可愛いサロペットはレディースコーデの夏の定番アイテムに!

女性らしさを充分に引き出してくれる可愛らしいサロペットは、夏のレディースコーデではテッパンとなる人気アイテムです。

しかし、「幼見えしないか心配」「フェミニン感が欲しい」といった不安材料もありますよね。

大丈夫です。

サロペットを使った夏のレディースコーデで、大人の女性らしさをしっかり表現できるのです。

今回は「サロペットを合わせた魅力的な夏のレディースコーデ」をご紹介します。

魅力的な夏のレディースコーデの主役「サロペット」!

今回は「サロペットを合わせた魅力的な夏のレディースコーデ」をご紹介します。

まずは、その主役となるサロペットについてご説明しておきましょう。

サロペット「salopette」は、胸当て部分をひも状のもので吊り下げたボトムス(スカート、パンツ)のことになります。

もともとは、作業をする際に服の上に羽織り汚れを防止するためのアイテムでした。

フランス語の「汚れた:salope」がその語源になります。

ハンマーを入れるループや道具を入れるポケットなどは作業着の名残なのですね。

定番となるのはデニム素材のアイテムですが、ファッションアイテムとなった今日では素材はもちろんカラーリングも様々でお洒落なものがたくさんあります。

しかしここで、「オーバーオールとは違うの?」と疑問を持たれる方もいるかもしれません。

基本的には、オーバーオールも作業着から発展したアイテムで、胸当てとサスペンダーが付いたパンツで背中部分も生地で覆われています。

広義なとらえ方をするとほとんど同じですが、サロペットはフランス語、オーバーオールは英語。

サロペットにはスカートタイプもあることと、吊りひもが背中で交差されている点に違いがあります。

多くの方の認識としては次のようなものもあるようです。

・サロペットの方がお洒落なアイテム
・サロペットは女性用アイテム、オーバーオールは男女共用アイテム

サロペットをレディースライクに着こなすコツ

それでは、サロペットを合わせて大人女性の仕上がりにするにはどうすれば良いのでしょうか。

サロペットは、その形状からどうしてもカジュアル感が強く打ち出されてしまいます。

また、少年のようなイメージから幼見えしてしまう可能性もあります。

実は、これをレディースライクな仕上がりとするのは、コツを掴めば簡単なのです。

【サロペットを大人女性感のある着こなしとするコツ】

カジュアル感が強く、幼見えしてしまうサロペットを大人っぽく・女性らしく仕上げるのは、合わせるアイテムで補うのが鉄則です。

サロペットと合わせるアイテムはとことん「大人っぽく」「女性らしく」したものを用いることで幼見えを解消しましょう。

インナーに帽子、靴、バッグなどを大人の女性感を感じさせるものにすると、サロペットの可愛らしさと上手にリンクして可愛らしい大人の女性感を作ることができます。

また、コーデにおける女性らしさ演出の鉄則となる「3首の露出」に「胸の強調」も合わせるとなお効果的です。

※3首とは「首回り」「手首」「足首」のことになります。

特に今回お伝えする夏コーデの場合には、合わせるアイテムも限られますので「鉄則」はおさえましょう。

サロペットが幼見えする理由を知るのも大切!

