スカートのほつれの直し方!ミシンで難しい時は手縫いで直す

皆さんはスカートがほつれた時、どうしますか。

手で縫って直す人もいれば、お直し専門のお店にお願いする人もいます。

中には、ほつれたら直さずそのまま処分してしまう、という人もいますね。

しかし、せっかく気に入って購入したスカートなら、ほつれを直して履きたいものです。

今回は、その中でもミシンを使って、スカートのほつれを直す方法についてご紹介しましょう。

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ミシンで始末したスカートの裾のほつれ

スカートのほつれで一番よくあるのが、裾になります。

スカートの裾はロックミシンで端を始末した後、次のような始末になります。

手縫いでまつり縫いをするか、工業用ミシンでまつり縫いをするか、三つ折りでミシンをかけることになります。

その中で、一番丁寧な始末は手縫いのまつり縫いです。

そして、一番簡単な方法が、工業用ミシンでまつり縫いをする方法です。

工業用ミシンでスカートの裾をまつり縫いする方法は、とても簡単でミシンの上にスカートの裾部分を乗せて、ただすくってまつり縫いをするだけです。

普通のミシンのように、上下2本の糸を絡めるわけではありません。

一本の糸で、ただ布を救い上げて糸で留め付けているだけのため、糸が切れてしまうとすぐにほつれてしまいます。

このほつれはそのまま放置しておくとどんどん進み、最後はスカートの裾一周分ほつれます。

しかし、どこかでミシン糸を玉止めしているわけでもなく、返し縫いをしているわけでもありません。

どちらにしても、ほつれた糸は止まらないため、裾のミシン糸がほつれたら、すべてほどいてしまいましょう。

そして、きれいにアイロンで折山を整えて、待ち針を止めて手縫いでまつり縫いしてください。

スカートの脇がほつれた時のミシンのかけ方

スカートのほつれで一番直すのが簡単なところは、脇線になります。

しかも、裏地がないスカートの脇線は簡単に直すことが可能です。

ほつれてしまった脇線の糸を、縫い代の裏側に出します。

そして、脇線のほつれたところの上からミシンで縫い直しましょう。

できるだけ元の縫い目に合わせてミシンをかけるようにします。

この時、残っている脇線のミシン糸の上に、2~3cmくらい重ねて縫います。

元の糸の上に新しい糸を重ねて縫うことで、ほつれないようになります。

脇線はまっすぐなので、ほつれても簡単に直すことができます。

ミシンがない場合でも、数cmのほつれなら手縫いでも直すことができます。

手縫いでほつれを直す時は、ミシンの重ね縫いができません。

そこで、元々糸のほつれたところは縫い代側に出して、上糸と下糸を結わいておきます。

ほつれた糸を結わくことで、それ以上ほつれないようになります。

脇線以外でもミシン糸がほつれた場所は、上糸と下糸を結わいておきましょう。

そうすることで、それ以上ほつれることがなくなります。

ウエストのほつれは一度ほどいて直すことをお勧め

スカートの直しの中で、一番難しいのがウエストの部分です。

それほど頻繁にはありませんが、時々ウエストの部分がほつれることがあります。

自宅の洗濯機で「クリーニング機能」がついているものがありますね。

こういった洗濯機があると、普段使いのスカートを家で洗うことができます。

しかし、頻繁に洗っていると糸や生地が劣化し、ほつれやすくなります。

ウエストは力が入る部分になるため、洗濯によって糸が劣化していると、ほつれることがあるのです。

ウエストの部分は、ほつれるとウエストベルトのベルト芯が中から出てしまうこともあります。

それは、ウエストがゴム仕立てのものでも起こります。

ウエストの部分は、手作りスカートの場合はベルト芯の内側を手縫いでまつります。

しかし、市販のものはミシンで縫ってあります。

ミシンで縫ってあるウエスト部分がほつれた場合、直し方として考えられる方法は2つです。

1つは、ほつれたところだけを上からミシンで縫い重ねて直す方法です。

そしてもう1つは、ウエストベルトを止めてある全てのミシン糸をほどいて、もう一度ベルト芯を中に入れて、最後に手でまつる方法です。

ウエストの部分はミシンの目が隠れるように縫うと、きれいに仕上がります。

しかし、失敗してしまうと直すために後から縫ったミシン目が、表から見えてしまうことがあります。

そこで、裁縫が得意なら一度全てを直してしまいましょう。

ベルト芯を入れた後ミシンできれいに縫っても良いですし、手縫いでまつってもいいです。

部分的に違う縫い方になるよりは、すべてほどいて直す方がきれいに仕上がります。

面倒ではありますが、きれいに直すには一度ほどいて直すことをお勧めします。

スカートのファスナーがほつれた場合はミシンで直せる?

