ストールというと、首に巻くだけだと思いがちですよね。
しかし、実際のストールの巻き方はさまざまです。
大判のストールを使えば、カーディガン代わりにすることもできます。
他にも、ちょっとした上着代わりとしても使うこともできるのです。
巻き方によって、服としても飾りとしても利用できる大判ストールはまさに万能アイテムです。
さまざまな巻き方や結び方、羽織りかたを研究して、最大限にストールを活用しましょう。
大判ストールの巻き方を覚えればカーディガンいらず!
大判ストールは通常のストールよりも名前の通り、大きいという特徴があります。
長さだけでなく、ストールそのものの幅も広いため、巻き方も通常のストールとは少し変わります。
大判ストールの大きさを活かした巻き方が多く、工夫次第で上着代わりにすることも可能です。
例えば、薄手のカーディガンやポンチョ、ボレロ代わりにも使うことができるようになりますよ。
女性が愛用している印象が強い大判ストールですが、もちろん男性も同様に使用できます。
店舗では、女性向けの色合いや大きさを重視したストールがまだ多いのが現状ではあります。
しかし一方では、男性向けの大判ストールの使用方法も多く紹介され、需要も伸びているのです。
誰もが手軽に使える大判ストールは、他にもシンプルなファッションのアクセントとしても重宝します。
コートの上からもゆったりと着る方法もあるため、ちょっとした色を入れたい場合にも使えますよ。
大判ストールのカラーはベーシックな黒から、明るいパステルカラーまで。
柄もシンプルな1色だけではなく、人気のアーガイル柄からヒョウ柄までと共に充実しています。
大判ストールを使って、新しいカーディガンやボレロ、コートなどのファッションを楽しみましょう。
まずは基本の巻き方から!大判ストールを首に巻いてみよう!
まずは大判のストールの巻き方の基本となる、首への巻き方を見ていきます。
コートやカーディガンといった巻き方の前に、基本となる部分を覚えると、応用しやすくなりますよ。
通常言われるストールは、首に巻きつけることが前提です。
そのため首への巻き方も多数用意されています。
大判ストールの巻き方も、余る丈は異なるものの、通常のストールと同じ巻き方なのです。
ストールの巻き方と合わせて、大判ストールの基本の巻き方は全部で4種類です。
まずは基本となるループ巻きは、横に2つ折りにして首の後ろに回し、輪の中に端を通します。
2つ目のミラノ巻きは、ストールを1周巻いた後、2回輪を作って端を通す方法です。
3つ目のポット巻きは、ストールをねじって輪に通す方法、いずれも結ぶことを念頭に置いています。
最後は、大判ストールの基本ともなる巻き方ですが、まずは肩にストールをかけて、両端を持ちます。
2回結んで、結んだ輪を首の後ろにかけてできあがりです。
最後の巻き方は、大判ストールの大きさを活かした、着る方法に近い巻き方であることが特徴です。
まだまだ巻き方だけでも4種類以上ありますので、自分の巻き方も見つけてみましょう。
大判ストールは着ることも!カーディガン風の巻き方も可能!
