冬は寒いので、屋外ではアウターが必需品です。
防寒性や使いやすさと同時に、ファッション性もアウター選びでは大事なポイントです。
というのは、冬のコーディネートはアウターが中心となるからです。
メンズ向けアウターは種類が多く、どれを選択すればよいのか、迷うこともあるでしょう。
そこで今回は、特にメンズに人気のあるアウターを5つご紹介しますので、アウター選びの参考にしてみてくださいね。
冬用のメンズ向けアウターの種類
寒い冬の時期には通勤や通学時だけはなく、アウトドアでの作業や行楽などでもアウターが必要です。
いろいろな場面で使用するため、アウターの種類はとても多いです。
メンズ向けアウターの代表的なものとしては、次の6種類が挙げられます。
・ジャケット
・コート
・ジャンパー
・ブルゾン
・ミリタリー
・セーター
これらの6種類はさらに細かく分類されるので、トータルの総数は多くなります。
たとえばジャケットは、「テーラードジャケット」や「ダウンジャケット」、「コーチジャケット」や「ライダースジャケット」など、様々な人気ジャケットがあります。
コートも同様で、「トレンチコート」や「チェスターコート」、「ステンカラーコート」や「ダッフルコー」など、とても多くの種類があります。
ミリタリー系は、空軍や海軍、陸軍などでの使用目的によって形状や構造が違ってきますし、年代によっても変化するのでとても多彩です。
これらのアウターの中で、特にメンズに人気があるのは次の5つなので、細かくご紹介していきましょう。
・ダウンジャケット
・テーラードジャケット
・チェスターコート
・ライダースジャケット
・デニムジャケット
女性にも人気のアウターと言えばダウンジャケット
ダウンジャケットは、メンズだけではなく女性にも人気のあるアウターです。
ペアで愛用している人たちも多く、毎年のように新しい商品が開発されています。
ダウンジャケットが人気となっている理由としては、軽さと暖かさが挙げられます。
なぜ軽くて暖かいかというと、ダウンジャケットは羽毛を使用しているからです。
そのため、使用している羽毛のランクによって、ダウンジャケットは大きく区分されています。
羽毛のランクを決定するものの1つは、フィルパワー(FP)です。
FPとは、一定の重さ(28.4グラム)の羽毛が占める体積を表した数値です。
この数値が大きい羽毛(ダウン)ほど、軽くて暖かいとされています。
一般的に500FP以下のものは低品質で、700FP以上のものは高品質ダウンだと言われています。
長年愛用するなら、最低でも600FP以上のダウンジャケットがおすすめです。
また、ファッションの面では、着丈の長さに注目をしましょう。
ダウンジャケットには腰までのショート丈と、太ももまでのミドル丈、ひざ下まであるロング丈の3種類があります。
ショート丈は行動的に見えますし、ロング丈はエレガントです。
使用する目的に合わせ、丈を選ぶとよいでしょう。
メンズ向けテーラードジャケットは冬の人気定番アウター
テーラードジャケットは、冬の人気定番アウターの1つです。
スーツの上着と似たような形状をしているので、通勤などで愛用しているメンズも多いです。
テーラードジャケットはすっきりとしたシルエットをしていて、着用するだけで大人の雰囲気を演出することが可能です。
テーラードジャケットの生地は種類が多く、住んでいる地域や気候に合わせて選ぶことができます。
もちろん、おしゃれという観点から選ぶのもよいでしょう。
コットンやリネン生地のものもありますが、冬用のテーラードジャケットならウールやツイード、フランネルなどがおすすめです。
また、ニット地のテーラードジャケットも増えてきています。
ツイードやフランネル生地のテーラードジャケットは、デニムなどのカジュアルアイテムとの相性もよいアウターです。
活用できる場面が多く、しかも暖かいというメリットもあります。
ビジネスで使用するなら柄物は避け、シンプルなものを選ぶのがベターです。
おしゃれ度をアップしたいのなら、控えめなストライプ柄が候補になります。
無地のスラックスと合わせるだけでも、適度なおしゃれ感をかもし出すことが可能です。
