冬のパーカーコーデならセーターとシャツの重ね着がおすすめ

冬用のアウターにはいろいろな種類がありますが、普段使い用としてはパーカーがおすすめです。

なぜならパーカーは手軽に着用できますし、フードがついているので、突然の雨や雪に対処することも可能だからです。

ただしパーカーはそれほど生地が厚くないので、寒く感じることもあるでしょう。

そういった場合には、セーターの重ね着が効果的です。

では重ね着する場合の注意点には、どのようなものがあるのでしょうか。

冬にパーカーとセーターがおすすめな理由

パーカーは大きく分けて、普通のパーカーとマウンテンパーカーの2種類あります。

マウンテンパーカーは冬山登山にも使えるほど、保温性能や撥水性能、防風性能に優れたアウターです。

しかし普通のパーカーには、それほどの機能がないのがほとんどです。

中には厚い生地を使用したパーカーもありますが、マウンテンパーカーやダウンジャケットなどと比較すると、保温性の面で劣るのは仕方ありません。

そのため寒い冬には、暖かい重ね着用インナーが必需品です。

暖かい重ね着用インナーとしては、セーターやベスト、カーディガンなどが挙げられます。

この中でパーカーとのコーデにおすすめなのが、使い勝手のよいセーターです。

というのは、セーターは特に暖かい重ね着用インナーですし、シンプルな見た目をしているので、どんなコーデにもマッチしやすいインナーだからです。

カーディガンは上品ですし、ベストは使い方次第でおしゃれ度がアップするアイテムですが、保温性能という点ではセーターほどではありません。

また、セーターは取り扱っている店舗が多く、手に入れやすいというのもメリットです。

冬にパーカーを着用するなら、セーターを重ね着してみましょう。

セーターの種類

日本人にとってセーターは、とても馴染みのあるファッションアイテムではないでしょうか。

子供の頃から着用することが多いため、身近な存在であるセーターですが、基本的な点をおさらいしておくのも大事なことです。

というのは、より詳しく知ることで、センスのよい着こなし方が身につく場合があるからです。

セーターは11世紀にイスラムの手芸技術が、イギリス海峡の島に伝えられたのが起源だという説があります。

セーターは手編みによる冬用の衣服でしたが、機械式編み機により大量生産が可能になったことで、一般に広がっていったとされています。

セーターにもいろいろな種類がありますが、主なものは次の5つです。

・フィッシャーマンズセーター
・カウチンセーター
・スクール・セーター
・アイビーセーター
・サマーセーター

これらはそれぞれ使用目的や形状が違うので、TPOに合わせて選ぶようにしましょう。

この他にも、着用されている地方や編み方、毛糸によって実に多くの種類が存在します。

セーターの細かい差異を意識し、パーカーとの重ね着コーデに活かすことで、よりファッショナブルな着こなしが可能となります。

パーカーとセーターの重ね着に関する注意点

パーカーとセーターを重ね着する場合、まずセーターとシャツの重ね着の注意すべき点を知っておきましょう。

なぜならこのポイントを把握し、対処しておかないと、パーカーとの重ね着もおしゃれには見えないからです。

最初に気をつけたいのは、色の組み合わせです。

重ね着はファッションの1つでもあるので、意図をもった組み合わせにしましょう。

シャツとセーターが同じような色調だと、ぼやけた印象を与えてしまいます。

かといって反対色のコーデでは、見た目がチカチカして落ち着きません。

最初のうちは、片方を白か黒にするとよいでしょう。

白と黒は万能色なので、どんな色とも合いやすいからです。

色の組み合わせが決定したら、次に意識したいのはサイズ感です。

重ね着はどうしても、見た目が重くなってしまいます。

そのイメージを軽減するためには、どちらかを薄い生地のものにする、という方法が効果的です。

また、大きめサイズのものは避け、フィット感のあるものを選ぶようにするとよいでしょう。

もう1つ大事なのが、首まわりの印象です。

首まわりがV字型のものには鋭い印象がありますし、丸いものには優しいイメージがあります。

