スカートを簡単リメイク!おしゃれなレースの付け方をご紹介

シンプルなスカートにレースを付けて、イメージを変えてみたいと思ったことはありませんか。

古くなったスカート、丈が短かすぎるようになったスカートも、レースを付けることで、長さを変えることができます。

しかし、レースを付けるといっても、どうやって付けたら良いのでしょうか。

今回は、春に向けてイメージチェンジ、スカートのおしゃれなレースの付け方のご紹介です。

付け方色々!レースを付けてスカートを可愛くリメイク

スカートの種類や素材も色々ありますが、簡単に後付けでレースが付けられるものがあります。

無地のスカートに飽きてしまった、コスプレ用に自分でスカートをリメイクしたい、と思ったことはありませんか。

子どものスカートが短くなったのでレースを付けて長くしたい、スカートにレースを付けておしゃれで可愛くしてみたい、と思いませんか。

しかし、どんなスカートでも簡単にレースが付けられるわけではありません。

まずは、持っているスカートが簡単にレースが付けられるかどうかを見てみましょう。

一番簡単なものが、綿のギャザースカートやポリエステル素材のギャザースカートです。

ギャザースカートは裾が線のようにまっすぐではないため、レースが多少曲がってついてもあまり目立ちません。

そのため、少し苦手、忙しいからしつけなしで縫い付けたいという時でも、付け方は簡単です。

手縫いで付けることもできますので、ミシンがなくても大丈夫です。

毛100%素材のスカートは、遊び用のスカートではないものがほとんどです。

あまりこういったことには向きませんので、古くなったからリメイクしたいというものだけにしましょう。

スカートを洗濯機で洗うなら、できるだけ化学繊維や化学繊維と混紡のスカートにしましょう。

また、最近はポリエステル生地の洗える着物をリメイクするということもできます。

プリーツスカートの場合は、スカートの裾に直接付けるよりも、内側の裏地にしましょう。

チェックのプリーツスカートの裾からレースが見える、というのは良くアイドルのスカートで見ることができます。

同じようなスカートを作ってみませんか。

浴衣をレースで飾って、他の人と違う可愛いものにしてみたい、と思っているママ向きのリメイクもあります。

スカートだけでなく、子どもの着物をかわいくリメイクして着せてみたい、という場合の付け方もご紹介してみます。

レースの付け方を工夫するだけで、あなたが持っているスカートも、子どものスカートも簡単に可愛くリメイクができます。

レースの付け方をご紹介!簡単にスカートの裾に付ける場合

それでは、スカートにレースを付けて、リメイクするための準備です。

まずは、レースを用意しましょう。

レースにも色々ありますが、スカートのどの部分に付けるかを考えます。

スカートの裾に直接縫い付ける付け方と、裏地に付けて、裾の中から見える付け方があります。

また、裾の下ではなく、裾よりも少し上に付けて、模様のように付けることもできます。

チュールレースのように大きなレース生地を購入し、スカート全体を上から覆うように付ける方法もあります。

他にも、スカートをふわっとさせるために、内側にレースのペチコートとして付けるという方法もあります。

まずは、無難な裾のレースの付け方です。

レースには、細いものから生地になっているものもありますが、裾に付けるなら幅が7~10cmくらいのものを用意します。

あまり細いとレースを付けてもほとんど目立ちません。

できれば、5cm以上のものが良いです。

裾に付けると、1cm以上は縫い代になってしまうので、目安は7cmあるといいでしょう。

レースの種類も目の細かい上質なものから、綿レースまで色々あります。

普段使いや子どものスカート、コスプレのようにレースをはっきり見せるなら、綿のフリルレースがお勧めです。

値段も手ごろで、遠目にもはっきりと見ることができます。

ギャザーレースならそのまま縫い代を1cm取り、スカートの裾の裏側から手縫いで縫い付けましょう。

綿のスカートなら、裾線のミシン目に沿って、縫うと縫い目がまっすぐになり目立ちません。