人気の高まっているチェスターコートに挑戦してみよう
チェスターコートは、少し長めのコートです。
一般的なものは、膝の下くらいまで丈の長さがあります。
見た目がシンプルで上品なので、フォーマルな場面にぴったりです。
スーツの上から羽織るのにも適しており、愛用するビジネスマンが増えています。
クラシカルなスタイルをしているコートですが、カジュアルに着こなすことも可能です。
そのためメンズだけではなく、女性にも人気のアウターです。
カジュアルに装うのなら、インナーはタートルネックやパーカーがよいでしょう。
というのは、ステンカラーコートは襟もとが寂しくなりがちだからです。
特にパーカーは、小雪が降ったり風が吹いたりする時にとても重宝します。
ビジネスでステンカラーコートを使用する場合は、色とサイズに気をつけましょう。
落ち着いた印象を与えるためには、色は黒やネイビー、グレーがおすすめです。
また、サイズの合わないコートをビジネスで着用していると、だらしなく見えることがあります。
ジャストサイズのものを選び、きっちりとしたイメージになるようにしましょう。
ステンカラーコートと靴の色を合わせ、ファッションにトータル感を与えるのもよいものです。
ワイルドなメンズを演出するライダースジャケット
ここまでは、きれいめなファッションに合う人気アウターをご紹介してきました。
ここからは、男っぽさを重視したアウターに注目をしていきましょう。
ライダースジャケットは、ワイルドなメンズを演出するのに向いたアウターです。
ライダースジャケットには、シングルとダブルの2つのタイプがあります。
シングルタイプのライダースジャケットはシンプルでスマートさがあり、ダブルタイプのものにはゴージャスさが感じられます。
ワイルドさを強調するなら、ダブルタイプのものがおすすめです。
ライダースジャケットには黒やグレー、キャメルや白など様々な色がありますが、ワイルド感を演出するなら黒がよいでしょう。
ただし、上下を黒のレザーで揃えると、ワイルドになり過ぎることがあるので注意が必要です。
ボトムスはデニムやスキニーを合わせ、無骨さを抑えるのがコーディネートのポイントです。
ライダースジャケットはショート丈のものが多く、ジャストサイズのものが似合います。
短すぎたり、長すぎたりしないよう気をつけましょう。
ライダースジャケットは防寒性能にも優れているので、1着用意してアウターのバリエーションを増やしてみましょう。
ラフに着こなすならデニムジャケットがおすすめ
デニムジャケットもまた、男っぽさを出すのに適したアウターです。
ライダースジャケットほどワイルドではないので、活用できる場面が多くなります。
手軽に、ラフに着こなせるのがデニムジャケットのメリットの1つです。
また、カントリーっぽいイメージのあるジャケットなので、女性からの人気の高いアウターでもあります。
色は、濃いインディゴブルーからホワイトまで、幅広く揃っています。
ボトムスとのバランスを考え、コーディネートするようにしましょう。
丈の長すぎるデニムジャケットは、着こなすのが難しくなる傾向があります。
ショート丈のものを選び、快活なメンズをアピールするのがおすすめです。
デニムジャケットは、キャップやニット帽との相性がよいので、雪が降ったり風が吹いたりする寒い日にも着用しやすいアウターです。
また、シャツやセーター、パーカーなど、デニムジャケットはインナーを選びません。
その日の気温や天候に合わせて、手持ちのインナーとのコーディネートを楽しむことも可能です。
このように他のアイテムとの組み合わせが豊富なので、ペアルックやリンクコーデに取り入れやすいアウターでもあります。
人気アウターで冬をおしゃれにきめよう
冬は着用するアイテムの多い季節なので、ファッションセンスをアピールするのにとても適しています。
手袋や帽子、マフラーなどといった小物から、コートやジャケットなどのアウターまで、コーディネートの腕の見せ所です。
特に人気となっているアウターは目立つので、上手に活用するとよいでしょう。
TPOに合わせたアウターで、冬をおしゃれに楽しみましょう。