ジーンズの種類にはたくさんのものが流通しています。
特にレディースのジーンズの場合には、形からデザインまで多くのものを見かけますね。
そこで、こちらの記事では分かりやすくレディースのジーンズについてご説明していきます。
既にご存知の方はおさらいしていただき、ご存知でない方は今後のジーンズ選びの際に参考になれば幸いです。
レディースのジーンズをシルエット別に見てみよう!
まずは、レディースのジーンズで定番シルエットの種類から見ていきましょう。
・ストレート
あらゆるジーンズの基本ともいえるシルエットで、太ももあたりから真っすぐなラインではきやすいタイプです。
色や加工の種類も多いため、好みのものが見つけやすく、コーディネートもしやすいでしょう。
・ブーツカット
太ももから膝にかけて少し細くなり、ひざ下から裾にかけて裾の広がっていくシルエットのジーンズです。
その下にブーツをはいてもジーンズのラインがきれいに出るので、脚長に見せる効果も期待できるタイプです。
・フレア
ブーツカットと似ていますが、異なる点は太もも周辺がよりタイトで、裾はブーツカットよりも広がっているタイプです。
物によっては膝上から広がることもあるので、ひざ下が長く見え脚長に見せてくれるでしょう。
・スキニー
近年人気のあるシルエットで、定番として定着しているシルエットのジーンズです。
腰から裾にかけて体にフィットすることから、大きめのトップスに合わせたり、ブーツにインしてはいたり、ワンピースなどのレギンスの代わりなったりと、利用シーンが幅広いのが特徴です。
まだまだある!レディースジーンズのシルエットの種類
前項に引き続き、レディースのジーンズのシルエットについてお話ししていきます。
・テーパード
太ももにはゆとりを持たせて、裾にいくにしたがって細くなるジーンズです。
気になりがちな膝上のシルエットをカバーしてくれるので、スキニーをはくのに抵抗がある方などにはおすすめのシルエットです。
・ワイドパンツ
昨今のレディースボトムでは人気のシルエットで、全体的に幅広でゆったりしたタイプのジーンズです。
ボトムがゆったりしている分、トップス次第でゆるいスタイルやタイトなスタイル両方に対応できます。
・バギー
ウエスト下から裾にかけてダボっとした印象のシルエットで、ジーンズの種類の中でも生地の使用量が多く、全体的にボリュームが出るのが特徴です。
・ベルボトム
ブーツカットにも似ていますが、ベルボトムは太もものシルエットがかなりタイトで、ひざ下の裾の広がりがベル(鐘)のように広がっていることが特徴です。
タイトな太ももまわりと裾の広がり具合のコントラストが印象的で、1960年代にアメリカのヒッピー文化の代表的なファッションとして流行したのが始まりとされています。
・ボーイフレンド
男友達(ボーイフレンド)から借りたかのような、程よくゆったりしたシルエットのジーンズです。
レディースのジーンズ選びには欠かせない!股上の種類について
レディースのジーンズを選ぶときに、股上の種類についても知っておくと、さらにお好みのものが見つかりやすくなります。
・ハイライズ(ハイウエスト)ジーンズ
股上が深めといわれ、おへそがすっぽりと隠れるくらいまであるものが大半です。
ウエストの位置が高くなるなめ、脚長効果や美脚効果を期待できるでしょう。
昨今ではトップスをハイライズボトムにインしたり、短い丈のトップスを合わせたりするのが人気のスタイルです。
・ローライズジーンズ
ハイライズとは逆で、股上がおへその下あたりまでの浅いものをさします。
股上部分の生地が少なく、ポケットの位置も下がるため、小尻に見える効果があるといわれています。
・レギュラー(ミドル)ライズジーンズ
先述の2つのジーンズの中間くらいの股上で、誰でも挑戦しやすいタイプです。
ジーンズ選びに迷ったら、レギュラーのものを選ぶと無難です。
レディースならでは!加工の種類もジーンズ選びのポイント
