ネクタイの赤味をグッと渋くすると落ち着いた雰囲気になります。

明るさを強調するならおすすめの組み合わせになります。

「シャツがライトグレーでネクタイがダークグレーとなる組み合わせ」

白に近く明るい印象となるライトグレーのシャツに濃いめのダークグレーのネクタイを合わせると、落ち着いた大人びた印象に仕上げることができます。

濃いめの色味のスーツとは相性が良いです。

しかし、ダークグレーのネクタイの場合に、そっけなさを感じるのであれば、柄やポイント入りのアイテムにするとお洒落感がアップします。

シャツとネクタイを対照色(補色)で合わせてみる!

前項でシャツとネクタイの組み合わせで、同系色・類似色の場合をご紹介しました。

この同系色・類似色の組み合わせは比較的簡単に合わせることができます。

しかし、続いてご紹介する、シャツとネクタイが対照色(補色)関係にある色味を組み合わせた場合は、意外と難しくなります。

【シャツとネクタイを対照色(補色)で組み合わせた場合】

この対照色を組み合わせる場合には、お互いの色味を引き立てあう必要があるので、やや上級者向けの組み合わせになります。

ここでは、そのような上級者向け組み合わせでも外しのないものをご紹介します。

「シャツがサックス・淡いブルーでネクタイがエンジとなる組み合わせ」

シャツの色味から補色を探るのが基本になります。

サックス・淡いブルーに対して補色となる色味はオレンジ系統の色味になります。

しかし、その補色をそのままズバリ合わせると喧嘩してしまう危険性があります。

そのような場合には、少し落ち着いた方向にずらしてエンジを選ぶのがベターですね。

こうすることで、落ち着いた印象に仕上げることができます。

「シャツがピンクでネクタイが緑となる組み合わせ」

このピンク系と緑系の関係性は、補色の中でも特に反する組み合わせで非常に目立ちます。

そのままズバリ「ピンクと緑」を選んでしまうと、喧嘩してしまう可能性がありますし、何よりも悪目立ちしてしまいそうです。

この場合には、ピンクをライトに緑をダークにずらすと非常に相性良くまとまります。

「シャツが青でネクタイが黄色となる組み合わせ」

こちらの組み合わせも非常に目立つものになります。

「青が黄色を非常に引き立たせる。」そのような感じが強烈にあります。

この場合には青をライトにして黄色をくすませると落ち着いた感じになります。

また、先のピンクと緑ほど対立する関係ではないので、そのまま派手めな印象で合わせてしまうのも一手ではあります。

ビジネス使いの場合には危険性もありますが、お洒落感と目立つ色合わせとしては最高かもしれません。

シャツとネクタイの色合わせでセンスを発揮しよう!

今回、シャツとネクタイの色合わせについてご紹介しました。

多くのメンズが悩むこの色合わせですが、ポイントをおさえれば、簡単にお洒落な組み合わせにすることができます。

同系色・類似色又は補色で合わせる!

ここをおさえておけば、もう色合わせに悩む必要はありません。

そうと分かれば今日からお洒落センスを発揮しましょう。