8月から9月に変われば、季節も夏から秋に移りますね。
そんな秋の代表的なファッションといえば「ニット」が挙げられますが、いつからニットを着ようかと悩む方も多いのではないでしょうか。
いつから着ることができるのかは、気温が重要なポイントといえます。
そこでこの記事では、秋季の月ごとの平均気温をお伝えし、そこからニットを着ることができるかを解説していきます。
ニット自体はいつからでも着られる!
秋ファッションの定番といえば、ニットですよね。
ふわふわのニットやだぼっとしたニットなど、多種多様なニットがメインのコーディネートを楽しめる季節が「秋」といえます。
9月になれば季節も秋になりますが、8月から9月に日付が変わっても、気温が急に下がることはあまりありませんよね。
近年では、9月でも30度以上の日がありますから、そのような日にニットを着たくはないかと思います。
そうなれば、ニットをいつから着ることができるか、悩む方も多いのではないでしょうか。
しかしニット自体は、いつからでも着ることは可能です。
ニットにはサマーニットと呼ばれる、暑い夏でも着ることができるようにデザインされたニットもあります。
秋や冬のニットとは違い、通気性・吸水性・肌触りなどを重視してつくられていますので、綿や麻素材のものが多いです。
そんなサマーニットであれば暑い日にも着ることができるので、ニット自体で考えるといつからでも着ることできるのです。
では、ウールやアクリルなどの秋や冬に着るニットの場合は、いつから着ることができるのでしょうか。
次の項からお話をしていきます。
秋や冬のニットはいつから着られる?気温に合った服装から判断しよう
季節が「秋」に変われば、服装も秋らしくしたいものです。
先ほどもお伝えしたように、そんな秋のファッションの定番といえばニットが挙げられますが、この秋や冬のニットはいつから着ることができるのでしょうか。
それを判断するべく、ここでは気温に合った服装のお話をしていきます。
目安の服装を把握し、ニットを着るタイミングを見つけてみましょう。
●26度以上:トップスは半袖1枚のコーデがおすすめ(ノースリーブのサマーニットを着るのも良い)
●21~25度:半袖と長袖の分かれ目の時期、Tシャツの上に長袖を羽織るのも良い
●16~20度:薄手のジャケットやカーディガンで重ね着を楽しめる時期
●12~15度:軽めのアウターが出番、厚手のニットなどもこの時期から
●7~11度:ニットの上にアウターがあると良い、足元も厚手のソックスがおすすめ
●6度以下:アウター×ニットの下に保温性の高いインナーを着るなど、寒さ対策が必要
だいたいの目安の服装が上記のとおりです。
秋冬のニットはいつから?各月の平均気温からも判断してみよう
気温に応じた目安の服装について、前の項でお伝えしました。
だいたい12~17度くらいの気温であれば、ニットをメインとしてコーディネートを楽しめることでしょう。
とはいえ、ニットは素材やデザインに違いがあったり、厚みが違ったりするなど、さまざまな種類のニットがあります。
それぞれに適した気温もありますから、秋季の各月の平均気温からも、ニットをいつから着ることができるかを考えてみましょう。
まずは、9月から見ていきます。
例えば、近年の東京の9月の平均気温は、22~25度くらいです。
しかしお伝えしたように、最高気温では30度を超える日が度々ありますから、なかなか秋冬のニットを着るのは難しいかもしれません。
もしこの時期にニットを着る場合は、秋色の半袖のサマーニットを着ると良いでしょう。
9月後半になれば25度を下回る日も出てくるので、このような日には薄手の長袖ニットを合わせても良いかもしれません。
ただし季節感を出すために、オレンジのような明るい色合いよりは、バーガンディなどのシックな色合いのものを選ぶようにしましょう。
したがって、9月の気温次第では薄手のニットを着ることができるので、9月後半からニットを着ることは可能です。
10月では秋や冬のニットを着ることができる?
前の項でお伝えしたように、いつから秋冬のニットを着ることができるかは気温次第で、9月から着ることも可能です。
しかしニットは多種多様なので、種類によっては10月から着るほうが良いものもあるでしょう。
ここでは、10月の平均気温に合ったニットを見ていきます。
近年の東京の10月の平均気温は、16~19度です。
20度を下回る時間帯も増えてきますので、徐々に半袖から長袖にシフトしていきます。
そのため、ニット1枚でコーディネートを組むのにもおすすめの時期といえるでしょう。
とはいえ、10月の最高気温は21~24度くらいですから、厚手のニットを着るにはまだ暑いかもしれません。
10月でも薄手の長袖ニットがおすすめで、例えば薄手のニットワンピースなどが良いでしょう。
1枚で着ても良いですし、デニムパンツなどと合わせても、おしゃれな着こなしをすることができます。
小物をレザー調のもので合わせると、洗練された大人のカジュアルコーデにもすることが可能です。
また、無地のタンクトップにざっくり編みの厚手のニットカーディガンを合わせてみるのもおすすめです。
カーディガンの編み目から肌がちらっと見えるので、ヘルシーかつ色っぽさのあるコーディネートにすることができます。
11月では厚手ニットが活躍!
先ほどお伝えしたように、10月の平均気温は16~19度くらいですから、ウール素材などの厚手のニットを10月に着る場合はまだ暑いといえそうです。
そうなると、厚手のニットを着るのはいつからが良いかも悩んでしまうかもしれませんね。
ここでは、11月の平均気温も見てみましょう。
近年の東京の11月の平均気温は、11~14度です。
最高気温は14~17度くらいですので、厚手のニットをメインにしたコーディネートも楽しめそうです。
厚手のタートルネックのニットの下に白シャツを重ね着したコーディネートにすると、スタイリッシュな印象になり、こなれ感もある着こなしにすることができますよ。
ただし、ざっくり編みなどのようなニット1枚ではさすがに寒いでしょうから、このような秋冬のニットの場合は、下に保温性の高いインナーなどを着ることをおすすめします。
また、気温が11度くらいになると、アウターがなくては寒いですので、トレンチコートやコーディガンなどのアウターを、ニットと合わせてみると良いでしょう。
秋や冬のニットはいつまで着ることができる?
秋や冬のニットをいつから着ることができるかをお伝えしてきましたが、では反対にいつまで着ることができるかについても確認しておきたいですよね。
冬の季節でもある2月中は、着ていても問題はないでしょう。
しかし3月になれば、季節は冬から春に変わりますので、秋や冬のニットを着るのに抵抗があるかもしれませんね。
とはいえ、近年の東京の3月の平均気温を見てみると、だいたい8~11度ほどですから、アウターとニットがなくてはまだまだ寒いといえます。
4月になると13~17度が近年の東京の平均気温ですから、この時期になれば秋冬のニットでなくても大丈夫でしょう。
春用のアウターやニットも各店で販売されますから、春服でおしゃれを楽しめます。
そのため、秋冬のニットはだいたい3月の終わりくらいまでであれば、着ることができそうです。
そうなれば、早いと9月後半から3月終わりまでのだいたい半年の間、秋冬のニットを着ることができますので、気温に応じたニットを選び、おしゃれを楽しんでくださいね。
ニットは気温に合ったものを選んでコーディネートしよう
9月になれば季節は秋になり、秋のファッションの定番といえばニットです。
早ければ9月後半くらいから着ることができますが、秋冬のニットは種類が多いので、そのニットにぴったりの気温の日に着ることが大切です。
例えば平均気温が16~19度の10月であれば、薄手のニットワンピースなどがおすすめです。
このように気温に合ったニットを選び、秋冬のニットでおしゃれを楽しみましょう!