加工の種類もジーンズ選びを左右するポイントとなります。
特にレディースジーンズには、女性ならではの加工もありますので、お好みのスタイルに合わせやすくなるかもしれません。
・ダメージ
ダメージ加工のされたジーンズには、あえて穴をあけたり傷をつけたり、ダメージ加工をした後に当て布をしてラフな縫い目をいれたりと、さまざまなアレンジを施せます。
着古した感を出したいときや、ロックなイメージにしたいときなどにおすすめです。
・カットオフ
裾が切りっぱなし(カットオフ)に加工されたジーンズをいいます。
ダメージデニムほどのラフさではないので、こなれた雰囲気にもなり、きれいめなスタイルにも合わせられます。
・フリンジ
カットオフからさらに裾をほつれさせているのが特徴のジーンズです。
ほつれ具合によっては束感が出て、シンプルなコーディネートのおしゃれポイントになってくれそうです。
・スリット
ジーンズの横や前に、裾から縦に切りこみ(スリット)がある新しいスタイルのジーンズです。
幅の広いワイドやバギーでスリットが入っていると、トレンド感のなかにもすっきりした印象を与えてくれます。
ジーンズ選びにはカラーも大事!カラーの種類とは
こちらではジーンズには、どのような色使いの種類があるのかを見ていきましょう。
・インディゴプルー
ジーンズの青が濃い色のジーンズです。
ノンウォッシュやワンウォッシュと呼ばれることもあります。
色が濃いので全体的に落ち着いた印象で、締まって見せる効果も期待できます。
・ブルー
インディゴをやや色落ちさせたような色合いのジーンズです。
コーディネートしやすい一般的な色といえます。
・ライトブルー
ブルーをさらに色落ちさせたような、淡い色あいのジーンズです。
レトロな雰囲気にも合い、春夏の気温の高い季節に多く見かけるタイプですね。
・ブラック
ブラックジーンズは、クールで大人っぽい雰囲気を演出したいときにおすすめです。
黒の色合いが引き締まってみせてくれるので、モノトーンコーデだけでなく、カジュアルなスタイルにも取り入れやすいですよ。
・ホワイト
膨張して見えると避けてしまいがちですが、ブルーのデニムに飽きてしまった方には新鮮に感じるかもしれません。
シルエットが合ったものを選んだり、トップスに濃い色を持ってきたりすればおしゃれに着こなせるのではないでしょうか。
・カラー
ホワイトに抵抗がある方には、ネイビーやカーキ、ベージュといったカラーデニムもおすすめです。
特にレディースのカラージーンズはメンズに比べると種類が豊富です。
ひと昔前にはレッドデニムなどのジーンズも流行ったことがありました。
レディースのジーンズでおすすめのブランド
こちらではレディース向けの、シルエットを綺麗に見せてくれると評判のジーンズを選んでご紹介します。
●サムシング
国産のジーンズブランドである、エドウィンのレディースラインのブランドです。
レディース特有の体型や悩みを解消するようなものや、きれいに見せるための工夫やはき心地を追及しています。
●マウジー
履きやすくて美脚に見えると評判のブランドで、主に加工の入ったジーンズの種類が豊富です。
また、年代を選ばず人気で、カジュアルなものから大人っぽいものまである定番のブランドといえるでしょう。
●レッドカード
2009年に誕生したレッドカードは、日本のこだわりのデニムを使用したジーンズを展開しており、近年注目を集めています。
そのラインナップは、ラフな感じのものからレディースらしい加工がされたものまで様々です。
ジーンズを選ぶならシルエットや色や加工も着目!
ジーンズのシルエットや股上、カラー、加工などについてお伝えしてきました。
1本のジーンズを選ぶのにも、これらのことを1つずつ着目していくと、おのずと理想のジーンズに近づけるのではないでしょうか。
こちらではご紹介しきれませんでしたが、ジーンズのブランドは数多く存在します。
そのなかからお気に入りのシルエットやブランドを見つけられるよう、役立ててみてください。