5mmくらいの並み縫いで縫い付けると、簡単に取れません。

むしろ、ミシンで返し縫いを忘れてしまうよりも、手縫いでしっかりと縫い付けるほうが安心です。

玉止め玉結びは、必ず内側にします。

また、器用な人なら裾の内側にある裾上げの縫い代に留め付けると、表に全く響くことなく縫うことができます。

もちろん、手縫いでもはじめと最後は、本返し縫いか半返し縫いを忘れずに縫ってください。

レースのはじめと終わりは、1cmの縫い代で縫って、スカートの中側で縫い代を開いておきましょう。

レースの付け方をご紹介!丁寧にスカートの裾に付ける場合

少し丁寧にレースを付けたい場合は、一度裾をほどきます。

レースを裾線に合わせて、きちんと切ります。

スカートの裾全体の長さより、2cmほど長めに切って、1cmの縫い代で輪の形になるようにミシンで縫います。

この時、ねじれないように注意しましょう。

輪になったレースと、ほどいた裾の線を合わせて、しつけをかけます。

スカートは裾の縫い代を下ろした状態で、表にします。

その上にレースを乗せます。

この時、スカートの縫い代が多い場合は、レースに合わせて切っておきます。

縫い代は1.5~2cmくらいが理想です。

スカートが三つ折りで1cmの縫い代がある場合は、アイロンで一度広げて2cmの縫い代にしておきます。

レースは、スカートの裾の縫い代の上に、レース部分が上に向くようにして置きます。

裾と縫い代がちょうど合うように、ということですね。

もちろん、内側がスカートの表とレースの表になる、中表にしてください。

間違えると、レースが裏向きになってしまいます。

しつけをしっかりとして、レースが縒れないようにしましょう。

ミシンで丁寧に縫い合わせます。

厚手の生地なら、スカートとレースの縫い代を合わせて、ロックミシン、またはジグザグミシンをかけます。

縫い代は裏側から上方向に倒して、しっかりとアイロンをかけます。

厚手の綿のスカートなら上からステッチをかけるように、さらにミシンで留めると安心です。

薄手の生地なら、縫い代はスカートだけジグザグミシンをかけて、割ってアイロンをかけます。

薄手でもポリエステルなら、上からステッチをかけた方がしっかりと縫い代が収まります。

付け方は面倒ですが、市販のレース付きスカートのようにはなります。

しかし、ミシンがないと少し難しいですね。

手縫いでもできますが、手縫いで縫い付ける時は2mmくらいの縫い目で縫ってください。

スカートをフワフワに見せる裏地のレースの付け方

スカートの裾に直接付けるのも良いですが、スカートの裏地に付けることで裾をそのままで利用することができます。

裏地に付けるため、飽きてしまったらすぐに外すことも可能です。

スカートの裏地はスカートの表よりも内側についているため、レースを長く用意する必要があります。

裾に直接付けるよりも、内側からチラ見えするところが、より可愛く見えるというのもあるでしょう。

レースを幾重にも重ねて裏地に付けると、アイドルのスカートのようにフワフワになります。

レースを段々に縫う付け方なら、さらに綺麗に見えます。

裏地ならギャザースカートやフレアースカート以外でも、レースを付けることも可能です。

プリーツスカートでも、裏地に縫い付けることでレースの付け方が簡単になります。

一番長めのものを裏地の裾に直接縫い付けたら、それよりも下に、段々になるようにレースを付けていきましょう。

3重4重と付けることで、より内側からフワフワになります。

裏地に直接付けるのではなく、レースのペチコートにする付け方もあります。

ペチコートにすることで、必要な時にレース付きのスカートにしたり、いらない時にレースなしのスカートにもなります。

ペチコートは市販のもので充分ですが、元々ついているレースに、さらに何重にも重ねることで、ペチコートというよりもドレスの中に履くパニエになります。

ペチコートのレースの付け方は、ギャザースカートの裾に付ける時と同じで、簡単に付けることができます。

表から見えるわけではないため、スカートの裾に付けるよりも簡単です。

スカートの上にチュールレースを重ねる付け方

