妊娠中であっても、「おしゃれをしながら過ごしたい」という方もいるかと思います。
そのような方は、マタニティレギンスを取り入れたコーディネートをしてみてはいかがでしょう。
近年は、デニムなどさまざまなデザインのマタニティレギンスがあります。
この記事では、マタニティレギンスの選び方をお伝えし、コーディネートのご紹介もします。
デニムなど種類も豊富な「マタニティレギンス」とは?
まずは、マタニティレギンスについてお話をしていきます。
マタニティレギンスとはその名のとおり、マタニティ期に使用する妊婦用のレギンスのことをいいます。
一般的なレギンスと何が違うかというと、お腹部分のつくりです。
大きくなったお腹が冷えないよう、マタニティレギンスはお腹をすっぽりと包んでくれる設計になっています。
さらにお腹部分は伸縮性が高く、お腹があまり目立たない時期から臨月まで窮屈感のない設計になっていることも特徴のひとつといえます。
とはいえ、「マタニティ用」と聞くと、あまりおしゃれなデザインではないようなイメージもあるかと思います。
しかし近年は、デニムやリブなどのさまざまなデザインのマタニティレギンスがありますので、マタニティ期であってもおしゃれを楽しむことができます。
後ほど、マタニティレギンスを取り入れたコーディネートのご紹介をしますが、もう少しマタニティレギンスについてのお話をします。
マタニティ期にレギンスはおすすめ!それはなぜ?
「マタニティ期はレギンスを履いたほうが良い」とよく聞きます。
ではなぜ、マタニティ期にレギンスを履いたほうが良いのでしょうか。
その理由は、体をあたたかくしてくれるのに効果的といわれているからでしょう。
妊娠すると、これまでよりも体が冷えやすくなってしまったり、体が冷えたことでお腹が張ったように感じてしまったりすることもあるようです。
冬の寒さももちろんですが、夏のエアコンからくる冷気からも、体を冷えやすくしてしまいます。
そのようなときに活躍するのが、マタニティレギンスです。
前の項でお話ししたように、お腹をすっぽりと包んでくれる設計なので、冷気からお腹を守ってくれてお腹をあたためてくれるのに効果的といえます。
また、マタニティ期はゆったりとした服装のほうが楽に過ごしやすいので、一般的なデニムよりもマタニティレギンスのほうが、快適さの点でもおすすめです。
それでは、このマタニティレギンスは、妊娠したらどのくらいの時期から履くと良いのでしょうか。
次の項でお話ししていきます。
マタニティレギンスはいつから履くべき?
お話ししてきたマタニティレギンスを、妊娠したらどのくらいの時期から履くと良いのでしょうか。
マタニティレギンスを使用した方の中には、「お腹が目立ってきたときに使いはじめた」という方も多くいます。
とはいえ、マタニティレギンスはお腹に窮屈感を与えないように設計されていますので、一般的にはいつから使ってもOKなようです。
そのため、まだお腹があまり出ていない時期から使ってもOKです。
産後もしばらくは履けるので、約1年くらいはマタニティレギンスを履くことができるでしょう。
しかし、妊娠している間に活躍が期待できるマタニティレギンスは、選び方に注意しなければいけません。
デニムなどデザインだけで考えるのではなく、ふたつのポイントに注意して選ぶようにしましょう。
マタニティレギンスの選び方
デニムなどデザインだけに目を向けるのではなく、ふたつのポイントに目を向けてマタニティレギンスを選びましょう。
選び方のポイントひとつめは、「サイズ」です。
マタニティ用のサイズ感は、一般的な服のサイズ感と少し違ってきます。
サイズの表記も「M~L」や「L~LL」となっていることもあり、どのサイズを選べば良いか分からないかもしれません。
もしも、いつものサイズが「M」の場合は、マタニティ用も「M」もしくは「M~L」を選ぶことをおすすめします。
中にはアジャスターなどの機能の付いたマタニティレギンスもあるので、サイズ感に心配な方はこちらのものを選ぶと良いでしょう。
ふたつめのポイントは、「素材・機能」です。
マタニティレギンスは、素材や機能の種類もさまざまです。
夏であれば通気性が良く、UVカット機能があるレギンスがおすすめです。
冬は裏起毛のレギンスなどを選ぶと、あたたかさが増します。
敏感肌の方であれば、オーガニックコットン素材のレギンスを選びましょう。
ファッションを意識するのならデニムなどのデザイン性も大事ではありますが、マタニティライフを快適に過ごすのであれば、ここでのポイントも意識して選ぶことをおすすめします。
デニムレギンスを使ったマタニティコーデ
ここからは、レギンスを使ったマタニティコーデをご紹介しましょう。
まずは、デニムレギンスを使ったマタニティコーデからです。
●夏におすすめの爽やかコーデ
夏の定番コーディネートといえば、白のトップスにデニムを合わせたものではないでしょうか。
マタニティ用のデニムレギンスを使えば、マタニティ期でもデニムコーデを楽しめます。
ふんわりとしたシルエットの白ブラウスに、デニムレギンスを合わせてみましょう。
ここにローヒールの白パンプスを合わせれば、女性らしさもあるカジュアルコーディネートが完成です。
●冬はニット素材で可愛くコーデ
冬のファッションではニット素材が定番といえます。
ボリュームのあるニットセーターには、スキニー風のデニムレギンスを合わせましょう。
全体で見ると逆三角形のスタイルになるので、マタニティとは思えないほどスタイル良くコーディネートすることができるでしょう。
デニムレギンスだけでも、おしゃれなマタニティコーディネートを楽しむことができますが、ほかのレギンスを使ったマタニティコーディネートも次の項でご紹介します。
デニム以外のレギンスでもマタニティコーデを楽しもう!
デニムレギンス以外のレギンスでも、マタニティコーデを楽しむことができます。
●ライン入りレギンスでスポーティコーデ
近年はスポーツMIXコーデも人気ですね。
マタニティレギンスの中には、サイドにラインが入ったレギンスもあるので、妊娠していてもスポーツMIXコーデを楽しむことができます。
夏であればトップスは丈が長めのTシャツがおすすめです。
冬のトップスは、デニムシャツをケーブルニットのセーターにインしたスタイルなどを合わせると、おしゃれなコーディネートに仕上がります。
●オールシーズンにおすすめのワントーンコーデ
レギンスでワントーンコーディネートも可能です。
例えば秋であれば、ベージュのレギンスを用意し、トップスはカーキのチュニックを合わせます。
靴もベージュのローヒールのパンプスを合わせれば、アースカラーのワントーンコーディネートのできあがりです。
ほかの色でもワントーンコーディネートが可能ですので、季節に合った色でコーディネートしてみましょう。
ほかのレギンスでもおしゃれなマタニティコーデができますので、ファッションも楽しみながらマタニティ期を過ごしてみてはいかがでしょうか。
マタニティレギンスで妊娠中もおしゃれにコーデ!
妊娠中でもおしゃれを楽しみたい方であれば、マタニティレギンスはおすすめです。
お腹を冷えから守りつつあたためてくれるだけでなく、伸縮性にも優れているので、臨月や産後まで履くことができます。
デニムなどのマタニティレギンスを取り入れたコーディネートもご紹介したので、この記事を参考に、妊娠中もファッションを楽しみましょう。