自分らしいコートを選ぼう!高校生のファッションの楽しみ方

高校生のコート選びは校則があるため、自分好みのファッションを楽しめないと思っていませんか?

しかし、校則があるからこそ、自分らしい工夫をすることで、周囲と差をつけることができるのです。

学校のルールを守りながらファッションを楽しむには、ちょっとした工夫が要ります。

こちらでは、工夫するときのポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

高校生でもコートでファッションを楽しもう

寒い季節にしか着ないコートですが、薄手のアウターよりも高価ですし、そう何度も買い替えるものではありません。

おそらく高校生の場合、3年間は着ることになるでしょう。

せっかく買うなら、気に入ったデザインのものが良いですよね。

購入するときには、学校にも遊びにも着られて、暖かく流行を感じさせないものを選びましょう。

また、定番のシンプルなデザインにすることで、かえってファッションを楽しめます。

そこで、高校生のコートの定番と言えば、「ダッフルコート」と「ピーコート」ではないでしょうか。

このふたつのコートは、古くからあるのでご存知の方も多いでしょう。

このふたつ以外に、2014年ごろからは、それまで大人の男性が着るイメージだった「チェスターコート」も一般的になり、高校生や女性も着るようになりました。

今回は、高校生におすすめするコートとして、この3つを取り上げていきます。

高校生におすすめ!ダッフルコートとは?

「ダッフルコート」は、フード付きの裏地のない防寒コートことです。

もともとは、北欧の漁師の仕事着でしたが、イギリスの海軍が防寒着として採用したことから広まりました。

ちなみに、ダッフルという名前の由来は、使われている厚手のメルトン生地の産地であるベルギーの街、デュフェル(英語名ダッフル)から付けられました。

ダッフルコートの最大の特徴は、手袋をしたままコートを脱いだり着たりできるようになっていることでしょう。

ボタンの代わりにトグル(toggle)と呼ばれる、浮き型の留め具に、ループ状にした紐を引っ掛けて、前を留めます。

袖は筒状で、袖口に余裕をもたせてあります。

また、前合せは、左右のどちらでも留められる「両前仕立て」で、男女の区別なく着られるのも、特徴のひとつです。

イギリス海軍が防寒着として使用していたときは、生地の色はキャメル、木製トグル、麻紐のループ、帽子の上からでも被れるフードがあり、丈はひざまでと、実用を重視したゆったりとしたものでした。

その後、ファッションとして取り入れられることも多くなり、日本でも幅広い年齢層に愛用されています。

また、中学生や高校生の場合は、学校が推奨する「スクールコート」として採用されていることもあります。

現在では、トグルに動物の角を使っていたり、革製のループが用いられていたり、メルトン生地ではなく、ポリエステルやフリースなどの軽い生地を使ったりしているものも、ダッフルコートと呼ばれています。

ピーコートも海軍の制服だった!?

ダッフルコートと同じく、イギリス海軍が制服として着用していたのが「ピーコート」です。

大きなボタンに付いている錨マークは、そのときの名残です。

艦橋の見張員用に作られたので、「ブリッジコート」または「ウォッチコート」と呼ばれることもあります。

また、水先案内人(パイロット)が着ていたことから、「パイロットジャケット」や「パイロットコート」とも言われています。

ピーコートは、メルトン生地を使ったオランダで生まれた厚めコートのことで、ピーコートのピーはメルトンを表すオランダ語「ピイ」が語源だと言われています。

ピーコートは、防寒性を重視してメルトン生地を採用し、幅広のリーファーカラー、手を温めるためのマフポケット、手袋をつけたまま扱える大きなボタン、作業がしやすいように短くしたコート丈が特徴です。

左右のどちらでも留められる「両前仕立て」は、艦橋や甲板などでの作業のとき、風向によって左右どちらでも対応できるようにするために作られました。

コートのなかでも比較的丈の短いピーコートは、どんなファッションにも合わせやすいことから、学生に限定されず幅広い年齢層に人気があります。

ピーコートもダッフルコートと同様に、中学生や高校生の「スクールコート」として、多くの学校で採用されています。

近年高校生に人気のチェスターコートとは?