コーデによって、意識して使い分けるようにしましょう。

マウンテンパーカーに向いたセーターとは

マウンテンパーカーは、一般的なパーカーとは用途と形状に大きな違いがあります。

厳しい寒さにも耐えられるようにできており、特殊な生地を採用しているものがほとんどです。

登山やハイキングは長時間着用して歩きますし、途中で気候が大きく変化し、暑く感じることもあるでしょう。

このように登山やハイキングは汗をかきやすいスポーツなので、インナーは汗に強いものを選ぶのが大事です。

厚い生地のものは暖かいものですが、汗を放出できないと風邪をひいてしまう可能性があります。

吸汗性や発汗性に優れたセーターが、いろいろなスポーツブランドから発売されています。

スポーツブランドの衣料品は、機能的にも優れたものが多いのでおすすめです。

汗に関する機能とともに大事なのが、セーターの重さです。

登山やハイキングは連続して歩くことが多いので、着用する衣服はできるだけ軽いものにする必要があります。

マウンテンパーカー自体は軽くても、重ね着したインナーが重くては元も子もありません。

重たいセーターは避け、トータルの重量をできるだけ軽くするよう、心がけましょう。

パーカーをインナーとして重ね着してみよう

パーカーは、冬には特に重宝するアウターです。

というのは、パーカーはセーターと重ね着をするだけではなく、他のアウターのインナーとしても着用することができるからです。

パーカーにはフードがついているので、襟もとのすっきりとしたアウターとの相性がとてもよくなっています。

そのため、テーラードジャケットやステンカラーコート、チェスターコートなどといった、シンプルなシルエットをしたアウターとのコーデに向いているのです。

これらはフォーマル感のあるアウターですが、パーカーの上に重ね着することで、カジュアル寄りのコーデとなります。

きれいめコーデを少し崩すことができるので、ぜひ覚えておきたい活用方法です。

また、パーカーをインナーとして着ていれば、突然の雪や雨にも対処することができます。

この点でも、これらのアウターとの相性がよいと言えるでしょう。

モッズコートのような、もともとフードがついているアウターを組み合わせる場合には、フードの部分が重い印象にならないよう気をつけましょう。

アクティブなコーデを目指すなら、ダウンベストと合わせるのがおすすめです。

とてもスポーティーに見えますし、魅力的なシルエットのコーデだからです。

重ね着をファッションブログから学ぼう

パーカーもセーターも馴染みの深いファッションアイテムなので、特に考えることなく着用しがちではないでしょうか。

普段着としてならそれでも構いませんが、おしゃれを意識して着用するなら、ある程度は工夫が必要です。

重ね着の仕方を知りたい場合に、頼りになるのがファッションブログです。

SNSが盛んな現代では、個人が情報を発信するのも容易です。

そのため、ファッションにこだわりをもつ人々が、独自の視点でファッションブログを運営しています。

そういったブログは、ファッションに関するアイデアの宝庫です。

いろいろなブログを訪問し、セーターとパーカーの重ね着に関する情報を集めましょう。

思いもつかなかったコーデがあるかもしれませんし、反面教師となる例が見つかるかもしれません。

どちらにせよ、自分で考えてるだけでは得られない、貴重な情報を手に入れられる可能性があるのです。

積極的にそういったブログを活用し、自分のコーデの参考にしましょう。

また、自らブログを運営するのも楽しいものです。

訪問者との交流が生まれ、意見を交わすことにより、新しい発見をすることもあります。

自分だけのコーデを見つけ出し、世界に発信してみましょう。

重ね着をマスターしてパーカーを着こなそう

パーカーは、四季を通じて着ることのできるアウターです。

夏はTシャツの上にそのまま羽織れますし、春や秋のコーデにも重宝します。

ただし冬は寒いので、それに合った着こなしをする必要があります。

パーカーとセーターの重ね着は、そういった着こなし方の1つです。

重ね着の仕方をマスターし、ファッション性に富んだ着こなしで、冬の街にくり出しましょう。