ワッペンは、無地のカバンやシャツにつけても使えますし、柄のあるものにつけても使えます。
しかし、デニムやキャラなど、限定されたデザインはどうしても種類が限定されてしまいます。
解決方法としては、自分で作ってしまうという便利な方法があります。
これはおすすめの解決方法ではあるのですが、初心者にとってはハードルが高いのも事実です。
そこで、ここではそのハードルを越えるために、ワッペンを手作りする方法を見ていきましょう。
手作りのワッペンに使える生地とは?デニムも大丈夫!
手作りのワッペンを作るときは、さまざまな生地を使うことができます。
ちょっとした生地の余り布で十分ですので、気に入った柄の生地でもいいですね。
キャラクターがプリントされている生地の部分を使って、ワッペンを手作りすることもできます。
コツとして、手作りのワッペンを作るときには、ちょっと厚めの生地を使うことです。
厚めの生地であれば、よりしっかりとしたワッペンになります。
市販品に近づけたい場合も、なるべく厚めの生地を作ると、より市販品に近づきますよ。
おすすめの生地はデニムやバッグに使われている分厚い生地あたりがおすすめです。
薄くてももちろん問題ありませんし、使えない生地はほぼ無いといってもいいでしょう。
ワッペンを作るときは厚手の接着芯を使うので、布の厚さはあまり関係ありません。
先ほどのデニムやバッグの生地以外にも、フェルトや綿、アクリルでも作れます。
手作りに使える形もさまざまで、例えば動物や電車、植物など、生地同士を組み合わせてワッペンにすることもできるのです。
まさに世界に一つだけのグッズを手作りできるという魅力と可能性を秘めています。
デニムのワッペンを手作りするのに必要なものは100均で!
ここではさまざまな生地の中でも、デニム生地と手作りワッペンについてを見ていきましょう。
まずはデニム生地でワッペンを手作りする方法です。
デニム生地でワッペンを手作りするために必要な道具は、ほとんど100均で揃います。
基本的に必要なものに特別なものはありませんので、家にすでに揃っている人もいるかもしれません。
必要なものは糸きりばさみや針、アイロン、布用のペンです。
ほかにも手芸用ボンドや型紙用に薄いトレーシングペーパーもあると便利ですね。
材料として使うのは、布とフェルト(接着芯でも)と刺繍糸の3点です。
刺繍糸の代わりに、布用のボンドなどではりつけて作る方法もありますよ。
デニム生地は針が通りにくいので、少し長めの針を使うと心強い味方になってくれます。
デニム生地に糸を使って、図柄を描くことになりますので、あまり濃い色だと線が見えないことも。
最初のうちは薄めの色のデニムを使って刺繍するか、ボンドで張り付けると作業がしやすいです。
ほかにも100均で買える便利グッズには、ビーズや刺繍枠などもあります。
これらは無くてもいいのですが、あると格段に作業の効率が上がります。
売り場の近くにあったときや目に入ったときに、一緒に買っておくと便利ですよ。
デニム生地に糸で絵を描く手作りワッペン
手作りワッペンの作り方には、いくつかの方法があります。
一番かんたんな方法は、好みの数字や英字などの形に生地を切り取り、接着芯をつけます。
あとは切った生地のふちを巻き、かがり縫いすればできあがりです。
単純な柄でかんたんに作りたい場合にはおすすめの方法です。
中に言葉や顔などを入れたい場合は、布用のペンや写し紙でまず生地に絵柄をいれます。
あとは入れた絵柄通りに、刺繍糸で縫っていくのですが、ここでは太目に何度か糸を入れます。
そうでないと糸が細すぎて線が見えなくなってしまい、せっかくのデザインが消えてしまいます。
この基本の2点の方法を押さえておけば、他の方法も応用です。
デニムを下地にしてフェルトで色ごとにパーツを作り、縫い合わせればキャラワッペンも作れます。
デニム以外でも作り方は同じですので、デニム生地を生かしたワッペンを作ってみてもいいですね。