チェスターコートは、「チェスターフィールドコート」とも呼ばれていて、19世紀のイギリスでチェスターフィールド伯爵が着たのが最初と言われています。

テーラードジャケットの丈を、そのまま膝まで長くしたようなデザインで、当時大変流行したと言います。

長い間、男性が着るコートとして、フォーマルな場面やビジネスシーンで愛用されてきました。

これまでご紹介した「ダッフルコート」や「ピーコート」が実用性から生まれたのとは違い、チェスターコートはファッション性を重視した作りになっています。

襟元のV字ラインが特徴的で、その着回しのしやすさから男女問わず、支持を受けています。

また、コート丈が長く大人っぽいデザインのため、ロングスカートに合わせてもきれいに決まります。

もともと、フォーマルなイメージの強いチェスターコートなので、学校にも着ていけると高校生の間でも人気が高まっているのです。

高校生らしいコートのファッションを楽しむには

自分好みのコートが見つかったら、次は色を決めましょう。

高校生のスクールコートは、制服に合わせやすいネイビーが定番です。

ダッフルコートやピーコートは、お話ししたようにイギリスの海軍が採用したことから広まりました。

採用されたとき、ダッフルコートはキャメル、ピーコートはネイビーだったので、それらの色がデザインに一番合うと言えるでしょう。

チェスターコートは、フォーマルなイメージからブラックやチャコールグレーが定番です。

色は自分らしさを出す大切なポイントです。

ぜひ自分に似合う色を見つけてください。

色が決まったら、次はサイズを選びましょう

コートは、一番上に着るものですから、もともと少し余裕のある作りになっていますが、やや大きめのサイズですと華奢なイメージになります。

袖も手首ぎりぎりのジャストサイズよりも、少し長めで手の甲にかかるくらいが可愛い印象になりますよ。

サイズとともにチェックしておきたいのは、コート丈です。

着丈が60~70cmの短めの丈ですと、スカートと合わせたファッションが楽しめます。

スカート丈が短ければ、コートもスカートに合わせて短めにすると、相性が良いでしょう。

防寒を重視するなら、スカートが隠れるくらいの長めのものをおすすめします。

長めのコートの場合、暖かくはありますが、ファッション性は低くなりがちです。

その場合は、襟元にマフラーをしたり、足元のソックスにひと工夫したりして、可愛らしさをプラスしましょう。

高校生のコートのファッションポイントは

それでは、他の子と差を付ける高校生のコートのファッションポイントを見ていきましょう。

コートは、「裏地」がポイントです。

ダッフルコートは基本的に裏地はないとお話ししましたが、防寒やファッションの面から裏地が付いているものもあります。

その場合、後ろに垂らしておくフードの裏地が少し見えるとおしゃれですし、スカートと合わせていると素敵なコーディネートになるでしょう。

ピーコートやチェスターコートでも、前を開けて着たときに、可愛い裏地が見えるとおしゃれです。

また、ピーコートやチェスターコートは、「襟の形」もチェックしましょう。

カチッとしたタイプよりも、少し丸みがあったほうがやわらかいイメージになります。

そして、「小物使い」で差を付けましょう。

マフラーや手袋は、スカートに合わせた色にすることで個性が出せます。

チェックのスカートであれば、そのなかの1色を取り入れてカラーコーディネートしましょう。

そして、赤、オレンジ、黄色などの暖色系、青、緑などの寒色系に統一すると、全体がすっきりまとまります。

また、マフラーの巻き方ひとつでも周囲に差を付けられるので、ぜひチェックしてみてください。

最後に基本中の基本、コートのファッションのポイントをご紹介しましょう。

それは、コートをきれいに着ることです。

外出から帰った後は、洋服用のブラシでよくホコリや汚れを払い、ハンガーなどにかけて風を通し、湿気を飛ばします。

きちんと手入れされたコートはおしゃれの基本です。

高校生のコートの着こなしファッション

高校生のコートと言っても、その種類はたくさんあります。

今回取り上げたのは定番の「ダッフルコート」と「ピーコート」、それに加えて近年若者や女性たちに支持されている「チェスターコート」の3タイプです。

シンプルなデザインのコートであるからこそ、どんなファッションにも合わせられますし、流行に流されることもありません。

学校でも遊びにも使えるコートは、裏地に気を遣ったり、小物使ったりすることで、高校生らしいファッションを楽しめますよ。