じりじりと湿度の高い暑い日が続く夏。
いくら暑くてもやっぱりおしゃれはしたいですよね。
そんなとき悩みの種になるのはトップスよりもボトムスではありませんか?
普段はパンツが好きな方も、ただでさえ暑い夏にパンツを穿くのは少し抵抗がありますよね。
特に、ジーンズは楽に穿ける上におしゃれな印象に見えますが、夏に穿くには暑いので避けているという方も多いでしょう。
ジーンズ以外でおしゃれを叶えられる、夏におすすめのパンツをご紹介します。
暑い夏におすすめするジーンズ以外のボトムスは?
ジーンズだけではなく、「パンツを夏に穿くのは暑いのでは?」と思っていませんか?
実は、ジーンズ以外でおしゃれに見えて、涼しさを感じられる夏のパンツはたくさんあります。
その中でもおすすめのタイプを3種類ご紹介します。
・ガウチョパンツ
ガウチョパンツとは、ウエストから裾に向けて広がるワイドなシルエットが特徴の、7分丈程度のワイドパンツのことを指します。
裾がひざ下まである場合が多く、全体的にゆったりとしているため、ウエストラインやヒップラインなど気になる部分をカバーできるのも嬉しいポイントです。
ひざ下部分が空くため、見た目で涼しさを演出できるうえに、風が通りやすく夏でもさらっと着ることができます。
・スカンツ
スカンツとは、「スカート」と「パンツ」を合わせた比較的新しいボトムスで、マキシ丈スカートのように見えるパンツのことです。
丈は8分丈から足首まであるものが一般的です。
スカートとはいえパンツ型になっているので、スカートに少し抵抗がある方でも気軽にトライすることができますね。
・クロップドパンツ
クロップドパンツとは、6~8分丈程度のパンツのことで、「クロップ」という英語の意味の通り、フルレングスのパンツの裾を切り取ったようなパンツのことを指します。
ウエストラインはゆったりしたシルエットですが、裾に向かって細くなっていくデザインが特徴です。
ウエスト周りが汗でまとわりつくのを避けることができるうえに、シャープな印象に見えるため涼しさを演出するには最適と言えるでしょう。
パンツのシルエットに加え、選ぶ際には生地が厚すぎず、ウエストとヒップラインがゆったりしたものを選ぶのが、夏のパンツスタイルの注意点です。
ガウチョパンツを夏にすっきり着こなすには?
ジーンズ以外のおすすめパンツを3種類ご紹介しましたが、ボトムスにどのようなトップスを合わせるかによって、暑い夏を乗り切れるおしゃれな着こなしができるかどうかが変わってきます。
ガウチョパンツは合わせるトップスによってカジュアルにもきれいめにも使える万能なパンツですが、ゆったりとしたシルエットなので、トップス次第でだらしない印象にもなってしまいます。
おすすめのトップスはノースリーブタイプのサマーニットです。
ゆったりとしたパンツにすっきりとしたサマーニットを合わせることで、上下のバランスが取りやすくなります。
平日はポインテッドトゥのパンプスとレザーバッグを合わせてよりシャープな印象に、休日はウェッジソールのサンダルとかごバッグを合わせて軽やかな印象にしましょう。
クロップドパンツを平日も休日も使うには?
クロップドパンツは元々シャープな印象があるので、平日だけしか着られないと思っていませんか?
