秋のレディースコーデは頭を悩ませますよね。
昼間暖かいと思っていたら夕方以降急に寒くなったり。
お洒落と機能性の両方を上手に合わせるのが、秋は非常に難しい時期でもあります。
しかし、そんな秋に女性の見方をしてくれるアイテムがジレです。
お洒落と機能性で手抜きができる非常に素晴らしいアイテムなのです。
今回はそんなジレの秋の着こなしをご紹介いたします。
メンズだけではない!ジレはレディースがお洒落!
「ジレって何だろう?」
そんな疑問を抱かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ジレとはフランス語で、「ベスト」や「チョッキ」のことを指して使われます。
インナーのシャツとアウターのジャケットの間に挟むように着る袖のないアイテムですね。
一番わかりやすいのは、男性の3ピーススーツのベスト部分とお考えいただくのが良いかもしれません。
このことからジレにはメンズのイメージを強く待たれる傾向がありますが、実はジレはレディースコーデに取り入れたい要素がたくさん詰まっているのです。
勿論、レディースコーデ向けにお洒落な種類が豊富に揃い、今では女性向けお洒落アイテムとしてもしっかりと確立されています。
そんなジレのメリットは数えきれないくらいありますが、中でもおさえていただきたいのは次の2つです。
・シンプルコーデをジレ一枚でお洒落にグレードアップしてくれる。
・さりげなく羽織るだけで、気になる体形(特に下半身)を上手にカバーしてくれる。
この2点は正に目からうろこの驚きですね。
さらっとジレを1枚追加するだけで、いつものコーデがお洒落ファッションへと格上げされ、少々気にしているお尻や脚を上手にカバーしてくるのです。
特に、秋の季節の気温の変化などにはこれらメリットと共に簡易防寒の役割も果たしてくれます。
また、最近はロング丈のものが流行で、簡単にIラインのシルエットが作れます。
お洒落アイテムとして非常に優秀な「ジレ」、1つお持ちになると便利ですね。
ジーンズに合わせたジレ、秋のレディースコーデ!
前項でご紹介いたしましたように、ジレは一枚持っておくと非常に便利なアイテムです。
これよりそんなジレを使った様々なレディースコーデを、秋を中心にご紹介してまいります。
まずここでは、ジーンズに合わせたコーデを見てまいりましょう。
パターン化してしまいそうなジーンズコーデですが、さらっとロングジレを合わせてみれば簡単に新鮮コーデへと変身できます。
少々ジーンズコーデがマンネリ化してきたらジレがきっと役立ってくれます。
【白シャツにジーンズの定番コーデ】
白シャツにジーンズを合わせる定番中の定番カジュアルコーデも、明るめ爽やかカラーのロングジレを合わせてみましょう。
カジュアルの中にも、洗練されたイメージがくわわりランクが一段とアップしますね。
足元には、パンプスを合わせると更に洗練されたイメージが引き立ちます。
勿論、スニーカーで可愛らしさを出してもOKです。
【緩めのニットにハイウエストジーンズ】
クリーム色の緩めニットをハイウエストのジーンズに前だけインのスタイルはいかがでしょう。
そこに薄茶色のロングジレを合わせてみると、幼さが消えて女性シルエットが浮かび上がります。
全体的に漂う柔らかさが、可愛い女性らしさも表現してくれます。
【カーキ色のニットにジーンズ】
カーキのぴったりニットをジーンズにタックインしてみましょう。
ここに相性の良い白のエコファーロングジレを羽織ります。
ダークなトーンへと傾きがちな秋冬のコーデも白のジレが顔あたりも明るくしてくれます。
いつものコーデがゴージャスな大人っぽい雰囲気に変わります。
秋にぴったり!黒のジレをお洒落に着こなすレディースコーデ!
ジレはアウターとして羽織った場合に、見た目の面積がもっとも広いので一番インパクトを与えることになります。
秋には黒のジレをシックに着こなして大人クールなスタイリングに仕上げてみましょう。
黒の場合には、柔らかい素材感のものを用いると、レディースコーデの中にも抜け感と共に優しい雰囲気を表現してくれます。
【トップスとボトムスを白のワントーンでまとめる】
トップスとボトムス(ブラウスとスカート、ニットとパンツなど)を白のワントーンでまとめてみましょう。
ボトムスは、ストライプがおすすめです。
そこに黒のロングジレを羽織ります。
見事なIラインシルエットが完成し黒の引き締め効果もアシストするので美脚ラインが表現できます。
バッグやパンプスも黒にするとモノトーンコーデでお洒落度もアップしますね。
【グレーのモノトーン】
こちらはボトムスとトップスをグレーのモノトーンでまとめてみましょう。
ここに黒のロングジレを羽織れば抜け感の中にも一気に女性らしさがアップします。
足元もカジュアルなものにしてもジレの印象で落ち着いた雰囲気にまとまります。
【グレーのトップスにカーキのパンツ】
グレーの薄いニットをカーキのパンツにタックインしてみましょう。
このカジュアルなコーデに黒のジレを羽織れば引き締め効果抜群の大人カジュアルに仕上がりますね。
白のジレで秋も清楚なレディースコーデ!
