あったかインナーシャツで冬を暖かく!メンズのおすすめは?

目次 1 冬のメンズインナーシャツはどう選ぶ?ポイントは「吸湿発熱素材」2 あったかインナーシャツは「素材」に着目!冬のメンズアイテムを選ぶ3 シーンに分けた「デザイン」選び!色や形にも注意4 冬のお […]

冬のメンズインナーシャツはどう選ぶ?ポイントは「吸湿発熱素材」

着ぶくれせずに格好良く着こなせるインナーシャツは、寒い冬には何枚か手元にあってほしいメンズアイテムです。

しかし、いざインナーを購入しても、ただ薄手なだけで防寒性がイマイチだったり、薄すぎて透けてしまったりなど、なかなか納得のいくインナーを見つけるのは難しいものです。

おすすめのメンズあったかインナーシャツをご紹介する前に、まずはインナーを選ぶ際に押さえておきたいポイントを3つに分けて見ていきましょう。

まず、1つ目は「吸湿発熱素材」に着目することです。

「吸湿発熱素材」とは、汗などの水分や水蒸気を吸湿して発熱する素材、繊維を指します。

保温性の高い羊毛よりも、さらに繊維を細くすることで吸湿性を高めた合成繊維に、吸湿発熱性のある綿やウールなどを混用して開発されました。

このような吸湿発熱性に優れたインナーは、「発熱インナー」や「ヒートテック」と呼ばれています。

発熱インナーは、汗をしっかり吸湿することでより熱を発するため、汗をかいた後でも体を冷やす心配がありません。

そのため、冬でも汗をかきやすいメンズにはぴったりの素材と言えます。

代表的な吸湿発熱素材としては、合成繊維(アクリレート系)などが挙げられますが、メーカーによっては「ポリエステル+レーヨン+ポリウレタン」「レーヨン+綿+アクリル+ポリウレタン」など、様々な配合パターンで発熱インナーが作られています。

あったかインナーシャツは「素材」に着目!冬のメンズアイテムを選ぶ

メンズの冬のあったかインナーシャツを選ぶ上で、2つ目に押さえておきたいポイントは「素材」です。

前項では、吸湿発熱素材についてお話ししましたが、メーカーによって配合されている素材が異なるのも、保温性や着心地、静電気防止などをそれぞれで考慮し、開発しているからです。

では、あったかインナーによく使用されている素材について詳しくご紹介していきましょう。

【天然繊維】

・綿(コットン)