ワッペンを手作りするとき、刺繍糸を使わず、布用のボンドですべて接着してしまう方法もあります。
この方法を使うと、特にデニムではざっくりとした印象のデザインのワッペンを作れます。
絵柄をワッペンに描きたい場合は、まず下書きを布に書き写し、その上から刺繍をします。
最初にご紹介した、言葉や顔を入れる方法と同じです。
あとは色を変えて糸で刺繍をしていき、好みの形に切り取って、接着芯、かがり縫いをしましょう。
工程によってそれなりの手間や方法は必要ですね。
ワッペンを手作りできることは、オリジナルグッズを作り出せること
ワッペンを手作りできるからといっても、他の刺繍は苦手だし、と思う人もいます。
しかし実際には、ワッペンを手作りできることで、自分自身のオリジナルのグッズを作れることになるのです。
例えすでに作られている図柄を使ってワッペンを作ったとしても、それは同じことです。
ワッペンを作る工程を見ればわかりますが、ワッペンを作るには緻密な作業が必要です。
緻密な作業には愛情が不可欠ですし、縫い方にもコツが必要になってきます。
ワッペンを作るために必要な縫い方は、布に布を取り付けることに秀でています。
ここでいうのであれば、デニム生地はボンドでは貼り付けが非常にしにくい生地の代表です。
ですから、デニム生地の縫い方さえ身につけてしまえば、ほとんどの生地を加工できることになります。
グッズを作り出せることは、何も技術に限定した話ではありません。
ワッペンを手作りしていくと、次に使う生地は何にしよう、次はどんな風に縫おうと欲が出ます。
欲が出てくるということは、それだけ知識も得ていくということ。
こうして創作意欲や、できることがどんどんと増えていくのです。
かんたんでかわいい!手作りワッペンデニムを自分で作る!
手作りワッペンの作り方がわかれば実践あるのみです。
せっかくですから、ワッペンデニムを作ってみましょう。
ワッペンデニムとは、文字通りデニム生地の服に、ワッペンを縫い付けたものです。
布用ボンドを使ってもいいのですが、せっかくなのでワッペンを縫い付けていきます。
ワッペンが取れる心配も減りますし、ボンドがはみ出ないという利点もあります。
作り方はかんたんです。
ワッペンを取り付けたいデニムの服を用意し、ワッペンを取り付けるだけなので、すぐにできます。
デニム生地の洋服には上下ありますが、スカートやジーンズなど、下の服装におすすめです。
シンプルなデザインのものが多いので、好きなワッペンを選びやすいのがうれしいですね。
古いデニム生地の服の傷や色あせ部分につけると、新しい雰囲気に変わります。
手作りのワッペンデニムを活かすためのコーデを知ろう!
手作りのワッペンデニムコーデには、雰囲気が最も大切になります。
エンブレムのようなワッペンであれば、メンズ寄りのコーデが合います。
ワッペンはどちらかといえばワンポイントとしての印象が強いため、柄ほど強いデザインにはなりません。
しかし、ワッペンデニムを上下で組み合わせるのはおすすめできません。
ワッペンデニムの下地として使われているデニムのデザインは似たようなものが多くあります。
ワッペンのデザイン同士がケンカしてしまっては、コーデどころではありません。
もちろん、デザイン同士の組み合わせによっては、すてきなコーデにもなります。
シンプルな服装に、ワッペンデニムがついている服装を選ぶと、ワッペンそのものを活かすことができますよ!
手作りのアイテムでデニムとワッペンの組み合わせを楽しもう
デニムとワッペンの相性は、切っても切り離せない関係になりつつあります。
中でもワッペンデニムの登場で、子供っぽいイメージのワッペンは、広い年齢層に浸透しています。
ワッペンもワッペンデニムもかんたんにリメイク・作成できるアイテムなので、どちらも楽しめる方法も数多くあるのです。
この機会にデニムとワッペンの組み合わせを見直して、新たなファッションとして取り入れても素敵ですね。