ここからは、着る大判ストールの巻き方を見ていきます。
人気のカーディガン風アレンジは、幅が65センチ以上のストールでできるアレンジです。
またカーディガン風の巻き方は、ボレロ風にもアレンジすることができる巻き方です。
最初に、大判のストールを広げて肩を覆うように羽織った後、手前に角と角を手に持ちます。
この時、同じ横の辺の端を持たないと、失敗してしまうので注意してください。
角同士を背中に回し、そのまま固結びをしたら、結び目を隠すように上からストールをかぶせます。
これで大判ストールで着る、カーディガンのできあがりです。
非常に大判のストールを使う方法ですので、ストール自体を選ぶアレンジ方法となっています。
しかし手軽にできる方法で温かさも大きいため、寒いと感じた時にすぐできます。
普通サイズのストールや、65センチ以下の幅の大判ストールでこの方法を使うとボレロになります。
厚手のストールよりも薄手のストールのほうが羽織りやすく、見た目も華やかになりますよ。
カーディガンだけじゃない!ジレも!着る大判ストール応用編
ジレとはベストを意味する言葉で、ベストの背中部分が無く、背中はエプロンに近いイメージです。
ジレ風と言われると、スヌードで使われるというイメージが強い巻き方かもしれませんね。
大判ストール、ロングストールといわれるストールでできる方法で、手軽な装飾に向いています。
巻き方は、まず使うストールを広げて肩にかけ、前側に両端を垂らして体の外の角を手に持ちます。
持ち方はカーディガンのときの巻き方と同じく、同じ辺の角と角を手に持ちましょう。
手に持った角二箇所を、背中に持っていって腰のあたりで固結びすれば完成です。
この使い方は、薄手の生地で作られたストールや、春や夏用の軽いストールが向いています。
色は濃淡問わないため、日常で色を取り入れたい時に手軽にできる巻き方としても使えます。
ジレ風の巻き方はメンズでも気軽にできる巻き方ですし、男女問わず手軽に巻くことが可能です。
カーディガン風の巻き方よりも、使えるストールの幅や大きさを問わない点がうれしいですね。
男性も大判ストールを楽しもう!覚えたい巻き方は全3種類!
男性にも大判ストールを使いこなせる巻き方があります。
女性で言うカーディガン風の巻き方はできないのですが、先程のジレ風の他にも巻き方はあります。
覚えておきたい男性の大判ストールの巻き方は、全部で3種類です。
ストールの巻き方となるワンループ巻きに加え、ぐるぐる巻きとたらし巻きになります。
ワンループ巻きは先程もご紹介した通りですが、ぐるぐる巻きとたらし巻きは聞き馴染みがないかもしれません。
しかし2つとも、とてもシンプルな方法ですので、すぐに覚えて実践することができますよ。
ぐるぐる巻きは無造作に大判ストールを首に巻き付ける方法です。
首元にボリュームを付ける巻き方で、できるだけ顔の方にストールを寄せるときれいにまとまります。
たらし巻きは、そのまま大判ストールを首にかける方法です。
シンプルですが、温かさよりも見た目を重視している巻き方ですので、おしゃれに使いたい巻き方です。
縦長に見える特徴があるので、背を高めに見せたい場合に便利な巻き方ですよ。
どうしてもストールが落ちゃう?巻き方とピンを併用しよう!
大判のストールを巻いていても、どうしても落ちてしまうときがあります。
そのような場合には、まず巻き方を改めてみましょう。
大判のストールは全体的に重みが中心にかかると落ちやすくなります。
できるだけ背中の中央に、大判ストールの中心が来るようにすると、落ちにくくなりますよ。
カーディガン風やジレ風といった巻き方をしている場合は、結び目を大きくします。
結び目が小さいと、ストールそのものを支えることができなくなっている状態になります。
そこで結び目を大きくすることで、しっかりとストールを支えることができるようになるのです。
どうしても落ちてしまう場合は、ストールそのものをピンで固定してしまいましょう。
なで肩であったり、大判ストール自体や下に来ている布が滑りやすいなど、理由はさまざまです。
自分でどうすることもできない理由でストールが落ちてしまう場合は、一工夫すると落ちません。
ストールをカーディガンに!巻き方次第で手軽におしゃれを!
大判ストールは、巻き方次第で手軽にカーディガンやジレを楽しむことができるアイテムです。
日常の生活ではもちろん、結婚式やちょっとした式典などでも応用できます。
女性だけでなく、男性も使える巻き方もありますので、性別問わずに大判ストールを楽しめます。
使い方や巻き方に応じて雰囲気も変わります。
さまざまな方法を試して、多くの場面とストールで、おしゃれを楽しみましょう!