吸水性に優れ、肌触りの良さからインナーだけでなく多くの身近な衣類に使われています。

耐久性もあり使いやすいですが、シワになりやすく縮みやすいデメリットがあります。

・シルク

光沢のある滑らかな肌触りが魅力で、保温性・保湿性に優れた繊維です。

静電気が起きにくいため、冬の静電気防止に特化したインナーによく使用されています。

また、薄手なため着ぶくれしにくいメリットもあります。

ただし、摩擦に弱く虫に食われやすいデメリットがあります。

・ウール

保温性・伸縮性・吸湿性に長けていることに加え、水をはじく撥水性も備えています。

毛玉ができやすく虫に食われやすいデメリットの他、厚手なため着ぶくれしやすい点もウールの特徴です。

【化学繊維】

・ポリエステル

合成繊維の中でも日本で最も多く生産されている繊維です。

伸縮性・耐久性に優れ、乾きが早いですが、静電気が起きやすく吸湿性に欠けます。

あったかインナーの素材として多く使われています。

・レーヨン

吸湿性・保温性に優れ、着心地が良い特徴があります。

ただし、水に濡れると強度が低下し、縮みやすいデメリットがあります。

・アクリル

弾力性があるためシワになりにくく、ウールに近い繊維です。

カビや害虫に強い一方で、吸湿性に欠け静電気が起こりやすいです。

・ポリウレタン

伸縮性・耐久性に優れ、ゴムよりはるかに丈夫と言われる繊維です。

以上が、あったかインナーの素材として使用されている素材です。

発熱性だけではなく、肌触りや静電気の起きにくさなどの点からもアプローチしてみてください。

シーンに分けた「デザイン」選び!色や形にも注意

メンズの冬のあったかインナーシャツ選びでは、「デザイン」も押さえておきたいポイントです。

インナーシャツは服の下に着る分、デザインにはこだわらない方も多いかもしれません。

しかし、暖房などで暑く感じるときには、シャツのボタンを開けたり腕まくりをしたり、中のインナーをチラ見せすることもあるでしょう。

そんなとき、「見せるインナー」のようなデザインに優れたインナーであれば、襟元からのぞいても恥ずかしくはありません。

むしろ、あえて襟元から見せる大胆な着こなしができますね。

ただし、特にインナーのデザイン選びに注意したいのは、ビジネスシャツに合わせる際です。

マナーとしても押さえておきたいのは、プライベートと違い「外から見えないこと」です。

まず、ビジネスシャツのインナーは「無地」や「白」が基本ですが、肌が透けない点を考慮すると「ベージュ」や「ライトグレー」がおすすめされます。

黒などの濃いカラーは透けやすいため、プライベートで着用するのが良いでしょう。

また、ビジネスシャツからのぞかない襟ぐり選びも大切です。

VネックやUネックであれば、襟元のボタンを開けても見えないため、季節に流されず着られる万能デザインと言えるでしょう。

冬のおすすめメンズインナー!ユニクロのヒートテックエクストラウォームVネック

これまでに、冬のあったかメンズインナーシャツの選び方について3つのポイントに分けてお話ししてきました。

ここからは、おすすめしたい冬のあったかインナーシャツをブランドごとでご紹介していきましょう。

●【ユニクロ】ヒートテックエクストラウォームVネックT(半袖・極暖)

参考価格:1,500円+消費税

こちらの極暖ヒートテックは、通常のヒートテックの1.5倍の暖かさを実現することができるのですが、その違いには「裏起毛素」材が採用されている点が挙げられます。

裏起毛とは、裏生地の表面を特殊加工によって毛羽立たせたもので、それによって高い保温性を生み出すため、より多くの空気を確保することができるのです。

そのため、通常のヒートテックよりも生地に厚みが出ますが、ストレッチ性があり肌ともしっかり密着するため、着ぶくれするほど影響が出ることはありません。

また、半袖なのですっきり着ることができるのも魅力的です。

通常のヒートテックでは寒いと感じる方には、極暖はインナーシャツとしてちょうど良いレベルの暖かさになるはずです。

カラーは白と黒の2種類なので、使うシーンによって選ぶと良いでしょう。

なお、こちらはユニクロ通販のオンライン特別商品のため、気になる方はネットからチェックしてみてください。

ミズノのブレスサーモで冬はあったか!おすすめのメンズインナー

引き続き、おすすめする冬のあったかメンズインナーシャツをご紹介していきましょう。

●【MIZUNO(ミズノ)】ブレスサーモアンダーVネック長袖シャツ【メンズ】

参考価格:2,000円+消費税

2019-2020の秋冬に登場したミズノのブレスサーモでは、日常使いにおすすめの「スタンダードライン」と、アウトドアにおすすめの「エクストリームライン」の2ラインが新しくラインナップされ、吸湿発熱力や保温力を従来よりも進化させました。

こちらの商品は、日常使いに適したスタンダードラインで、薄手で軽やかに着られることに加え、吸湿発熱による暖かさも確保したインナーシャツです。

特に、トップスに響かないソフトな薄手仕様は、冬の着ぶくれしがちな見た目に悩むメンズに強い味方になるでしょう。

また、Vネックの襟ぐりは、ビジネスシャツのインナーとしても使い勝手良く活躍してくれるはずです。

カラーはオフホワイト、ブラック、グレージュの3種類です。

なお、寒がりなメンズには、さらに保温力をワンアップした「ブレスサーモアンダーウエアプラス」がおすすめです。

通勤・通学を始め、外での仕事や移動が多い方にはぴったりでしょう。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

グンゼの「YG DOUBLE HOT」で綿ならではの暖かさを

冬のメンズインナーシャツでおすすめする商品を、最後にもう一つ見ていきましょう。

●【GUNZE(グンゼ)】インナーシャツ YG DOUBLE HOT Vネック9分袖

参考価格:1,500円+消費税

こちらは、グンゼのメンズインナーブランド「YG(ワイジー)」による、2019-2020のシーズンインナーです。

「DOUBLE HOT」は、従来の発熱インナーと比べて、保温性は1.3倍、吸水性は2倍と格段に向上され、多くの男性から支持を受けている人気商品です。

特に注目したいのは、コットン100%である点です。

コットン100%という綿ならではの柔らかな肌触りは、快適な着心地に加え、体感温度により暖かみを持たせてくることが最大の売りでしょう。

吸水性にも優れているため、暖房などで汗ばんでも不快感を覚えることもありません。

また、従来の発熱インナーよりも生地が薄手になっており、トップスへの響きも考慮されています。

カラーはホワイト、ブラック、グレー、ネイビーブルー、ブルーグリーンと豊富にあるので、好みやシーンに合わせて選んでくださいね。

シーンを考えてインナーを選ぼう

今回は、吸湿発熱性や着ぶくれしない点に着目して冬のメンズインナーシャツをご紹介してきました。

メーカー・ブランドによって、インナーシャツの素材や保温性、吸水性など異なるため、実際によくチェックして選ぶのが良いでしょう。

また、着用するシーンも考慮し、納得のいくインナーシャツを見つけてくださいね。