スカートの中でもう一か所、力が入りやすい場所としてあげられるのが、ファスナーです。

市販のスカートはミシンでファスナーを付けています。

ファスナー付けは専用のミシンを使うと簡単に付けることができます。

しかも、市販のスカートの縫製は、ほとんどが工場内の分業制です。

ファスナーを付ける人は、何カ月も何年もひたすらファスナーを付け続けています。

まさにファスナー付けの大ベテランのような人もいます。

さらに、工場での大量生産は、工業用ミシンで簡単に付けています。

しかし、家庭用ミシンではファスナー付けの機能がないものもあります。

ファスナー付け機能がある場合でも、元のミシン目と同じ場所を縫うのは決して容易ではありません。

ウエスト以上に、ファスナーのミシン目は外から見えてしまいます。

元々の糸の上にずれずに重ねるようにミシンで縫うので、難度は上がります。

ファスナーのほつれを直す時はミシンの速度を一番遅くし、丁寧に重ね縫いをしましょう。

ほつれた部分が数cmなら、ミシンを一針一針落としながら縫っても良いでしょう。

また、裁縫が得意な人ならウエスト同様に一度ほどいてしまうと良いですね。

ただし、裏地がつくスカートのファスナーの直しは困難になります。

一度裏地を外してファスナーを外し、ファスナーを付けてから再度裏地を止めます。

大変ですが、こういった手順でファスナーのほつれを直しましょう。

スカートのポケットのほつれ直しはミシンでは難しい

スカートのポケットに手を入れたり、ハンカチを入れている人はいますか。

ハンカチを入れるのは仕方ないことですが、ポケットに手を入れているとポケットの口がほつれることがあります。

ミシンでしっかりと縫ってあっても、頻繁にハンカチを入れたり出したりすると、ポケットの口がほつれてしまいます。

ポケットの口だけがほんの少しほつれたなら、手で直しましょう。

良いジャケットやスーツのポケットの場合、ポケットの口のところには、手縫いで開きどまりのところを縫い留めます。

この時に使うのが、和服の袖を縫う時に使うすくい止めです。

まずは、ポケットの口がほつれたところを細かく半返し縫い、または並縫いで縫います。

そして、最後にポケットの開き口のところをすくい止めします。

すると、ほつれにくくなります。

ポケットの口は細かいので、ミシンで直すのは難しくなります。

そのため、ほんの少しなら手縫いで直した方が簡単です。

他のスカートのほつれはミシンで直す?手で直す?

スカートのほつれで、ミシンで縫ったところのほつれを直すことはできます。

しかし、かなり難しいのが、生地そのものが何かに引っかかりほつれてしまった時の補修です。

生地が裂けてしまった時の直しは、場所や生地によってはかなり難しくなります。

そのまま裏から他の生地を当てて、裏からかぎ裂きという方法で直します。

その時に同じ生地がない場合は、似たような生地を使います。

目立たない場所なら、100均で売っているかぎ裂きを直す専用のキットを購入し、裏からアイロンで貼り付けるだけで補修することが可能です。

しかし、もう少し大きな裂け目はアイロンで裏から留めてもすぐにまた取れてしまいます。

そのため、スカートの生地に近い生地を探し、裏側からかぎ裂きという直し方になります。

かぎ裂きで直すことができるのは、毛や綿のスカートだけです。

ポリエステルやナイロンの生地は薄手で柔らかいため、直した場所が目立ちやすくなります。

一番目立たないのは、毛のツイード生地です。

ツイード生地は起毛性があり、裏から似たようにな生地を貼って、似たような糸を使ってかぎ裂きで補修してもきれいに仕上がります。

同じほつれでも、生地そのものが裂けてしまうほつれは、かぎ裂きという直し方になります。

他にも、スカートのほつれには、飾りボタンがほつれてしまう、ベルトがほつれてしまうといったことがあります。

鍵ホックの糸がほつれることもあります。

飾りのボタンがほつれてしまった時は、ミシンで直すことは無理ですね。

ボタンのほつれは、手縫いになります。

スカートの中でもこういった細かい場所のほつれは、ほとんど手縫いで直すことになります。

色々なスカートのミシン糸のほつれは手で直そう

市販のスカートは、ほとんどミシンで縫って仕上げています。

しかし、ほつれた場所やほつれ方によって、ミシンで縫い直すのは難しいです。

生地によってはミシンの方が良いこともありますが、家庭用のミシンで縫うことができない場所もあります。

そんな時は手縫いで直しましょう。

購入した時はミシンで縫ってあっても、手縫いで縫う方が簡単ということもあります。

手縫いで直す方法を知っておくと便利です。