前項で、サロペットを合わせるレディース(夏)コーデを幼見えさせないコツをご紹介しました。

これにプラスしてサロペットが幼見えしてしまう理由を知っておくことも必要です。

この理由を心得て、そうならないようにすることで幼見えを回避することができます。

【サロペットが幼見えする理由】

・イラストや大きな柄物が入っている
・明度(彩度)が高いアイテム
・ショート丈のアイテム
・腰回りがビッグシルエットとなるアイテム

これら4つが、サロペットが幼見えする主な理由になります。

イラストやカラフルで大きな柄物などは、特に幼見えしてしまいますね。

明度(彩度)に関しては、映画やアニメ、ゲーム、テーマパークに登場するキャラクターが身に着けているアイテムを想像すると分かるかと思います。

「黄色のインナーに青のサロペット」や「赤のインナーに青のサロペット」で非常に可愛らしい仕上がりで愛されるキャラクター像ですね。

明度の高いもの同士のコーデは非常に幼見えしてしまいます。

ショート丈の場合には「セクシーでは?」という意見もありそうですが、サロペットの形状ですと胸から腿辺りを覆う感じになります。

確かにセクシーではありますが「金太郎」のような印象も与えかねません。

腰回りがビッグシルエットになってしまうと丸い印象が付きます。

愛くるしいキャラクター的な印象ですね。

これも避けた方が無難です。

【幼見えしないサロペット】

幼見えしないサロペットとは、下記のような特徴を持ちます。

・無地のアイテム
・明度(彩度)が高くないアイテム
・ロング丈となるアイテム
・シュッとしたIラインシルエットとなるアイテム

このようになるアイテムを選ぶと幼見えを回避することができます。

サロペットを使ってカジュアルに仕上げる夏のレディースコーデ

それでは、「サロペットを合わせた魅力的な夏のレディースコーデ」をご紹介しましょう。

最初にご紹介するのは、お洒落カジュアルに仕上げる夏コーデになります。

カジュアル感はサロペットの得意中の得意分野です。

ここに「いかにお洒落な感じを取り入れられるのか」挑戦してみましょう。

【ノースリーブニットTシャツを合わせる】

・インナー 白のノースリーブTシャツ
・サロペット 細身カーキのサロペット
・足元 ブラウンのヒールパンプス

細見え効果抜群のカーキのサロペットのインナーとして、清潔感のある白のノースリーブTシャツを合わせます。

白のノースリーブTシャツは清潔感と共に清涼感、そして柔らかい女性感をしっかりと表現してくれます。

ベースカラーである細身のサロペットは綺麗なIラインシルエットと共にバランスよくコーデをまとめてくれます。

足元はブラウンのヒールパンプスで、女性らしさと上品さを加えてコーデを締めましょう。

お洒落カジュアルとなる夏のレディースコーデが完成します。

サロペットを合わせて上品なレディース感が漂う夏コーデに!

続いてご紹介する、「サロペットを合わせた魅力的な夏のレディースコーデ」は、上品なレディース感に仕上げる夏コーデになります。

カジュアル感が得意のサロペットで「いかに上品なレディース感を取り入れられるのか!」挑戦してみましょう。

【スキッパーシャツを合わせる】

・インナー 白のスキッパーシャツ
・サロペット ひもストラップの黒サロペット
・足元 黒のレースアップシューズ

合わせるサロペットは、胸元がV字となる黒サロペットです。

また、ストラップが細いひもなので黒という色味と共にすっきりと上品に仕上げてくれますね。

ここに合わせるインナーは白のスキッパーシャツです。

黒サロペットのV字の胸元から、白のスキッパーシャツの襟元が上品に顔を覗かせます。

大人の女性感は抜群ですね。

またシャツの袖は1回のロールアップでこなれた雰囲気を与えましょう。

足元は、黒のレースアップシューズでフェミニンを加えてコーデを締めましょう。

上品なレディース感が漂う夏コーデが完成します。

デニムサロペットでもレディースライクな夏コーデは可能!

最後にご紹介する、おすすめとなる「サロペットを合わせた魅力的な夏のレディースコーデ」は、デニム素材のサロペットを合わせた夏コーデになります。

デニム素材のサロペットとなると、よりカジュアル感が増すアイテムです。

このデニム素材のサロペットでもメンズライクにならず、幼見えもしないようなコーデに仕上げることができるのです。

【白の半袖ニットセーターを合わせる】

・インナー 白のオフショルダー半袖ニットセーター
・サロペット デニム地のブルースリムサロペット
・アイテム 白のベレー帽
・足元 白のヒールパンプス

デニム素材のサロペットはスタイルアップ効果も含めてスリムパンツアイテムをチョイスします。

裾はロールアップでこなれ感も忘れずにプラスしておきましょう。

インナーとして合わせるのは、薄手・オフショルダーとなる白の半袖ニットセーターです。

サロペットの持つカジュアル感とオフショルダーのセクシーな女性感が上手にマッチして、可愛らしくもあり上品でもあるレディースライクなコーデになります。

頭には白のベレー帽、足元は白のヒールパンプスで、知的さと上品さを加えてコーデを締めましょう。

デニムサロペットのカジュアル感を上手に活かしたレディースライクな夏コーデが完成します。

サロペットを使って夏コーデをお洒落に!

今回サロペットを合わせた夏のレディースコーデをご紹介しました。

「幼見え」「メンズライク」な印象でサロペットを敬遠していた女性も多いのではないでしょうか。

しかし、活用次第でお洒落なレディースコーデに仕上げることができるのです。

気軽に合わせられますし、着心地も着回しも非常に良いサロペット。

サロペットを合わせて、夏のコーデを気軽に楽しんでみてはいかがでしょう。