寒い季節に活躍するコート!暖かいものはどんな素材のもの?

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熱伝導率が低い素材は暖かい?!

寒い季節でも暖かく過ごすためには、コートが必須アイテムです。

外の冷たい空気によって体温が奪われるのを、コートを着用することで防ぐことができます。

そんなコートですが、見てみると使われている素材はいろいろです。

体温を逃さない暖かいコートを選びたいときは、コートの素材を見てみましょう。

コートに限らず、衣類の暖かさを保つためには「空気」が深く関係していて、暖かいコートとそうでないコートの違いは、熱伝導率にあります。

空気が動くと寒く感じ、反対に空気が動かなければ熱伝導率が低くなるため暖かいのです。

衣類の原料となる糸にはいろいろな素材が使われていますが、その糸の繊維が細かければ細かいほどたくさんの空気を含むことができます。

細い糸は軽くてやわらかく、ふわふわな素材であるため、人体で暖められた熱を逃しにくいのです。

保温性に優れ、寒い季節を乗り越えられる暖かいコートの素材をみていきましょう。

ダウンコートは保温性に優れていて暖かい

はじめに解説するコートの素材は、羽毛(ダウン)です。

羽毛布団やダウンコートなどで使われている素材ですね。

グース(がちょう)やダック(あひる)などの毛で、羽根をフェザー、羽根と羽根の間に生えている綿毛をダウン、ダウンからちぎれたものをファイバーと呼んでいます。

それでは、ダウンコートなどで使われている羽毛の特徴をみていきましょう。

●保温性

ダウンはお互いに絡み合わず、空気が動かないことから熱伝導率が非常に低い性質です。

そのため、保温性に優れています。

●吸湿性

動物性蛋白質で構成されているダウンは、吸湿性に優れています。

加えて水分の発散性もあるため、衣服内の温度をコントロールしてくれる素材です。

汗をかくと体が冷えてしまいますが、吸湿性に優れていると冷感が伝わるのを防いでくれます。

●軽量

ダウンはたくさんの空気を含んでいるため、驚くほど軽量です。

●コンパクト

フェザーはやわらかく、しなやかであるため、押さえれば圧縮することができます。

さらに復元性もあるため、着用しないときはコンパクトに、着るときはふっくらとした状態に戻せるのです。

軽量かつ暖かいダウンコートは、冬の間の定番アイテムになってくれることでしょう。

暖かいだけじゃない!着心地がいいカシミア素材のコート

続いて解説するコートの素材は、カシミアです。

カシミアコートに使われているカシミアの特徴をみていきましょう。

●保温性

カシミアの繊維は非常に細く、この細くてやわらかい繊維によってたくさんの空気を含みます。

伝導率が低いため保温性が高い素材といっていいでしょう。

●吸湿性

動物性蛋白質で構成されているため、快適な湿度を保てるようコントロールしてくれます。

先ほど解説したダウンと同様、天然繊維ならではの特徴ですね。

●軽量

羊の毛が約20ミクロンに対し、カシミアの繊維の太さは約13~16ミクロンといわれています。

比較するとカシミアの細さがお分かりいただけますね。

細い繊維であることから空気をたくさん含むため、軽量なのです。

●肌触り

カシミアは摩擦に強いため、毛羽立ちや毛玉を起こしにくく、肌触りがよいのも特徴です。

暖かいだけでなく着心地がいいのは、カシミアコートの魅力かもしれません。

ただし、デリケート素材のため糸が切れやすく、丁寧に扱わないとカサツキがでる場合もあります。

カシミアコートをお手入れする際は注意しましょう。

高級素材でもあるアンゴラ

カシミアよりもサラリとした触り心地で、羊の毛よりも暖かいコートの素材があります。

それはアンゴラウサギの毛、アンゴラです。

アンゴラを100%使用したコートは珍しく、ウールや化学繊維などと織り交ぜるアンゴラ混の商品が多い傾向にあります。

高級素材でもあるアンゴラの特徴をみてみましょう。

●保温性

毛が空洞のアンゴラはたくさんの空気を含むことができるため、保湿性に優れている素材です。

●軽くて肌触りがいい

アンゴラの毛は細いため軽量です。

また、シルクのようになめらかで、毛足が長いためフワフワな肌触りです。

●発色がよくて光沢感がある

アンゴラは真っ白な毛のため染めやすく、発色がいいのも特徴です。

絹のようになめらかで光沢感があり、コートの素材としてもよく使われています。

軽くてエアリーなアンゴラコートならば、暖かく冬を越せそうですね。

ただし、摩擦によって傷みやすいため、取り扱いには注意してください。

ウール素材のコートはシワになりにくい

暖かいコートの定番素材といえば、羊の毛でできたウールです。

ウールがどれだけ使用されているかが暖かさにつながるため、真冬用のコートとして着用したい場合は少なくてもウール70%以上のコートを選びましょう。

●保湿性

ウールは縮れ毛のため、繊維同士が絡みあうことにより、たくさんの空気を含むことができます。

熱を逃がしにくいことから暖かく、コートだけでなくニットやスーツにも使われる素材です。

●吸湿性

天然繊維のため、吸湿性にも優れています。

温度調節機能を持っているウールコートは快適に着用することができるでしょう。

●シワになりにくい

縮れ毛のウールは弾力性があり、自然なストレッチが効くためシワになりにくいという特徴があります。

ウールはPコートやダッフルコートの素材としてもよく使われていて、可愛いファッションに欠かせない素材です。

ただし、同じ品種のウールでも品質や肌触りに違いがあるため、しっかりと選んでいくことが大切です。

暖かくておしゃれなツイード

最後に解説する素材は、短くて太い羊の毛を使って織られた暖かい糸、ツイードです。

イギリスやスコットランドの毛織物で、高級感のあるコートやおしゃれなコートでも使われています。

ツイードの特徴をみていきましょう。

●保湿性

ウールと同様、羊の毛を使っているため、保湿性に優れていて暖かいです。

●耐久性

太めの糸で織っているため生地が厚く、耐久性に優れています。

また、油分を多く含んでいるため雨風に強いです。

●独特な肌触り

使いはじめはややゴワゴワしていますが、使い続けると柔らかくなってくる独特な肌触りです。

着れば着るほど風合いがよくなるのも、魅力のひとつです。

●細かい色柄

糸を先に染めているツイードは、いろいろな色を使うと細かな色柄のコートができあがります。

ほかの素材にはない魅力のあるツイードですが、圧縮しているため重さが難点です。

ロングコートになると生地量が増えますので、その分重くなります。

ツイードコートを選ぶときは、重さに注意してみましょう。

素材にこだわるコート選び

デザインやシルエットでコートを選ぶのもいいですが、素材にも目を向けてみてください。

冬の間も暖かく過ごせるコートであるか、素材を見れば分かります。

暖かいコートを選びたいのであれば、空気をたくさん含む保湿性のある素材を選んでみましょう。

長く愛用できる、そんなコート選びをしてみてはいかがでしょうか。