レース生地をスカートの上から重ねると、今までのスカートと違うスカートにリメイクすることができます。

市販されているレースを重ねたスカートもありますが、普通の綿のスカートの上に、チュールレースを重ねると同じようなスカートになります。

チュールレースを重ねる時は、綿や毛のスカートではなく、ポリエステルの薄手のギャザースカートやフレアースカートにしましょう。

黒・白のチュールレースなら、中に細かい模様のあるスカートでもきれいです。

スカートに大きな花や、雲のような模様があると、白のチュールレースから中の模様がレース越しに透けるように見えます。

レース地が薄くて細かいと、なかの模様が上品に見えるので、そのまま履くときと違う感じになります。

スカートと同じ幅のチュールレースを用意し、ミシンで縫って筒の形にします。

チュールレースは地の目でカットすれば、ほつれることがありません。

そのまま、上の部分を内側に1cm折って、均等にギャザーを寄せます。

スカートのウエストに、バランス良く縫い付けます。

見た目よりも簡単な付け方で、より可愛い素敵なスカートになります。

チュールレースは、スカートの上から付ける時、スカートよりも長めにしても良いですし、短めに用意しても良いです。

レースを長くするとフェミニンな感じになりますが、短めにすると可愛い感じになります。

チュールレースの目の細かさでも、細かい方が柔らかく上品な感じに、粗めの方がハリが出て可愛い感じになります。

レースの種類や付け方1つで、スカートのイメージも変わってきます。

着物をリメイク!和風スカートのレースの付け方

浴衣や着物をそのまま着るのではなく、短めにしてワンピースのように着たり、レースやリボンを付けて、可愛く着る方法があります。

成人式の振袖も、昔ながらの古風な着付けもあれば、レースやリボンを使った現代風の着方をする人もいます。

まずは、着物をそのままに、レースを利用した着物の着方です。

子どもが夏に着る浴衣に一工夫することで、さらに浴衣が可愛くなります。

まずは、浴衣の時に使う半幅帯の片側全体にレースを付けます。

この時、帯全部のレースを縫い付けても良いですが、両側に付けてしまうとごちゃごちゃした感じになります。

レースは帯の胸側、上になる方に付けると良いでしょう。

浴衣の衿に付けても可愛いです。

浴衣の衿は着る時に半分の幅に折って着ます。

初めから衿を折らずに着ることができるようになっている着物なら、そのままレースを付けます。

簡単な付け方でも、着物を着てしっかりと衿を留めれば、落ちることもありません。

しかし、折らないと着ることができない衿なら、着物に直接付けずに、付け衿、重ね衿として別に用意しましょう。

レースの重ね衿を作っておくと、浴衣だけでなくおしゃれ着の着物を着る時にも使うことができます。

しかし、レースをあちらこちらに付けてしまうと、ごちゃごちゃしてしまいますので、付けるのは衿、または帯だけにしましょう。

古くなった、着物や浴衣をワンピースの形にして着る場合は、裾を短めに切ります。

裾を着る時に、スカート部分になる裾にレースを付けます。

まずは浴衣を着て、おはしょりをせずに、そのままウエスト部分をベルトなどで留めます。

浴衣の裾は、膝よりも少し下の長さをスカート丈にします。

一度脱いでから、まっすぐに裾を切ります。

スカートの裾部分にレースを縫い付けます。

そのまま、打ち合わせ部分全部をすべてスカートにします。

スカートは、浴衣の前の打ち合わせ部分がギャザー分になります。

中に、パニエを履くことでスカートの裾が広がり、ワンピースのようになります。

着物をイメージして裾にふんだんにレースをあしらったワンピースは、アイドルグループが衣装として着ていたこともあります。

着なくなった可愛い着物があるなら、リメイクしてワンピースにしても良いですね。

スカートにレースを付けて可愛く

スカートにレースを付けると、今までのスカートとは全く違ったものになります。

普段使いのスカートでもとてもおしゃれになります。

レースの付け方しだいで、上品にも可愛いイメージにもなります。

付け方は簡単です。

今までのスカートにレースを付けて、新しいスカートのように履いてみましょう。