実は、合わせ方によっては休日も大活躍します。
クロップドパンツに合わせるおすすめのトップスは、ボリュームのあるトップスです。
平日は袖にボリュームのある5分丈ブラウスを合わせて、オフィスでもかわいいスタイルを作ることが可能です。
もちろん、襟付きシャツやスリムタイプのサマーニットをウエストインしてベルトをすれば、ミーティングがある日にもぴったりです。
休日は全体的にボリュームのあるオフショルダーを合わせると、シャープな印象のあるクロップドパンツをうまく着崩すことができ、暑い夏に合う爽やかなコーディネートが叶います。
足元はウェッジソールのサンダルやスニーカーにしてカジュアルさを出し、オフィスっぽくならないようにするのが注意点です。
ジーンズ以外でもおしゃれにパンツを着こなす自分なりの方法をぜひ見つけてみてくださいね。
それでもやっぱりジーンズが穿きたい!暑い夏におすすめのシルエット
「いくら暑くてもやっぱりジーンズが穿きたい!」という方もいるかもしれません。
そんなときは、選ぶジーンズのシルエットを夏らしいものに変えてみましょう。
選ぶときのポイントは、ご紹介した3種類のパンツと同様に、ウエストラインとヒップラインがゆったりしたものを選ぶことです。
ジーンズは他のパンツと比較して生地が厚いため、ゆったりしたものを選ばないと体温を閉じ込めてしまいます。
暑い夏におすすめのジーンズのシルエットは、ボーイフレンドタイプとバギータイプです。
ボーイフレンドタイプとは、男性から借りたような全体的にゆったりとしたシルエットが特徴のジーンズです。
バギータイプとは、英語の「バッグ」に語源があると言われており、袋のようにスペースがある、つまりゆとりのあるタイプのパンツを指します。
バギータイプはウエストから裾までストレートのデザインが多く、幅はボーイフレンドタイプよりもワイドな場合が多いです。
暑い夏に穿くジーンズに合わせるトップスは?
ジーンズを暑い夏に穿くには、トップス選びもかなり重要です。
黒やネイビーなどの重い色をトップスに選んでしまうと、ただでさえ暑そうに見えるジーンズがより重たくなってしまいます。
おすすめのトップスは白いTシャツとキャミソールタイプのサマーニットです。
白いトップスとジーンズは定番の組み合わせですね。
シンプルな白いTシャツを選ぶことで、すっきりとした印象を出すことができます。
ボーイフレンドタイプやバギータイプを選ぶ場合は、ボトムスにゆとりがあるので、スリムタイプの白いTシャツを選ぶとバランスが良いですよ。
キャミソールタイプのサマーニットは、一見露出が多く挑戦しづらい印象がありませんか?
ボーイフレンドタイプのジーンズに合わせることによって、セクシーさを抑えることができ、ヘルシーな着こなしができるでしょう。
ジーンズに合わせるトップスを選ぶときのポイントは、白やベージュなど明るめの色を選ぶことと、女性らしいデザインのものを選ぶことです。
そうすることで重さを抑え、バランスの良い着こなしをすることができますよ。
暑い印象を避けるためのジーンズの着こなしのポイントは?
トップス以外でも、暑い夏にジーンズを着こなす場合の印象を変える方法はあります。
1つ目は、ジーンズの裾をロールアップして足首を出すことです。
足首が出るだけで一気に涼しげな印象を与えることができます。
さらにヒールのあるサンダルを合わせると、カジュアルな印象の強いゆったりシルエットのジーンズにちょうど良い女性らしさが加わって、周りにおしゃれと言われる着こなしができるでしょう。
2つ目は、髪型です。
髪をアップスタイルにしたりポニーテールにしたりして首を出しましょう。
そうすることで一気に抜け感が出て、ヘルシーな雰囲気になれておすすめです。
ゆったりシルエットのジーンズを暑い夏に着るときは、首・手首・足首と、「首」が付く場所を出すことを意識し、暑苦しくなく女性らしいおしゃれを目指すことが大切です。
夏におすすめのパンツやジーンズを着こなしておしゃれな人を目指そう
暑い夏でもパンツのシルエットやトップス、小物を選ぶだけで随分涼しい印象を与えることがおわかりいただけましたか?
ガウチョパンツやクロップドパンツなど、夏におすすめのパンツを選ぶことで暑さを避けながらおしゃれを叶えることができます。
また、ジーンズを穿きたい場合でも、シルエットや合わせるトップスによって涼しい印象を出すこともできますね。
暑い夏は、無理をしないおしゃれが大事です。
うまく暑さと付き合いながら、「おしゃれ」と言われる人を目指しましょう!