秋には白もおすすめです。
ダークトーンが多くなる秋こそ白で明るく清楚イメージを出すのもお洒落でよいですね。
白のジレをさらっと羽織って秋のお洒落レディースコーデを楽しみましょう。
【白のトップスに淡いブルーのワイドパンツ】
白のニットを淡いブルーのリボン付きワイドパンツと合わせてタックインスタイルはいかがでしょう。
ここにトップスと同じ白のジレを羽織ります。
トップスとの繋がりとリボンのベルトマークが見事に縦長Iラインを作り出してくれます。
爽やか色使いで、全体的にすっきりとした仕上がりを感じますね。
【ネイビーのワンピースやセットアップ】
ネイビーのワンピースやセットアップコーデに白のジレを合わせてみましょう。
ちょっぴりカジュアルダウンさせると親しみやすい柔らかい感じがプラスされます。
ただし、綺麗目な感じの素材感のものにしてカジュアルダウンさせ過ぎないようにしましょう。
【白ニットに茶色のフレアーマキシスカート】
トップスに爽やかな印象の白いニット、ボトムスに風になびく爽やか系茶色のフレアーマキシスカートを合わせてみるのはいかがでしょうか。
初秋のリゾート感溢れるこのコーデには、フリンジのある白いジレを合わせると爽やかさが一段とアップされます。
スカートとジレの風になびく感じが爽やかさを表現してくれます。
女性ならではのお洒落コーデですね。
グレーのジレで秋のトレンド感をアップ!
グレーのジレはコーデの邪魔をしないでトレンド感をアップさせてくれます。
秋のレディースコーデでは外したくないアイテムですね。
【白シャツに黒のスキニージーンズ】
白シャツを黒のスキニージーンズにタックアウトでラフに着こなしましょう。
このモノトーンコーデにはグレーのジレがベストマッチします。
男性的な印象のこのコーデも、グレーのジレを羽織るだけで女性らしさが表現されます。
黒のハットや靴、白いソックスでクールに決めましょう。
【白のカットソーにジーンズ】
こちらは初秋のコーデになりますが、白のカットソーのトップスにジーンズをボトムスとして合わせる、鉄板ジーンズコーデです。
カジュアル感あふれるジーンズの鉄板コーデもグレーのジレを羽織るだけで上品さとこれから深まる秋のトレンド感がプラスされますね。
足元はパンプスでお洒落さを追求しても良いですし、ウエッジサンダルでこなれた感じに仕上げても目を引くコーデに仕上がります。
【白黒ボーダーニットに黒のワイドパンツ】
白と黒のボーダーをトップスに、黒のワイドパンツをボトムスにしたコーデもおすすめです。
カジュアル感溢れるモノトーンコーデですが、ここにグレーのジレを一枚合わせると秋のトレンド感が深まります。
パンプスでお洒落さを深めても良いですし、スニーカーで外したカジュアル感をくわえても良いですね。
春と秋、季節感を素材であらわすレディースジレ!
ジレは春夏秋冬一年を通して活用することができるお洒落アイテムです。
最後に、素材で季節感をあらわすことができるレディースジレをご紹介しておきましょう。
【ジレンチで春はお任せ】
トレンチコートの形状を模して作られたお洒落なジレ「ジレンチ」!
春を感じさせてくれるジレなら迷わずこのジレンチで決まりですね。
シンプルなレディース春コーデが一段とグレードアップされます。
前を開けて羽織ればクールな大人お洒落を演出し、前を閉じてリボンを作れば女性らしい可愛らしさを演出してくれます。
着方次第でクールから可愛いまでふり幅が広いのが嬉しいですね。
クールさを出すならパンツスタイル、可愛さを出すなら相性抜群のワンピースできっちりと仕上がります。
【秋冬はファーニットジレがフル稼働】
お洒落なファーニットジレならば秋から冬にかけてカジュアルから綺麗上品まで幅広くお洒落コーデを楽しませてくれます。
ファーニットなので存在感も抜群で、これだけでもお洒落コーデが完成してしまいます。
カラー次第ではお洒落な差し色効果も抜群です。
ハイネックにも襟付きシャツにも何にでも合わせられる万能型、腰回りの体形カバーは勿論、寒くなればそれこそコートの下にベストとしても着ることができます。
秋冬はこれ一つあれば心配ありませんね。
ジレを使ってお洒落なコーデを楽しみましょう!
今回レディースコーデに画期的なアイテムとなるジレをご紹介いたしました。
男性アイテムとして印象が強かったジレも、今ではレディースコーデとしてのイメージのほうが強いかもしれませんね。
季節を問わず、活用できるジレ。
特に秋はお洒落に簡易防寒と最もジレを楽しめる季節です。
貴女のお洒落アイテムにジレを取り入れて、新しいお洒落コーデを楽しみましょう!